
今年は雪が平年並みに降り、1月2月は森周辺の日影では、雪が完全に消えることは無かった。森では天候によっていろいろな動物や小鳥が見られる。イノシシの足跡が見られることもある。雪の少ない所ではフキノトウが芽を出し始めた。

イノシシの足跡

フキノトウ
雪の日には普段あまり人前に出てこないトラツグミが現れることもあると2月22日に報告した。雪が降っても春が近づくと、シロハラ、カシラダカやアトリ、用水路近くのブッシュや開けた森ではアオジやシメ、ミヤマホオジロも見られる。




シロハラ




カシラダカ


アトリ



アオジ

シメ

ミヤマホオジロ
これらを見ているとエナガの群れが現れることもある。こちらは忙しく動き回り波のように去っていく。








エナガ
雪の水辺ではジョウビタキがただ1羽佇んでいることがある。



ジョウビタキ
時にはオナガが現れることもある。


オナガ
あまり落ち着きのない鳥で、ギャ、ギャと鳴きながらよく移動する。嵐が通り過ぎるような感じがする。
とは言え春である。
これだけの雪が降る所にも渡り鳥が越冬に来るんですね。
冬の間の食料はどうしていたのかと不思議に思います。
我が家方面(瀬戸内地方)は雪はほとんど降らず、田んぼの跡もそのまま出ていますし
木の実も豊富でエサの心配はないようです。
エナガは掌に包まれてしまうほど小さいのに、他の鳥と同じようにこの環境で越冬出来たわけですね。
小さいのにえらいですね(^_-)-☆
コメントありがとうございます。こちらでも昨日は春の盛りのような陽気でしたが、昨夜には霰が降ったようです。ただ以前よりはずいぶん暖かく感じます。
コハクチョウやヒシクイなどの大きな鳥にとっては、石川程度の雪なら問題ないと思えます。エナガは渡り鳥ではありませんから、昔からこの環境に適応してきたものと思います。ただ、雪があまり降ると、森の中で餌を探すのが難しくなると見え、除雪した道路などの開けた場所にも多くの鳥が出て来、観察しやすくなることもあります。