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1971 BMW 3.0 CSL 動画

2010-08-30 16:11:33 | FM3 Forza3 (Xbox360)
今日は久しぶりにFM3の収録車種紹介をすることにします!


今日から紹介するメーカーは「BMW」になります。
BMWに関しては、このブログでは常連のメーカーですが、今回もメーカー紹介から始めます。




「BMW(ベー・エム・ヴェー)」は「グスタフ・オットー」さんが1916年に航空機エンジンメーカーとしてドイツのバイエルン州ミュンヘンに「バイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ株式会社(BFW AG)」が創設されたのが始まりです。
その設立翌年の1917年に「バイエルン発動機製造株式会社[Bayerische Motoren Werke AG(バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲー)]」に社名を変更し、通称「BMW」としてスタートを切ります。
その1917年にBMWは初めての航空機エンジンを世に送り出し、10月にはこの写真の基本デザインの変わらない「回転するプロペラをイメージしたエンブレム」を「帝国特許事務所」に登録しBMWのエンブレムとして正式に認可されました。

1914年から1918年にかけて行われた第一次世界大戦で負けたドイツは航空機製造を禁止され、その関係で航空機製造が出来なくなった「バイエルン航空機製造会社[Bayerische Flugzeug Werke(バイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ会社)](通称BFW)」は仕方なく「モーターサイクル(バイク)」を製造していたのですが、その「BFW」と「BMW」は合併を行い「モーターサイクルメーカー」としての「BMW」がスタートします。

ですが、1926年に航空機製造部門を「BFW」として分離しました。
ちなみに、この「BFW」は1938年に社名変更を行い「メッサーシュミット」となっています。

世界恐慌が発生した1929年にイギリスの「オースチン」の「セブン」のライセンス生産で、4輪車である「BMW Dixi(ベー・エム・ヴェー デキシー)」を製造し、初めて自動車製造を行います。
世界情勢がますます悪くなっていく、1932年に遂に「BMW」は「3/20 AM 1」という自社開発の自動車の製造を開始しますが、7年後の1939年より第二次世界大戦に突入し、ドイツ軍の飛行機エンジンの製造などを行います。

そして1945年5月8日にドイツは敗戦を認めヨーロッパでの戦争は終了しますが、その後の命令により「BMW」は3年間の操業停止を受けます。
3年後の1948年にようやく操業を再開し「モーターサイクル」の生産を再び開始し、それから3年後の1951年には戦後初の自動車の「501」を製造を開始します。

しかし、1959年に経営不振となり倒産の危機になり、同じドイツの自動車メーカーである「ダイムラー・ベンツ」による吸収合併の計画が持ち上がりますが、実業家の「ヘルベルト・クヴァント」さんが大幅に投資したため、この吸収合併の計画は回避されます。
1959年8月から生産を開始した「700」と1962年から生産を開始した「1500」の2つの小型車により、経営は回復し販売を拡大していく中、航空機エンジン製造部門の「BMWエンジン」を売却し「航空機エンジン製造」の歴史に一旦幕を下ろします。

それ以来、販売を拡大していった「BMW」は、1981年に日本での「BMW」の販売などを行う日本法人「ビー・エム・ダブリュー株式会社(BMWジャパン)」を創設します。
1990年にイギリスの「ロールス・ロイス」にある「航空部門」と提携し「BMW-ロールス・ロイス」を設立し「BMW」としては25年振りに「航空機エンジン」の生産を再開します。
1994年にはイギリスの「ローバー・グループ」を買収し、同年に「ロールス・ロイス」の「乗用車部門」とも提携し、エンジン供給を行います。
2000年に1994年に買収した「ローバー・グループ」のうち、自動車ブランドである「ミニ」「ライレー」「トライアンフ」以外の「ランドローバー」「ローバー」「MG(モーリス・ガレージ)」などのブランドを他社に売却しました。

今や「BMW」自体は親会社を持たない自動車メーカーとしては巨大企業となっていて、40年間赤字を出していないほど経営状況は良好な会社だそうです。
ちなみに同じドイツにある「メルセデス・ベンツ(厳密にはダイムラー)」「フォルクスワーゲン」と共にドイツ三大自動車メーカーの1つになっています。

そんな「BMW」の関連会社の1つである「BMW M」社は、BMWのモータースポーツ関連のことを行う関連会社として1972年に「BMWモータースポーツ」として設立され、1993年に「BMW M」に社名を変更を行いました。



「BMW」と「BMW M」についての会社説明はこれほどにして、今日紹介する車の紹介に入っていきます。


今日紹介する車は「1971 BMW 3.0 CSL」です。
この車は、FM2でもDLCとして後から追加出来た車で、コチラで紹介しています。




「3.0 CSL」は1968年に登場した、2788ccの直列6気筒エンジンを搭載する「2800CS」から生産が開始されたコードネーム「E9」を持つ2ドア・クーペの1種類です。
1971年には「2800CS」に2985ccの直列6気筒エンジンを搭載した「3.0CS」登場させます。

そして、1990ccの直列4気筒エンジンの「2002」を用いてツーリングカー選手権で好成績を残してきた「BMW」としては、直列6気筒エンジンを用いてのツーリングカー選手権の参戦を決めたのだが「BMW」としては「2002」に比べて非常に重い車重を何とかしたかった。
「BMW」は、車重の大幅な軽量化を行ったモデルを市販モデルとして販売し「ホモロゲーション(出場資格)」を得ることにした。
そこで市販されたモデルが、この今日紹介している「3.0 CSL」である。

この「3.0 CSL」は「左右のドアをアルミ化」「リアウィンドウのアクリル化」「パワーウィンドウのモーターを廃止」などの軽量化を徹底して行い、最終的にノーマルよりも200kgほどの軽量化が施されました。
そして、1971年に今回紹介している「ファーストバージョン」が2985ccの直列6気筒エンジンを搭載し販売されました。
翌1972年に早くも「セカンドバージョン」が「フォーストバージョン」よりも大排気量な3003cc直列6気筒エンジンを搭載し、大型のフロントスポイラーとリアスポイラーなど装着され販売されました。
この「セカンドバージョン」がレースの「ホモロゲーション」取得用モデルで、この「セカンドバージョン」をベースにレースカーが製造され様々なレースで活躍します。
1973年に「サードバージョン」が「セカンドバージョン」よりも大排気量な3153ccの直列6気筒エンジンを搭載し販売されますが「セカンドバージョン」にあった大型のリアスポイラーは無くなっています。

ちなみに「3.0CSL」の「CSL」とは、クーペを意味する「Coupe[Kupee](クペー)」、スポーツを意味する「Sport(シュポルト)」、軽量を意味する「Leicht(ライヒト)」の頭文字を組み合わせたものだそうです。




スペックは排気量2985cc(ゲーム内では3.0リッターと表記)の直列6気筒エンジンをフロントに搭載し、リア駆動となっています。
最大馬力は177.0hp(132kW)を発生し、最大トルクは260.3Nmです。
車重は1165kgとなっていて、ゲーム内の価格は123,000CRです。
FM3のクラスは、E209です。
今回のは、FM3についてくる「ディスク1」の方に収録されています。


ここからは、FM3で収録されている全513台中のランキングを紹介します。

1.PIのランクは、462番です。
2.最大馬力のランクは、465番です。
3.最大トルク・ランクは、433番です。
4.車重ランクは、軽い順に156番、重い順に357番です。
5.排気量ランクは、大排気量順に333番、小排気量順に160番です。
6.価格ランクは、高い順に241番、安い順に273番です。


なお、ランキングの台数が前回よりも1台増えていますが、これは「Turn10(ターン10)」より届いた「VIP向けのギフトカー」である「2005年製ホンダ #18 タカタ 童夢 NSX」にチューニングとカラーリングが施されたモデルである「2005 Honda #18 TAKATA DOME NSX FujimiKaido(2005年製ホンダ #18 タカタ 堂夢 NSX 富士見街道)」(←俺が勝手に命名)を追加したためです。




運転席視点です。
非常に簡素なつくりで徹底的に軽量化されているのが、運転席視点からでも少しは感じられるような気がします。
作られた年代が1971年ということもあり、非常に古いこともあってか、今の車には感じられないようなレトロな雰囲気のある運転席であるのではないかと思います。

大きな円4つの左端の円から順番に「燃料残量計など」「スピードメーター」「タコメーター」「時計」となっています。

この時のスピードは「110km/h」程度で、エンジン回転数は「4200回転」程度です。


FM3-1971 BMW 3.0 CSL 720p 30sec


動画です。
年代物の旧車なのので、エンジン音とかはレトロ感が漂っていて、非常に良い味を出しているなぁと思います。


今回掲載した写真や動画は全て「Sidewinder Proving Grounds(サイドワインダー プルービング グラウンド)/写真19枚掲載」の「Layout G Reverse(レイアウト G リバース)」を使用しています。



以上で今日のFM3の収録車種紹介を終わります。


今日から遂に「BMW」に突入しました!
BMWの車種は今日紹介した「3.0 CSL」も含めて今のところ19車種あるので、それなりに続くかなぁと思います。


それで、明日は大体16時ぐらいまでには出発しないと時間に間に合わなそう午後からの用事があります。
で、その関係で明日はFM3の収録車種紹介をやるかは今のところ決めていませんが、出来ればFM3の収録車種紹介をやるつもりです。

そんなわけで、今日はこれで終わります。
それでは!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JB)
2010-08-30 22:27:27
そうですよ!
おお、和歌山県へ旅行ですか、良いですね!
確かにBMWの現行型3シリーズは、そこそこの値段で実用性が高い車ですからね。

そうですね、これがBMWで最も古い車です。
恐らく、FM2のDLCで追加された車種だからだと思いますけどね。
確かに古い車はそうですが、さすがBMWというべきか、なかなか数字は大きいですね。
ちなみに、本文では書いていませんが、ツインキャブレータ仕様だったようですよ。
それもあるかもしれませんね、あんまり改造しないでレースに参戦したいのもあったと思いますしね。
確かに内装は凄い質素で、逆に良いですよね!
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Unknown (にゃご)
2010-08-30 22:00:34
BMWですね~。
ちょっと昨日と今日は和歌山県まで旅行に行っていたので、
道中の高速道路や一般道ではBMWを目にする機会が多いです。
特に現行3シリーズは人気があるのか、かなりの台数を見かけ
ました。

こんな古いBMWも収録されていたんですね。
少しビックリです。馬力とか、トルクってこんなに古いと
3リッターあっても100PSとかの車が多いんですが、さすがに
BMWだと数字が大きいですね。ホロゲーションモデルとして
制作されただけの事はあるんじゃないかなと思います。
特に内装の質素感は最高に好みです。
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