カメラを触るのに、覚えた起きたいキーワードは以下の3つ。
1.開口値(F値)
2.シャッター速度
3.被写界深度
今回は、3つ目の被写界深度の話。
この値を深く意識すると、つまりピントが合う範囲を調節することが可能に。
もし、任意のポイントのみを強調しようとするなら、深度を浅くすることで周囲がぼやけた写真を。
逆に、集合写真などで全体を満遍なく写したいのなら、深度を深くすることが必要です。
それでは、どのようにすれば、この値を調整できるのか?
それは、撮影時にカメラの映像素子に照射される光量を調節すればよいわけです。
おそらく、デジカメを使っている方でこのような経験をしたかたはいるはず。
お店の中なので、写真がうまく取れない。
明るい場所ならいざ知らず、居酒屋など薄暗い店内だと写真のピントがどうしても合わないと。
これは、被写体にピントが合うにはある程度の光量が必要であることから
薄暗い店内、もしくは高倍率にすると光量が不足することが、ピントが合いにくい答えです。
つまり、ぼやけた写真を撮るには光量を意図的に減らせばよいわけで、
そのためには、上2つのパラメータをいじることになります。
絞りを閉じ(F値小)て、シャッター速度を早めることで映像はぼけやすくなると。
この値を適当な組み合わせにすれば、コナン君が映えて、後ろのテレビのメーカをひた隠すことに成功するわけです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます