バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) ポンサックレック“暫定王座”防衛!次はタイ国内で2回目の防衛戦??

2009年08月29日 09時57分08秒 | タイのボクシング
う~~~ん、お手伝いした選手が負けてしまうのはつらいですね。しかし升田のモチベーションはともかく「世界戦」という大舞台(しかも今回は通常の興行以上の舞台装置で余計にプレッシャーがかかったかも…)そして減量の影響?そして最終的には「力の差」(三迫会長)は跳ね返せなかった…(涙)そしてポンサックレックの意気込みとは異なりシア・ナオはタイ国内での2回目の防衛戦を示唆!


試合の方は6RTKO1分6秒(レフェリーストップ)で升田選手負けました。ダウンしながらもよく立って戦ったと思います。すぐに写真とビデオアップします。しかし考えた戦法が出来なかった、まあさせなかったポンサックレックの力量の差でしょう。

う~~~ん、いや今回の会場、舞台装置、儀式の大きさ、派手さはあたしの想像も超えていたので(デンカオセーンVS久高戦など比較にならない巨大なイベントでした。さすが協賛がトヨタとCPグループだけありましたわ…)試合直前から升田選手にかなりプレッシャーがかかっていたと思います。そのおかげでリングに上がったら頭の中が真っ白だったのかも…


以下、試合後のインタビューです。


(升田)ダウンも試合のことも全然覚えていない。(この後ドクターを呼んで診てもらうが特に問題なし)少しして少し試合中のリング周りのことを思い出した程度。ダウンしたこと、立ち上がったことも思い出せず。

試合場からホテルに帰る間際、(バンコク愚連隊)「また再起しますよね?これで引退なんてないですよね?」(升)(苦笑いしながら)「もう(年齢が)30ですよぉ…」


(三迫会長)左回りのポンサックレックと右回りの升田のムーブがぶつかったところで力の差で升田が回れなくなったところで勝負があったと思った。力の差がありすぎました。


(升田側トレーナー)減量の影響と試合の緊張で足が動かず、考えていた作戦が全然出来なかった。当初はボディーブローをバックステップでかわして相手を疲れさせる作戦だったが手順が守れず手を出して打ち合いになり打ち負けてしまった。1Rから目がうつろな感じだったが、減量の影響か?5Rでドクターチェックを受けたが“もう1R” と6Rに送りだした。


(ポンサックレック)升田は速さもうまさもなかった。ちょこちょこ動くだけだった。先に話したワンディー戦の時の升田のように動きが遅かった。タイの暑さも影響していたのかもしれない。


(ポンサックレックのトレーナー)ポンサックレックと升田の戦い方がかみ合わなかったが升田の動きがついてこれなかった。


う~~~ん…
試合前のミット打ちの速さのジャブが全然出ませんでしたね。またこの試合の前に行われていたムエタイマラソンで選手が使った水がリングを濡らして1Rなど升田が2、3回滑り、最後ポンサックレックが滑って転んだところでやっとマットを拭きました…(最初から拭けよ…)しかしポンサックレックのボディーブローをかわせず、接近戦でアッパーを喰らい、結果としては惨敗といわざるを得ませんね…

準備をきちんと整えてデンカオセーンと戦ったならまだ結果は違ったと思いますが…積極ファイトのポンサックレックから逃げられなかった、というところですか…


そのポンサックレックに「次は?」と聞いたところ、


  もちろん内藤と亀田興毅の勝者だ。貸したベルトを返してもらう!(再度強調)


との答え。まじめにすごい自負心と自信です。これがポンサックレックの力の源でしょう。他のタイの選手でここまでの力強さを感じさせてくれたことはありませんでした。ただ一人デンカオセーンは「チャンピオンの誇り」を感じさせてくれたことはありましたが。

では内藤と亀田興毅ではどちらが勝つか?と聞くと、


  内藤がベストのコンディションなら内藤だろう。しかし熊戦のコンディションなら興毅だろう。


とのこと。


しかぁ~~~~し、プロモーターのシアナオことウィラット氏の話は全然違い、


  内藤が勝とうが負けようが関係ない。次はポンサックレックの2回目の防衛戦をタイ国内で行い、内藤VS興毅の勝者とは来年初めに戦うだろう。


とのたまわっています。


「拳論」片岡氏の情報と合致する話がタイでもやっと出てきましたね。なおタイに来た宮田氏は「まだ大毅と本当に試合をするかわからない。」との発言をしています。まあ日本的に「正式決定していないから言えない。」ということなのか、まだ波乱の可能性があるのか…


三迫ジムの面々は升田が落ち着いたところでバスに乗り込み一足先に市内に戻りましたが、その際に三迫会長から「東京に来たら是非連絡ください。」と声をかけていただきました。これが今回の一番の収穫でしょうか。


ではまた



皆さん、クリックお願いね♪♪

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

タイ・ブログランキング


下のスポンサーサイトもクリッククリック♪♪


最新の画像もっと見る

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KOREAN TAROU)
2009-08-29 11:27:57
私からみて 全然殺気が感じないし 試合みてもだらだらしてKOなんて考えてないようでしたね 敵地で勝つ気なんてないようにしか見えないし タイに旅行しにきた駄賃で試合してたのでしょう 正直ポンの調整試合 升田も適当に試合してケガしないうちに寝たようにみえました アツパーがくるのがわかるのに頭下げたり 会長も実力差がありましたそうですが
みんな解りきる話ですよね 日本で10番目にも入らない選手を世界にだして やる気のない試合でKO 浅井のほうがやる気もありましたし
ポンも全盛時なのでしょうがないけど
升田はやる気がありましたか 無理やり会長につれてこられていやいや試合をしたのではないかと疑います言いにくいかもしれませんが
バンコクさん 彼はやる気がありましたでしょうか あんな無気力な世界戦の日本人は初めてです大キやこうきのほうがはるかに 強く勝とうとする気があると思います
減量ミスなら 最初からKOしに行くべきですしあれでは初めから勝てないし勝つ意思もないのでしょう 実際どうでしょうか近くで2日みてる意見をききたいし もし違うとして
会長升田に怒らないのですか うちのジムなら
トレナー 会長から目茶苦茶おこられますし強制引退させますけどね 私は憤りまくりです
返信する
KOREAN TAROU様 (バンコク愚連隊)
2009-08-29 12:08:00
さすが厳しい意見ですね。(汗)

本人は直前までやる気はありましたね。ただこれは日本人全般に言えるのでしょうが海外戦、ましてやそのタイトルマッチの雰囲気にまったく慣れていなかったですね。リングに上がる前の入場のところで緊張に包まれてしまったように感じました。そこで萎縮してしまったと思います。(今回は特に大げさな会場、入場シーンでしたし)
試合やダウンの記憶がなかったのもダウンしたパンチによるものよりも雰囲気に呑まれてしまって周りが全然見えなくなってしまった、という方が大きい気がしました。
海外で試合を行うことに対する免疫が選手、陣営ともなさ過ぎたのがリングに上がる前からの敗因のひとつでしょう。(そのためにあたしが手伝いをしなくちゃならなくなったこともありましたし。本件はあとで書きます。それも今回の開催地だったから何とかなったようなもので…)

KOREAN TARO様からの指摘は見せて説明したんですけどね。ただ最終的に陣営がどう選択するかは彼ら次第ですので…そこまで素人のあたしが指図までは出来ませんからね…病院では升田選手本人にも「海外戦はKO出なければ勝てないぞ!」と言ったんですが…

会長は試合後升田を怒るようなことはしていませんでした。(その後ホテルに帰ってからは知りませんが)ただ準備期間の短い試合を受けたのは会長ですからねえ…(これはあたしなりに見た総括を三迫会長に私信で送るつもりです。)

トレーナー氏いわく「升田は体重を落としにくい体質」のところを正式発表が試合の10日前でそれから準備したら間に合うわけがないですよ…
そもそも日本人選手はサウスポーとの対戦経験が少ないのに減量優先の関係でスパーもしてこなかった…

「せっかくの世界戦の機会」(三迫会長)はわかりますが、「せっかく」だからこそ、「ベスト」の状態で選手を送り出してあげないと…こちらはジム・陣営の責任ですし、今回はそちらが大きかった気がします。


返信する
Unknown (KOREAN TAROU)
2009-08-29 12:40:21
そうですか 緊張してるようには見えません
硬くなると 動けないし肩が固くなるのですが
単にだらだら と動いて 距離をとり責めるでもなくいやいや試合をしてるにしか見えないし
試合も前からオファーを受けてましたし
升田がやりたくないのに 会長が受けて 無理やりごり押しで 升田が受けた感じがするのです だいたいいくら減量前でも57kgをこえるなんてやる気がない選手といわれてもしょうがないでしょう 63KG引退状態の選手を
出すミサコの神経を疑います 管理以前ですね
たぶん ポンちゃん 次大久保か山口じゃないですかね まあ升田よりはやる気がありますよね バンコクさんも手伝いしたのにやりがいないですよね 私なら途中でポンのコーナーに行きそうですね 典型的な 咬ませ防衛戦 咬まない挑戦者と選手を管理できない無能な会長
亀田以前の問題だと思います
返信する
KOREAN TAROU様 (バンコク愚連隊)
2009-08-29 13:25:48
正直惨敗の予兆はなくはなかったですよ…

2日前に現地入りはまずいですわ、やっぱ…
現地の暑さになれる時間もなし…
減量後の食事で腹の調子がおかしくなってせっかく借りたリングでの練習も途中で切り上げるような感じになっちゃったし…
そもそもそのリングでの練習も結局時間が遅かったからそんなに暑くなかったし…
(実際のリングとでは雲泥の差でしたね)

そいうこともあって「陣営」としての海外対応の不足を挙げてます…

三迫会長にはそこんとこ考え直して選手を育ててもらわないと…とマジに思ってます。
あたしが真剣になってもどう出来るものでもないですが、三迫会長には今回多少親しくさせていただいたので、余計今後のことをきっちりするようお願いするつもりです。


ポンサックの次の相手予想は

 ◎山口 ○大久保 大穴小林

かと。
返信する
Unknown (放浪者)
2009-08-29 13:43:04
でも日本人なんですねw

つか日本人なら
内藤とry

返信する
放浪者様 (バンコク愚連隊)
2009-08-29 13:53:32
拳論片岡氏の情報ではもう「内定」しているそうですから…(汗)
返信する
Unknown (KOREAN TAROU)
2009-08-29 13:56:55
まあバンコクさんを攻めてるのではないので
それと ミサコ 昔三原のときにアメリカで決定戦やりましたし 何日前に入るくらいわかるはずですが ホテル代けちるのかそれとも
勝つ気がないし どうでもいいから3日前にきたんでしょう 三原のときは勝てそうだから
7日以上前にきてたけど そら減量中に7時間飛行機にのり 移動してチェンマイ 普通でもきつい 会長ボケてるのかな こんな試合のために移動して応援や取材してるものの身にもなれという感じですね いずれにせよ生のこえと
タイムリーな報告ありがとうございます
返信する
KOREAN TAROU様 (バンコク愚連隊)
2009-08-29 14:00:05
いや、今回の経験を形にして残すのは今後の日本人の海外での挑戦の参考になると思うからです。
エントリーとしてここに残す形で書きます。
返信する
Unknown (bozze)
2009-08-29 21:42:50
僕は、本命 大久保で。
清水が東洋挑戦らしいのですが、となるとどうなるのだ・・

同じTVで観ていたものとしてですが、
KOREAN TAROUさんと同様に升田に対し怒りさえ覚えました。
事前事後を目の前で見ていらっしゃるバンコクさんと、
ブラウン管の向こうは、やはり大きく違いますね。

バンコクさんが感じた経験の薄さは、ブラウン管を通したこちらではやはり伝わりませんから。苦笑

一般の僕ですらこんなんなので、KOREAN TAROUさんのようにボクシング関係者からみると余計に苛突くのではないでしょうか。

今後、バンコクさんが書き残される内容が、日本人の海外挑戦への参考になることを僕も強く願います。
返信する
Unknown (GRU)
2009-08-30 00:41:27
お疲れ様でした!
なんか益々タイでのバンコクさんの重要度が増してきましたね!日本人挑戦者陣営のタイでのアドバイザーになる日も近い!(笑)
俺もポンサクVS升田はチャンネル7で観戦しました。環境が良く、全くストリーミングもなく見れて運が良かったと思いましたが、
試合後は観なきゃ良かったと思ってしまいましたね。ここにコメントした皆さんと同じ気持ちです。何も出さずに終わってしまった感すらあります。
逆に言えば浮足立ってる升田に考える間を与えずに攻め立てたポンサクが強かった。若干雑に見えましたけどね。
升田は復帰を宣言した様ですが、帰って試合をみたら、考えが代わってしまうかも知れませんね。
話は変わってポンサクが思っている事を無視するかの様にV2戦を宣言したプロモーターw
V2相手は俺は大久保選手だと思いますね。バンコクさんは山口に◎くれてましたが、山口はライトフライに戻りそこで世界を狙うっと言った気が。
返信する
Unknown (KOREAN TAROU)
2009-08-30 11:13:29
バンコクさん 今回私が憤るは本人のやる気がないのに世界戦に上がることを指してるのです
嶋田は移動でつかれるので自分でビジネスクラスの差額を払いアフリカまで行かれたそうです
それ位勝つつもりならするべきで 自腹で4日分の宿泊費をだして現地入りすべきで 直前に入れば 疲労と減量でベストには程遠いし
記者会見や打ち合わせ等引きずりまわされるくらい誰でもわかるでしょう このことからも
彼らが取りに来てるとは思えないし殺す気持ちもないのに世界なんてやるべきではない
ポン完全に流してました 普段の3割くらいですね この状態では事故になりかなません
落とす練習のみで スピードがないし 体きれてない 日本でやらなくて正解ですね 海外で経験のあるジムがこれを呑む自体
何かあるのか 負けるのが前提なのかと疑います 升田については63KGですか 55Kに落とすのも大変ですよね世界をやる次元なら自己管理というか 普段走らないと 試合後2週間からはせめて走らないと だから60KG超えるのでしょう あの状態なら日本のランカー外のA級に勝つのも難しい 要はやる気がないし 1か月で12KGの減量で世界をやろうと思うジムが信じられないし 結果は最悪
私も試合をしたが 相手を殺す位の気持ちで殴られたら 殴り倒す気持ちがないと リングに上がる資格がない 升田にそれが全然感じられない まあタイに行けたからいいか 悔しいとかはみとれないし 淡タンとしてたしね
まあやらされてるとしたら 升田も被害者だけど ミサコはいずれにせよ責任があるしなんらかのペナルテイを受けるべきだ
返信する
Unknown (ボクボク)
2009-08-30 17:26:29
ポンサクレックの次の防衛戦相手を予想

大穴
OPBF暫定Lフライ級王者
WBCLフライ級18位
家住勝彦 (レイスポーツ)

レイスポーツジム会長は元宮田ジムトレーナーです。

家住×山中のOPBF暫定決定戦
http://www.youtube.com/watch?v=v5pmkiEo_tg
返信する
皆様、コメントありがとうございます (バンコク愚連隊)
2009-08-30 19:22:36
>bozze様

あたしゃ事前事後を見てる分、やはり若干感情移入してますんで当てになりません。(汗)
ビデオに入ってる「左強く~」とか声はあたしです。控え室での練習時にでてたパンチが全然出ませんでしたからね。控え室でのミット打ち見てて、これくらいならそこそこいけそうでは?と思ったんですが…

まあホント現地入りが直前過ぎる、以前に時間が足りなすぎましたね。これはもう試合を受けた側の責任になるんですが…


>GRU様
>なんか益々タイでのバンコクさんの重要度が増してきましたね!日本人挑戦者陣営のタイでのアドバイザーになる日も近い!(笑)

ないない、絶対ない!
あたしゃ一介のおじちゃんですので…

まああたしはあの観衆の渦の中で応援するのに必死でしたからねえ…(汗)
しかしポンサックレックの右ジャブに面食らって左ジャブが出せなくなってしまった感もありました。(カウンター気味にいいのをもらってましたからね)
サウスポー対策も全然出来ていなかった、やる時間がなかった、また日本特有のサウスポー不慣れ、もあったでしょう。
もっと闘志を出して欲しかったのは確かです。

山口はライトフライですか?
すると大久保か小林か、かあ… 清水2はないでしょうからねえ…

>KOREAN TARO様
準備期間がなさすぎる試合を受けたジムの責任は大きいと思います。いろいろな対策が取れなかったのはその一点でしょう。
こんな形で「記念挑戦」になってしまっても何も残らないんですが…

>ボクボク様
あははは、宮田ジムラインできましたね♪あたしもそのラインに近いところに話が行ってると思ってますが、片岡さんの話だとWBC15位以内の日本人なんで、それで山口、大久保、小林の名前を出したんですけどね。

どうなりますやら…


返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。