バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング)リングネーム色々されると困っちゃうよね、の巻

2015年03月12日 11時20分47秒 | タイのボクシング
コメント欄でガット様からゲオファーについての言及があった際にあたしが書いたこと、タイ人ボクサーのリングネームと戦績、についてちょっと時間があるので書いてみましょう。


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実は今回帯同している興行でメインを戦う

  ハヌマーン・シッルアンポープン

なんですが、彼のぼくれこ上の戦績が先日大きく変わりました。

変更前は、

  5勝無敗



  無敵?のPABAライトフライ級暫定王者

という感じだったのが、現在は

  7勝3敗

になってます。

理由は、この

  ハヌマーン・シッルアンポープン

と日本でも試合をしたことのある

  ステープ・ソー・ポー・ロー・クルンテープ 2勝3敗

と同一人物だったのでぼくれこ上で

  データを統合した

という話です。

あたしが彼を日本と中国で試合させたんだからねえ~


さて、タイの選手の場合は、リングネームが固定されておらず、

1)マネージャーが変わった場合
2)スポンサーが変わった場合(この場合はファミリーネーム部分のみ変わることが多い)
3)マッチメーカーが海外での試合で適当な名前を付けた

というような場合があります。

ハヌマーンの場合は(1)のケースで、それまでマネージャーをしていた人から別のジムに代わって(合わせてプロモーターの養成選手に)勝ち星を重ねて地域タイトルを獲るまでになったのです。

ただぼくれこの中の人がその事情を知らないでハヌマーンだけ別にしてしまったので戦績が分かれていたのをあたしが動いて統一した、ということです。


同様のケースが

  現WBAアジアスーパーフェザー級王者のゲオファー・トー・ブワマーッ

にもあって、現在まだ変更されていないおかげで、戦績が

  無敵の17勝無敗!!!!

ということで、ガット様のお話では日本の「ボクシングマガジン」で「注目株」として取り上げられたらしいんですが、この選手日本では実は顔なじみの選手で(上のぼくれこでは日本での戦績はない)、

  ダオチャイ・シッスーイ(Daochai Sithsoei)

の名前で

  日本で7戦全敗

の選手です。(なので実際?(まだ抜けている可能性もなくはない)の戦績は17勝7敗という平凡な戦績になります。)

なんせ何度も日本に行っているからJBCの中の人が写真を見て

 「ああ、彼?知ってる知ってる」

と言ったくらいです。(あたしが直接した実話)

だから彼を日本に

 「17戦無敗の強豪選手」

として連れていくとJBCから

 「この(中の)人は日本で何度も負けている。選手名偽装で来たんじゃないのか?」

と突っ込まれかねないので、皆さん(特に業界の方々)要注意です。


実際に同様のケースで日本で問題になったのが、

  亀田大毅と戦ったマイク・タワッチャイ

で、当時(たぶん)

  25勝無敗の強豪タイ人

ということで日本に来たら、香川での計量の際にJBCから

 「リングネーム詐称の疑い」(要は別人が来た)

でもめたらしい(同行者の話)そりゃそうで、彼は

  日本では「チャットーン・キェットーボーウボン」のリングネームで1勝6敗

だったのだから。

JBCはしっかりしているのでリングネームはもちろん本名も確認しているからそれで

  おかしい!?

となったんでしょうが、実際は

  行ったのは間違いなく本人でした…(汗)
  
本人曰く「日本ではチャットーンのリングネームでずっと試合をしていた」とのこと。こちらもその後ぼくれこ内のデータを統合したので、現在はマイク・タワッチャイは

  35勝7敗

の戦績になってます。

他にもあたしが日本で計量を見たツニャカオの対戦相手をタイで

  ばったり(別のリングネームの選手として)出会った

とか

これらのケースは

 (3)のケース

で一番たちが悪い。多くの場合は本人はまったく知らず

  「リングネームは(タイ側の)マッチメーカー任せ」

という現実があり、それをチェックできない現状があるので困るんですよね。あたしでさえ、選手本人と会って話して初めて

  「日本で試合したことがある」

と分かることも

  何度かありましたからね…(ーー;)

ぼくれこのデータが

  いくつに分かれているか分からない…とかね…

日本のぼくれこの中の人も

  「本名」までは確認してないですからねえ…

業界全体が変わらないことにはこれらの問題は中々なくならないですねえ…

あたしごとき新参者では簡単には変えられない構図なんですけどねえ…


ではまた


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (ガット)
2015-03-12 21:44:23
ジョンフォード選手のセコンドお疲れ様でした。
土屋選手を追い詰めたほど地力ある選手でしたね。
愚連隊様も拝見させて頂きました。きびきびとサポートする若々しい姿に40代後半の私は刺激を受けました。
ゲオファー幻想が崩れた今、ジョムトーンとティーラチャイを追いかけます。
返信する
Unknown (バンコク愚連隊)
2015-03-13 08:49:42
若々しい、とお褒めいただきありがとうございます。実際は体力ガタ落ちで非常に疲れました。あと鼻骨骨折による鼻血止血が効かなくて難儀しました。そちらに時間とられましたし…セコンド的にも体力を回復しないといけないと痛感しました。

昨日タイのオフィシャルの中の人たちと話していて、やはりティーラチャイは「一度世界戦をさせてみたい選手」として名前が出ていました。まだ若いから(まだ22歳
)負けてもいいから経験を積ませたいんですけどね。昔は「ジャバー」だったんですが右ストレートが良くなってすごく強くなりました。ウェルターだから世界は厳しいけどねえ…
返信する
Unknown (亀田評論家)
2015-03-15 10:37:18
上に出てたマイクタワッチャイはIBFの上位ランカーですね
亀田大毅との試合では「世界レベル」の力量は感じませんでしたが...
1年くらい上位にいるということは近いうちにチャンスが?日本人と絡めれば美味しいかも
返信する

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