歌って遊んで切られてキレて

昨夜はカホンを置きに結ま～るへ。
寝不足と疲労が溜まっていたのですぐに退散するつもりだったのだが、常連さんやスタッフと話しているうちにすっかり尻に根が生えてしまい気が付けばいつものように歌声喫茶状態に。
半ば予想していた事ではあるが、まぁこれはお店が居心地の良い空間だということですな。

さて楽しい時間を過ごした私はお店を後にして車で国道一号線を南下。
平日の夜は道路も空いていたので『すばやど節』を口ずさみながら気持ちよく車を走らせていると、ケータイが鳴った。
メールである。
音でわかる。
前の信号が赤になった。
車を減速し、止まる直前に、ポケットの中のケータイを取り出し、受信メールを見た。内容はわずか１行だったので一瞬で内容を理解できた。
そして車は完全に停車した。

するとどこかのバカが急に左側の窓を叩くのでドキッとしてそちらに目をやると自転車にまたがった警官ではないか。
片側３車線の真ん中の車線、しかも夜11時過ぎ、停車中に急に窓を叩かれれば驚きもするだろう。

警官曰く、運転中に携帯電話を注視しては危険だ、と。
昨日もそれが原因で事故が起き、自分はその処理をした、と。

そして「自分はあそこからずっと見ていた」などと言うが、夜中の国道の第２レーンを走る車の運転手が車内で何をしているかを、舗道から見てわかるのか？
すげぇな、お前。

注視はしていないし、赤信号で止まる寸前、１行だけの文面に目をやっただけだ、と説明したが受け入れてくれるはずもなく、「貴方は携帯電話を注視していた」の一点張り。約50ｍ先の交番に来るよう言われた。

交番では一生懸命マニュアル通りの口上をまくし立てる警官。
「危険ですから、危険ですから」を繰り返しせっせと青キップを作成している。
お前みたいな奴が一番キケンなんだよ。

こちらは危険という意識も罪の意識もゼロである。
「あ～ぁ、ツイてねえなぁ～、無駄な６千円とられちまった」程度で、すこぶる不機嫌である。
この警官の言葉遣いが少しでも悪かったら咬みついてやろうと心の中でファイティングポーズをとっていたが敵はなかなかボロを出さない。それも面白くない。

もう一人いた警官はこちらも間抜け面をして車のナンバーを控えている。
たかだかこんな件にお巡り二人も要らんだろ！
一人は外でも見張っとけ！
目の前は国道だぞ！

帰りに見送りに出てくるかと思ったら二人とも出てこなかった。
入る時は一人が誘導したクセに。
「ではお気を付けて」なんて言うくらいなら車が国道に出る時くらい誘導しろよ。
こっちは６千円も払ったお客様だろ？
ガソリンスタンドだったら千円のお客さんでも窓を拭いて道路への誘導もちゃんとするぞ。

全くもって不快であった。