天気予報

　　　　　　　　　　　　さっきまで青空見えていたのに
　　　　　　　　　　　　今は曇り空
　　　　　　　　　　　　やっぱり今日は雨かしら

　　　　　　　　　　　　天気予報
　　　　　　　　　　　　あたる時もあるし
　　　　　　　　　　　　あたらない時もあるね

　　　　　　　　　　　　晴れたら
　　　　　　　　　　　　自転車で気持ちのいい風の中走れるし
　　　　　　　　　　　　曇りなら
　　　　　　　　　　　　ちょっと洗濯物が心配
　　　　　　　　　　　　雨の時には
　　　　　　　　　　　　傘をさして歩いてみようかな

　　　　　　　　　　　　明日の空は
　　　　　　　　　　　　本当は誰にもわからない

　　　　　　　　　　　　晴れの日も
　　　　　　　　　　　　曇りの日も
　　　　　　　　　　　　雨の日も
　　　　　　　　　　　　雪の日も
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　色んな天気は自然の気持ち…

　　　　　　　　　　　　嬉しい時には喜んで
　　　　　　　　　　　　悲しい時には泣いたっていい
　　　　　　　　　　　　怒ることがあったって
　　　　　　　　　　　　それはみんな自然な事
　
　　　　　　　　　　　　こころの中の天気予報
　　　　　　　　　　　　自分にだって分からないから
　　　　　　　　　　　　自然のままでいいんだよね

　　　　　　　　　　　　今日は雨だって
　　　　　　　　　　　　明日晴れてくれれば
　　　　　　　　　　　　それでいい

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

ここにいるからね…

　　　　　　　　　　　　みんな
　　　　　　　　　　　　だいじょうぶよ
　　　　　　　　　　　　ママはここにいるからね


　　　　　　　　　　　　ほっ…
　　　　　　　　　　　　よかったね


　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

こっちだよ～

　　　　　　　　　　　　お～い
　　　　　　　　　　　　こっちだよ～
　　　　　　　　　　　　ここにいるよ～

　　　　　　　　　　　　あ～よかった！

　　　　　　　　　　　　…ママは？

　　　　　　　　　　　　…ママ～！

　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

おいてかないで～

　　　　　　　　　　　　これはなにかな？
　　　　　　　　　　　　たべられるのかな？
　　　　　　　　　　　　くっついてくるよ～

　　　　　　　　　　　　あれっ？
　　　　　　　　　　　　みんな　まって～
　　　　　　　　　　　　おいてかないで～

　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

自転車こいで

　　　　　　　　　　　　外は強い風
　　　　　　　　　　　　負けないように
　　　　　　　　　　　　自転車こいで！
　　　　　　　　　　　　桜はまだ見られるかな？
　　　　　　　　　　　　坂道を
　　　　　　　　　　　　ブレーキかけずに駆け下りる

　　　　　　　　　　　　桜だけしか頭に無かったけれど
　　　　　　　　　　　　行ってみたら…

　　　　　　　　　　　　桜の下に
　　　　　　　　　　　　白い雪柳の道
　　　　　　　　　　　　土手にはたくさんの
　　　　　　　　　　　　黄色いタンポポ
　　　　　　　　　　　　紫色のすみれの花

　　　　　　　　　　　　春の綺麗な緑と
　　　　　　　　　　　　色々な春の色は
　　　　　　　　　　　　嬉しくて
　　　　　　　　　　　　いつまでも見ていたい


　　　　　　　　　　　　…
　　　　　　　　　　　　子どものように
　　　　　　　　　　　　スピード出して駆け下りた坂道

　　　　　　　　　　　　行きはよいよい
　　　　　　　　　　　　帰りは
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　グッタリ…

　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

さあ！

　　　　　　　　　　　　さあ！
　　　　　　　　　　　　もうすぐ
　　　　　　　　　　　　元気な声が走って来る
　　　　　　　　　　　　時々けんかして
　　　　　　　　　　　　しゅん…としながら来たりするけれど
　　　　　　　　　　　　帰る頃には仲直り
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　細い字が好きなお姉ちゃんと
　　　　　　　　　　　　紙からはみ出すくらい
　　　　　　　　　　　　元気な字を書く妹ちゃん
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　さあ！
　　　　　　　　　　　　私も負けないように
　　　　　　　　　　　　頑張ろう！
　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

雨上がり

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　雨上がり

　　　　　　　　　　　　やわらかな色


　　　　　　　　　　　　つかの間の

　　　　　　　　　　　　ひかりを受けて

　　　　　　　　　　　　花びらの中


　　　　　　　　　　　　ちいさな想い
　
　　　　　　　　　　　　あたためる

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

野の花

　　　　　　　　　　　いちめんの野の花は風に揺られ

　　　　　　　　　　　花の上にはひらひらと飛ぶ蝶

　　　　　　　　　　　目の前に広がる風景が

　　　　　　　　　　　綺麗だと思う

　　　　　　　　　　　花として…

　　　　　　　　　　　蝶として…
　　　　　
　　　　　　　　　　　人として…

　　　　　　　　　　　その意味を考え

　　　　　　　　　　　流れる風を感じながら

　　　　　　　　　　　静かに歩き出す

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

小さな芽

　　　　　　　　　　　　小鳥の落し物？

　　　　　　　　　　　　それとも

　　　　　　　　　　　　小鳥が隠していった宝物？


　　　　　　　　　　　　大きな木の洞の中に

　　　　　　　　　　　　守られるように

　　　　　　　　　　　　小さな緑の芽がひとつ

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ぽとん…と

　　　　　　　　　　　　洞の中に落ちた何かの実は

　　　　　　　　　　　　芽を出し

　　　　　　　　　　　　どんどん大きくなって

　　　　　　　　　　　　どんなふうに育っていくのでしょう

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　私にはずっと見守る事はできないけれど

　　　　　　　　　　　　大きな木は

　　　　　　　　　　　　ずっと　ずっと

　　　　　　　　　　　　守ってくれるでしょう

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　今頃　小鳥が来て…
　
　　　　　　　　　　　　あれっ？

　　　　　　　　　　　　僕の宝物はどこにいったんだろう？

　　　　　　　　　　　　小さな芽の隣で

　　　　　　　　　　　　きょろきょろ探しているかもしれないね


　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

カケスの羽

昨日は花冷え、というような寒さ

入学式で、早く帰ってきた息子が退屈そうだったので

いつのも鳥見コースへ…

川沿いには桜の花が満開で

あまり人の通らないこの場所にも

綺麗に咲いた小さい桜の木がありました

ひっそりとした中に

ほっとするような桜の色です

 

 

高い木の上にカラスが巣を作っていたり

カワセミも何だか忙しそう？

遠くの方にいて

近くまで来てくれませんでした

途中、息子は枯れ草の中に

カケスの羽を見つけ

お～お～喜びでした

またひとつ

コレクションが増え

家に帰ってからなにか黙々とやっていました

 

男の子の宝物…

机の中にはなにやら

不思議なものでいっぱいです

女の子には分からないものばかり…