Always Autumn

Letter from Perth

でかレモン

2008-06-27 22:16:01 | 花や木や鳥の話
パースは気候的には地中海気候に似ているためか、レモンやオリーブなどが良く育ちます。

我が家の庭にもオリーブの大木と、レモンの木がありますが
レモンの方はちょっと剪定をしないとな、という感じ。




この写真を撮ったのは2日前。
空は雲ひとつない快晴でしたが、その日の夕方からいきなり天気が崩れ始め
その見事な変わりっぷりにちょっと驚きました。

で、今日は土砂降りでした。
万年乾燥のパースにしては、今年は雨が多いみたいです。

レモンは、ほぼ一年中花が咲いては実を付けている面白い木ですが
夏場は乾燥しているので、中身がぱさぱさだし、ちんまりした実がほんのちょっとなる程度。

我が家のレモンの旬は今頃から、初夏ぐらいまで。
この時期の実は、みずみずしくてとても甘さがあるのです。

何年か前、友人のご主人が
「この季節のYourレモンは甘くておいしい。そのまま食べても平気なぐらいだ」と言うや否や
木からその実を一個もぎ取り、文字通り、そのままかぶりついてペッペと皮を出しながら
丸ごと一個召し上がってしまいました

何という野生っぷりなのでしょ。

“そのまま食べても平気なくらい”と言うのは、ほんの例えだと思った私達は
驚いて開いた口がふさがりませんでした・・・。

そして旬のウチのレモンは、サイズが半端じゃなくでかいのです。

昨日、収穫した実の中で一番大きかったのがこれ。
どこの日本人家庭にもある、あのソースボトルの隣に並べてみました。




片手に持つと、ズシッと重たいです。




何と言いますか・・・手に余る大きさ?(笑)

ついでに何グラムあるか測ってみれば、684グラムありました。



面白くなったので、今度はメジャーで胴周りを測ってみれば、34センチ。

直径は、私が使うマグカップには収まりきらない10センチ。

レモンティーにしようと薄く輪切りにしましたが、カップの縁にギュウギュウつっかかってしまい
普通の薄切りレモンのように、優雅に浮かびませんでした


この日、スーパーのビニール袋に目一杯、5袋分収穫したので一袋は友人に
もう一袋は斜向かいの家に住む、一人暮らしのおばあさんに差し上げました。

そのおばあさんの家の前には、バス停があるのですが
今日、学校帰りの息子がそのバス停で降りたら、その方が丁度お庭にいて
息子にホームメイドのレモン風味パウンドケーキを渡して下さったの。

レモンのお礼だっておっしゃって。
息子は突然のことだったのでびっくりしたそうだけど、ちゃんとお礼は言ったみたい。
ケーキ付で、全速力で帰って来た息子に私もびっくりでした。

早速おやつに頂いておりました。

「ママさ、またレモンを持って行ってあげなよ、喜ぶよ」って・・・

うん、まあそうするけども。
君は何か期待していないかな、こら

たくさんのレモンを使い切るのに、しばらくは必死になりそうです。

料理に使ったり、お酢の代わりにドレッシングに使ったりホットレモンにしたり
しぼり汁を冷凍しておくのも良いかも。
とにかく、アイディアを総動員してがんばってみましょうかね。
ビタミンCでしわ撃退・・・なるかどうか


困るのが、お菓子作りの本に材料として「レモン一個分の絞り汁」とか書いてある時。

もう随分前のことですが。
こちらのお菓子の本を見ながら、レモンバターを作ろうとしたことがあるのです。

そしたらその本に、例によって「レモン一個分の絞り汁」と書かれてあったんですな。

私は、きっとここではウチのレモンは標準サイズなんだろうと思い込んでいたので
でかレモン丸ごと一個分の汁を使ったら・・・
これが大失敗

煮るうちにかたまってくるはずだった物が、レモンの汁っけが多すぎて固まらないのなんのって。

おかしいな、おかしいなと焦りながらも鍋の中身をかき混ぜていたけれど
砂糖がだんだん煮詰まってカラメル状態になり、黄色になるはずのレモンバターは
単に茶色のどろどろ液と成り果ててしまいました。

あ~あ。
嫌なことを思い出してしまった


それからはなるべく「レモン汁〇〇cc」と書かれてあるレシピを使うことにしています













Comments (5)
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