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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

カモ第3陣―ハシビロガモ

 9月最後の日の朝は台風の影響のせいか、白山のような形をした雲が現れた。電線が邪魔であるが、形は面白い。
   白山を形どったような雲

 鴨池観察館からのマガン渡来の報に、大聖寺川周辺に出かけてみた。残念ながら、マガンに遭遇とはいかなかったが、川で泳ぐハシビロガモを見つけた。カモ渡来第3陣である。

     ハシビロガモ

 逆光下で、しかとは判別しにくいが幅広く長い嘴の形からして間違いないと思われる。ハシビロガモは、エクリプス、サブ・エクリプスを経て、真冬から早春にかけて繁殖羽に変るそうであるが、写真の個体は、未だ若鳥の状態のようである。
 近くの田では、ノビタキが忙しく飛び交っていた。ノビタキは、夏鳥として渡来する。渡来時には大きな群れではないため、出会うのは必ずしも容易ではないが、オスは頭、背、尾羽の黒が目立ち見間違う事はない。
     初夏のノビタキ
   ノビタキの若鳥

 秋には、集団で稲田の中などを飛び回るため見つけやすいが、オスの黒色は少なくなり、見間違うこともある。

      冬羽移行中のオス

 オスもメスも秋には胸元の明るい茶色、頸の白い輪などが特徴である。








   田の杭に止まるノビタキ





    田の草に止まるノビタキ

 秋の一区切りを感じる鳥である。
 今日はマガンを求めて再挑戦し、幸いにも成功した。次回に報告したい。

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