本日タイ東北部コラートで行われたWBCスーパーフライ級シルバーベルトタイトルマッチの結果です。体力の回復が思わしくなく現地観戦は断念…TV観戦です。
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熱は出なくなったものの失った体力の回復はいまだ道半ばで体重も先月から4キロくらい減ったまま。食べる量も増えてはきたものの以前同様までいかず、1日のエネルギーの1/4くらいは
カルピスウォーターから摂取している
感じです…(汗)
そんな状態なので今日の試合も現地観戦は諦めて(行った場合の反動が怖い)TV観戦となりました。
[[ 2015年05月28日 ]] ナコンルアン・コラート大会
場所:タイ・ナコンラチャシーマ県国王80歳記念競技場
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦
ナワポン・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS チャッペッ・シッサイトーン(タイ)
ナワポンが色々試した感じで、1R、2R,5Rはあからさまに接近戦のイメージで体をくっつけてアッパー、またそこからボディフックへのつなぐ感じの戦い方。1,2Rはこの戦い方に相手でサウスポーのチャッペッも離れた位置の時に右ジャブから左ボディストレートを狙ったり押されつつも試合になっていたんですが、3Rにナワポンが足を使って激しい出入りとワンツー主体に切り替えるとチャッペッは完全にそのスピードについていけなくなり、4Rにはクリンチで逃げることが多くなりました。ナワポンは左ジャブから右を大きくすくうようなボディアッパー狙い。かなり大味な試合展開に。
4R途中から5R前半TV回線が切れて(局の問題)見れなかったんですが、5R途中にはもうチャッペッは戦意喪失、ナワポンの一発でダウンするとレフェリーが即ストップしました。
ナワポンが5RTKO勝ち
▼第2試合:WBCスーパーフライ級シルバーベルトタイトルマッチ
同級世界1位シーサケーッ・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS 同級2位ホセ・サルガド(メキシコ)
シーサケーッはサウスポーで1Rから積極的に攻めたんですが、
1Rのサルガドのパンチが遅すぎ!!
スローすぎて目が痛くなる感じ(マジ)。もしシーサケーッがもっと正確にパンチを入れていたら1Rで終わってもおかしくなかった試合。ところがスロースターターなのか2Rからサルガドのパンチが
速くなったΣ( ̄□ ̄;)
1Rのあれはなんだったんだ、ってくらいの速いスピードに。しかし上背、リーチで完全に上回るのに
ジャブは全然ださないサルガド…
だしてもホントに弱い手打ちパンチのみ。メインの攻撃は左右の振り子パンチでのボディ狙い。振り子パンチというのは腰が入ってる感じでなく肩から先で直角に曲げた腕を振り子のように振り回すパンチで、これがサルガドの主武器。これを振り回されるとシーサケーッが簡単に中に入れなくなります。
シーサケーッは途中左構えから右構えに切り替えますが結局左にもどす。しかしパンチが入っても単発。サルガドのパンチもシーサケーッの顔面をとらえることもありましたが今一ダメージを与えられない。
4Rに入ってシーサケーッのパンチがサルガドの顔を捉えてふらつくも必死に反撃を返したところ、ロープ際の攻防でシーサケーッの左が2発サルガドの顔面にヒット。これで完全にフラフラ気味のサルガドにシーサケーッの左のロングフック、そして最後に右のストレートが顔面をとらえてサルガドたまらずダウン。それまでのダメージを見ていたレフェリーが試合を即ストップしました。
シーサケーッが4RTKOで勝利
タイ側の解釈はこの試合は「指名挑戦者決定戦」でもあり、90日以内に王者はシーサケーッの挑戦を受ける必要がある、と解釈をしていますがはてさてどうなりますやら?
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦
スリヤン・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS クンスック・チャイヨンジム(タイ)
実力の差がありすぎ。2R開始早々にスリヤンの左のボディブロー2連発でクンスックがダウン。(ここでTV放送に入る)かろうじて立ったクンスックにもう一発ボディを入れて2度目のダウン。レフェリーが即ストップ。
スリヤンが2RTKO勝ち
これだけ実力差があっては調整試合にもならないでしょう。というか
正直危険…
しかしスリヤンは左ジャブを打つ際に右を思いきり後ろに引きますね。ガードががら空きになるのが心配…
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦
ペッマイ・ソー・ターンティップ(タイ) VS ナムポン・シッサイトーン(タイ)
完全に上背とリーチで上回るものの今一消極的なファイトのペッマイと海外でも試合しているナムポン。しかしナムポンもガードが甘いね、ペッマイのパンチも顔面に結構入ってました。強いパンチャーのパンチだと危なかったろうね。しかし今一力のないペッマイのパンチなのでナムポンは怖がらず打ち合いに応じてました。
結果3Rにナムポンの左ボディフックがペッマイのわき腹に入ってダウン。これまた即ストップ。
ナムポンが3RTKO勝ち
▼第5試合:ノンタイトル、6回戦
ウィサンレック・シッサイトーン(タイ) VS ガオナー・ゴンパジョン(タイ)
大味な打ち合いの試合。両者のレベルは日本の4回戦かそれ以下でしょう。どちらもガードが低いからお互い顔面にバンバンパンチが入る。勢いで勝っていたウィサンレックだけどガオナーのパンチを顔面にもろに食らってふらつく場面もあり、ガオナーに余力があったら危なかったんだがガオナーにその余力はなく、最後は2Rコーナーで抵抗できず顔面にパンチを何発も食らったところでレフェリーがストップ。これはもっと早く止めないと
マジに危険が危ない
ガードも出来ずに腕を下げたガオナーにバンバンパンチ入れたからね…1回レフェリーが止めようとして止めなかったのは問題。あそこ、いやそれ以前にもう完全に戦意喪失していたのでもう少し早く止めてもよかった。ガオナーが平気ならいいが…
メインの試合はメキシコから来たってことで期待したものの正直
世界2位の試合ぶりとしてはかなり幻滅…
せっかくの体格の優位を生かし切れていなかったしね。なんで
振り子パンチばかりなのかなあ…
アンダーカードについては元世界王者や世界ランカーの試合の相手はもっと強い選手を選ばないと選手の身にならないどころか相手選手も危険だし、選手選びをよく考えた方がいいと思いますね。結構怖い(危ない)内容の試合が多かったです。
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
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カルピスウォーターから摂取している
感じです…(汗)
そんな状態なので今日の試合も現地観戦は諦めて(行った場合の反動が怖い)TV観戦となりました。
[[ 2015年05月28日 ]] ナコンルアン・コラート大会
場所:タイ・ナコンラチャシーマ県国王80歳記念競技場
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦
ナワポン・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS チャッペッ・シッサイトーン(タイ)
ナワポンが色々試した感じで、1R、2R,5Rはあからさまに接近戦のイメージで体をくっつけてアッパー、またそこからボディフックへのつなぐ感じの戦い方。1,2Rはこの戦い方に相手でサウスポーのチャッペッも離れた位置の時に右ジャブから左ボディストレートを狙ったり押されつつも試合になっていたんですが、3Rにナワポンが足を使って激しい出入りとワンツー主体に切り替えるとチャッペッは完全にそのスピードについていけなくなり、4Rにはクリンチで逃げることが多くなりました。ナワポンは左ジャブから右を大きくすくうようなボディアッパー狙い。かなり大味な試合展開に。
4R途中から5R前半TV回線が切れて(局の問題)見れなかったんですが、5R途中にはもうチャッペッは戦意喪失、ナワポンの一発でダウンするとレフェリーが即ストップしました。
ナワポンが5RTKO勝ち
▼第2試合:WBCスーパーフライ級シルバーベルトタイトルマッチ
同級世界1位シーサケーッ・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS 同級2位ホセ・サルガド(メキシコ)
シーサケーッはサウスポーで1Rから積極的に攻めたんですが、
1Rのサルガドのパンチが遅すぎ!!
スローすぎて目が痛くなる感じ(マジ)。もしシーサケーッがもっと正確にパンチを入れていたら1Rで終わってもおかしくなかった試合。ところがスロースターターなのか2Rからサルガドのパンチが
速くなったΣ( ̄□ ̄;)
1Rのあれはなんだったんだ、ってくらいの速いスピードに。しかし上背、リーチで完全に上回るのに
ジャブは全然ださないサルガド…
だしてもホントに弱い手打ちパンチのみ。メインの攻撃は左右の振り子パンチでのボディ狙い。振り子パンチというのは腰が入ってる感じでなく肩から先で直角に曲げた腕を振り子のように振り回すパンチで、これがサルガドの主武器。これを振り回されるとシーサケーッが簡単に中に入れなくなります。
シーサケーッは途中左構えから右構えに切り替えますが結局左にもどす。しかしパンチが入っても単発。サルガドのパンチもシーサケーッの顔面をとらえることもありましたが今一ダメージを与えられない。
4Rに入ってシーサケーッのパンチがサルガドの顔を捉えてふらつくも必死に反撃を返したところ、ロープ際の攻防でシーサケーッの左が2発サルガドの顔面にヒット。これで完全にフラフラ気味のサルガドにシーサケーッの左のロングフック、そして最後に右のストレートが顔面をとらえてサルガドたまらずダウン。それまでのダメージを見ていたレフェリーが試合を即ストップしました。
シーサケーッが4RTKOで勝利
タイ側の解釈はこの試合は「指名挑戦者決定戦」でもあり、90日以内に王者はシーサケーッの挑戦を受ける必要がある、と解釈をしていますがはてさてどうなりますやら?
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦
スリヤン・ナコンルアンプロモーション(タイ) VS クンスック・チャイヨンジム(タイ)
実力の差がありすぎ。2R開始早々にスリヤンの左のボディブロー2連発でクンスックがダウン。(ここでTV放送に入る)かろうじて立ったクンスックにもう一発ボディを入れて2度目のダウン。レフェリーが即ストップ。
スリヤンが2RTKO勝ち
これだけ実力差があっては調整試合にもならないでしょう。というか
正直危険…
しかしスリヤンは左ジャブを打つ際に右を思いきり後ろに引きますね。ガードががら空きになるのが心配…
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦
ペッマイ・ソー・ターンティップ(タイ) VS ナムポン・シッサイトーン(タイ)
完全に上背とリーチで上回るものの今一消極的なファイトのペッマイと海外でも試合しているナムポン。しかしナムポンもガードが甘いね、ペッマイのパンチも顔面に結構入ってました。強いパンチャーのパンチだと危なかったろうね。しかし今一力のないペッマイのパンチなのでナムポンは怖がらず打ち合いに応じてました。
結果3Rにナムポンの左ボディフックがペッマイのわき腹に入ってダウン。これまた即ストップ。
ナムポンが3RTKO勝ち
▼第5試合:ノンタイトル、6回戦
ウィサンレック・シッサイトーン(タイ) VS ガオナー・ゴンパジョン(タイ)
大味な打ち合いの試合。両者のレベルは日本の4回戦かそれ以下でしょう。どちらもガードが低いからお互い顔面にバンバンパンチが入る。勢いで勝っていたウィサンレックだけどガオナーのパンチを顔面にもろに食らってふらつく場面もあり、ガオナーに余力があったら危なかったんだがガオナーにその余力はなく、最後は2Rコーナーで抵抗できず顔面にパンチを何発も食らったところでレフェリーがストップ。これはもっと早く止めないと
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