バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) パノムルンレックがWBCインター・フライ級シルバーベルト獲得も今一不完全燃焼

2010年11月01日 09時27分45秒 | タイのボクシング
(写真はシルバーベルトをゲットしたパノムルンレック)


はるばる来たぜウドンタニ~~♪って感じの10月29日のペッインディー興行。メインはM-1ムエタイマラソンの70キロ級トーナメントとパノムルンレック・ガイヤーンハーダオジムのWBCインターナショナル・フライ級シルバーベルト争奪戦。たまたま相手のマーヴィン・テンポスと親しくなってしまったバンコク愚連隊の行方やいかに???(おいおい)


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  (愚連隊の一言)ウドンタニーの朝、といえば「カイカタッ」!!!!


ってなわけで、ウドンタニーと言えば「カイカタッ」(鍋焼き卵)、「カイカタッ」といえばウドンタニーって感じでこれが定番の「朝定食」だす!!!
(前回ゴーキェット興行に同行した時に味をしめたらしい)



<「カイカタッ」セット。鍋焼き卵とパン2個、オレンジジュースにコーヒーがついて61バーツ>


ちなみに「カイカタッ」はあくまで「朝食」なので、


  朝方しか売ってません… ←昼前に食おうとして無駄足食ったやつ(涙)


そんなこんなでついついお気に入りのサイト「ホラーSHOX呪」様のところで見かけたホラー映画「NIGHT OF THE DEMONS」の1作から3作、そしてリニューアル版までYOUTUBEで深夜(午前3時くらい)に見て


  つまんねえB級映画見ちまった…(吐血)


と後悔したり、なんていう


   充実した毎日を送ってるのは「カイカタッ・パワー」のおかげですね♪(ホントに充実??)



<写真は今回初めて足を踏み入れたノンブアランプー県にあるタム・クロン・ペン寺>


では本題の興行なんですが、今回移動が外人選手のマーヴィンと一緒で、しかも彼のマネージャーが事情で来タイが遅くなるということもあったので到着して早々彼と一緒にウドンタニー市内で買い物へ。彼が時計をほしがっていたので(前回ゴーキェット興行でウドンタニー市内は多少あるきまわっていたので)案内してきました。マーヴィンは英語がかなり達者なので助かりました。(フィリピンの選手でも英語があまり話せない選手は多いのです。)マーヴィンはフィリピンのJARO(日本広告審査機構じゃないじょ)の選手、それが別の世界戦の話にもつながるんですが、それはまたあとで。


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そんなわけで計量後の夕食の際はナリス氏らと同席した後もマーヴィンのマネージャー氏(日本語可。日本に3年いたそうな)、そしてマーヴィンと色々馬鹿話も含めて話したりして楽しかったわけですが、今回の試合はタイ側のパノムルンレックも応援したい気はありありだったのでちと複雑。さて、計量前丸1日断食して計量パスしたというマーヴィン対堕ちかけた星パノムルンレックの試合結果やいかに????


[[ 2010年10月29日(金) ]] ペッインディー・ウドンタニー興行
場所:タイ東北部ウドンタニー県ムアン郡
タイのテレビ7チャンネルでタイ時間午後3時から午後5時(日本時間:午後5時から7時)生中継。


今回はなぜか国際式のノンタイトル戦が予備ファイトではなくていきなり第1試合に。登場したのはもうここでもお馴染みの「元世界王者」にして「パッキャオに勝った男」メッンガン・CPフレッシュマート!!

▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、122ポンド
メッンガン・CPフレッシュマート(Medgoen Singsurat)(タイ) VS インヨーッ・パタナカーンジム(Yingyod Patanakan Gym)(タイ)





前回はキェックリリンのパトムチョークと大激戦を繰り広げたメッンガンですが今回はいつもの通りの大振りの重いフックでインヨーッを圧倒。





予定調和的に(汗)圧勝したんですが、それがこの後の混乱を招くことになろうとはこの時点では誰も知りませんでした。



  メッンガンが3R0分24秒TKO勝ち





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▼メインイベント:WBCインターナショナル・フライ級シルバーベルト争奪戦
パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム(Panomroonglek Kaiyarn-Hadaogym)(タイ) VS マーヴィン・テンポス(Marvin Tampus)(フィリピン)


結果としてちょっと消化不良になったこの試合でしたが序盤は積極的に前に出て攻めていくマーヴィンをパノムルンレックも迎え撃つ形で特に2、3Rはパノムルンレックの左ストレートがうまく決まり2Rにはマーヴィンがよろめく場面も。しかし早いフットワークで突っ込んでくるマーヴィンを完全には捕らえ切れない。4R,5Rは逆にくっついての(特にボディーへの)アッパーカットがうまく入りあたしはマーヴィンにポイントをあげます。

  4R中間採点でジャッジ3人が39-37でパノムルンレック





しかし4Rに偶然のバッティング?でパノムルンレックが鼻血を多量にだして一回ドクターチェックが入ります。5R終了後にスーパーバイザーのエドワード・タンガラーチャ氏は「ヘッドバッド(故意のバッティングの意味でしょう)だろう!」と怒鳴ってましたね。あたし的にはマーヴィンが中に切れ込む際に頭を低くして飛び込んでいくのが原因で、故意とはとても思えません。

しかしマーヴィンも体の動きはいいんだけどアッパーが河井武士ばりのジェットアッパーなので空振りした後の隙が大きいのと、フックもちょっと大振りすぎ。方やパノムルンレックは今回はカウンター戦法を徹底している感じで出てきたらその出鼻にパンチを打ち込む、相手のパンチをかわしてからパンチを打ち込む、という感じでした。





6Rからパノムルンレックの前へ出る圧力が強くなり、7R序盤にパノムルンレックの左ストレートが決まるとマーヴィンはクリンチで逃れ。以降クリンチが多くなります。7R、8Rとパノムルンレックの連打にコーナーやロープに詰められるマーヴィン、ところが8Rまずパノムルンレックのグローブのテーピングの直しをレフェリーが指示、その後ちょっとして今度はまた出血始めた鼻血をドクターチェックへ。ここでドクターがレッドカード(試合続行不可)を出したためこの時点で試合終了。結果は判定に持ち込まれました。
結果は、


  8R負傷判定(79-74,78-74,78-74)でパノムルンレックが勝利


きっちり勝ちたかったパノムルンレックとしてはちょっと不完全燃焼な結果となりましたが地力があることは証明しましたね。
マーヴィンは今回体重作りのために計量前日に完全に断食までしてたのがやはり厳しかったか?もっともアッパー、フックが大振り過ぎなのはやはり問題。もっとショートなパンチでいければさらにいい試合が出来ると思います。


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▼他はM-1ムエタイマラソンで今回は外人さんがメインの8人トーナメント戦ですね。

メインのムエタイマラソンは今回154ポンド級という重量のある階級のため、フランス、ドイツ、アメリカ、ブラジル、イラン、南アフリカ、スペインと大型外人がずらりと並んだラインアップ。タイからはエクプラチャー・ミナーヨティンが参加しました。


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しっかし…感想は正直


  つまらない…


外人ボクサーの多くはキックボクシング系の選手で、中にはドイツ代表?デニス・オリフガー(?)のようにおちゃらけキャラだけの選手もあり(2Rに怒ったフランス人に連続飛び膝蹴りから頭への肘うち連打でTKO負け)、優勝候補かと思われた南アフリカの選手を骨折?に追い込んで決勝に進出したイランのワヒド・ロサニーも決勝ではエクプラチャーにいいように遊ばれてしまいました。
フランスのアンタワン、南アフリカのドーン、ブラジルのティアゴ、イランのワヒド選手がそれなりムエタイな試合を見せてくれましたが、全般に技量不足なのは明らか。「立ち技では本場のムエタイが強い」という以前のレベルの大会だったと思います。(中にはドーンのように地元メディアの人間からも評価される選手もいましたが)以前タイ人同士でやった大会はレベルが高かっただけにこういう大会はなんだかな~~~という感じでした。


  また軽量級のムエタイマラソンやって欲しいですな♪


ところで帰りのワゴンでたまたま(ほかの車に乗り遅れた)イラン人選手ワヒド君と乗り合わせたんですが、なんと彼は日本に5ヶ月いたことがあって日本語ぺらぺら(汗)。タイには2ヶ月いてこちらのムエタイジムで練習中。なんでも日本でK-1MAXの試合に出たこともあるっていうんだけど、ネットでワヒド・ロサニーで検索しても出てこなかった…(涙)





こんな色男ボーイを簿存知の方がいらっしゃったらお教えください。(キック系はとんと知らんもんで)


ではまた



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