(写真は… ムエタイトーナメントに優勝したチャッチャイ・ソー・タナヨン)←なんでやねん?
さて、ナコンルアンの興行と同一&ほぼ同じ時間というやっかいな日程で行われたぺッインディー興行。メインはパノムルンレックのWBCインターナショナル・シルバーベルト防衛戦だったんですが、個人的な部分も含めて注目は調整試合に出てきたWBCストロー級王者オーレドンの試合ぶりでした。しかし格下の選手相手にまさに横綱相撲できっちりKO勝ち。ああいう動きが出来れば井岡じゃまだ勝てないと思うんだけどなあ…
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(愚連隊の一言)CPグループの主催興行は安売りがあっていい!!(え?)
[[ 2010年12月24日 ]] ペッインディー・バンケン興行
場所:バンコク都バンケン区タイ国軍第11駐屯地
タイのTV7チャンネルでタイ時間午後2時から午後5時まで生放送(日本時間午後4時から午後7時)
▼第1試合:WBCインターナショナル・シルバーベルト防衛戦
パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム(Panomroonglek Kaiyarn-Hadaogym)(タイ) VS ジャヴィアー・マルラン(Javier Malulan)(フィリピン)
なんと今回いきなり第1試合がタイトルマッチと来たもんだ。
最近始終顔をあわせている感じのマネージャー氏が連れてきたフィリピンからの刺客はジャヴィアー!!しかし、リーチはあるんだが、はなから後退しているようじゃ駄目。長いリーチを生かしたジャブに、接近戦でもアッパーが強力そうなんだけど、ジャブは数少なくてすぐに後退するから意味ないし、アッパーは当たれば効きそうだけどクリーンヒット中々しないし…
<ジャヴィアーのジャブ。伸びてくるいいジャブなんだが…>
一方のパノムルンレックはいつもと同じ戦法。距離をつぶして相手にロープを背にさせたら、左手(ないし両手)でロープに押し付けるようにしてから右をボディーに打ち込む戦法。確か久高との試合でもやってました。彼の得意なやり方ですね。しかもパンチの狙いはタイではいまだ流行している(汗)ボディー狙い。フックかストレートでボディーを狙います。
<攻め込むパノムルンレック>
今回は動画も撮ってあります♪ここでは2ラウンドのビデオを御紹介♪
<パノムルンレックVSジャヴィアー>
Youtubeの『Bangkok Gurentai Box Channel!』 には他に5ラウンドのビデオをアップしているのでよろしくね♪
試合後半にいくにつれどんどん体正面のガードが固くなり、5Rからは足を使ってきたジャヴィアーでしたが、結局最後は7Rにループに詰まってボディーに食らってダウン。
パノムルンレックが7R1分24秒TKO勝ちでした。
この後、ペッツインディーお得意のムエタイマラソン(スーパーフライ級)のトーナメントの1回戦と2回戦が行われました。
・ムエタイマラソン1回戦 - 4試合
<ヨックウィタヤー・ペッツシーミンVSオロノー・ヨー・ヨーン101> オロノーの判定勝ち
<ぺッパノムルン・ソー・タンマラシ-VSチャッチャイ・ソー・タナヨン> チャッチャイの判定勝ち
<ゴングライ・ルーククロンタンVSクマーンテー・ルークプラバーッ> ゴングライの判定勝ち
<マーピチッ・シッソーンピーノーンVSエクモンコン・ガイヤーンハーダオジム> マーピチッが判定勝ち
・ムエタイマラソン2回戦 - 2試合
<オロノーVSチャッチャイ> チャッチャイが判定勝ち
<ゴングライVSマーピチッ> マーピチッが判定勝ち
結局国際式もやってるチャッチャイが余裕で決勝まで進出。もう一方は若いマーピチッが番狂わせの連続で決勝進出。特に2回戦のゴングライ戦は試合終了時にゴングライも勝利を確信していたのにジャッジはマーピチッを支持。最後のラウンドに余裕をかましたのが逆効果になりました。あれが現在のムエタイ界の問題のひとつ。自身で判定を判断して最終ラウンドは攻めを放棄して何もしない、と言うやり方。
さて、ここで真打の世界王者オーレドンの登場です。
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量107ポンド
WBCストロー級王者オーレドン・CPフレッシュマート(Oleydong Sithsamerchai)(タイ) VS リッキー・シャリル・ファーバンヨー()(インドネシア)
公開計量のときに「ヘリ・ポーノモー」と紹介された選手の顔に見覚えがあったので確認したら以前タイで試合をしたヘリとはまったく別人で、逆に2010年1月にチャッチャイと戦った「シャリル・ファーバンヨー」と同一人物でした。ただ前に書いたんだけど、このシャリル・ファーバンヨーもその前にゴーキェット興行に来たシャリル・ファーバンヨーと別人。この謎は最近少し分かってきた気がします。というのは
インドネシア人に「シャリル・ファーバンヨー」って同姓同名の人がめっちゃ多い…
ということ。フェースブックで友達検索を「Sharil Fabanyo」でかけると結構な数が出てきてビックリしました。ちなみに「ソフヤン・エフェンディ」も同様です。ソフヤンの場合はどれが本当のソフヤンかと思って本人に聞いたら「フェースブックっていうかネットはやってません。(きっぱり)」…
というわけで、今回はマッチメーカーからもう一度マネージャーに確認してもらって「リッキー・シャリル・ファーバンヨー」という名前を聞き出したのでboxrec.comの方も「シャリル・ファーバンヨー」「リッキー・ファーバンヨー」「リッキー・シャリル・ファーバンヨー」を別に立てることにしました。もちろん全部別人です。
来る選手、来る選手、全部写真に撮ってるのが威力を発揮しました。
しかし最初にフェースブックで「ソフヤン・エフェンディ」で検索して優に20を超す名前が出てきたのにはビックリしましたけどね。日本で言う「佐藤さん」みたいな感覚なのかな?
<リッキーを攻めるオーレドン>
いずれにせよ世界王者のオーレドンにとっては格下に過ぎないんですが、よく地域王者の調整試合で判定までもつれこむケースが多いのに対して今回のオーレドンは(恐らくプロモーターの厳しい目もあったんでしょうが)最初から自ら動いていきます。
普段は外を回る足も、積極的に使えば
相手を追い詰める足に早変わり!
さらに、コーナーからさっと逃げるステップは
パンチを繰り出す鋭い踏み込みに早変わり!!
<踏み込みが速いし大きいわ…>
いや大したもんです。格下とはいえリッキー・シャリル・ファーバンヨー(長い…)に距離をとることを許さずどんどん詰めてパンチを打ち込み、逆にリッキーの大振りフックは全然当たらずほぼ完封の内容。
<リッキーのパンチは大振りすぎ>
最後は4Rに左ストレートでダウンを奪い、立ち上がったリッキーをさらにロープ際に追い込んでボディーへパンチを入れて倒しました。
オーレドンが4R0分54秒TKO勝ち
今回どーも契約重量107ポンドよりも重い体重で試合に臨んだみたいなんですが(タイの「調整試合」は体重管理はかなりいい加減。これは間違いない)これくらいの体の動きができるとまだまだ井岡では勝負にならないと見ました。ただし、
普段の体重がスーパーフェザー級(汗)のオーレドン…(本人申告)
やはり最後は減量が防衛の最大の難所になりそうです。
この試合のあと行われたムエタイマラソン決勝戦は、若いマーピチッのがむしゃらファイトに途中ちょっと手こずる場面があったものの、最後は格の違いを見せてチャッチャイ・ソー・タナヨンが判定勝ちでワンデートーナメントの勝者となりました.
<チャッチャイVSマーピチッ>
一回チャッチャイが倒れたときはどうなるか?と思いましたが、それはハイキックをかまそうとしたチャッチャイが軸足を滑らせて倒れたってだけでした。(てっきりマーピチッが軸足を払ったかなんかしたもんかと思いましたが、ただのスリップ)
国際式ではフライ級で戦ってるチャッチャイですが、体の張りとか見てるとスーパーフライが適正なのかな?とか思いますが、まあその辺はまた2月1日の試合できっちり見させてもらいます。
今回は地元の新聞から写真頼まれたので結局ムエタイの試合を最後まで見てしまった…
まあマーピチッの懸命な戦いぶりが好印象だったので良かったですけどね。
おっと、最後に今日の美人子さんたちです♪
最近さすがにこうやって声かけて写真撮らせてもらうのが苦痛じゃなくなってきたな… ←かなりの対人恐怖症&対女性赤面症(ホントです)
ではまた
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場所:バンコク都バンケン区タイ国軍第11駐屯地
タイのTV7チャンネルでタイ時間午後2時から午後5時まで生放送(日本時間午後4時から午後7時)
▼第1試合:WBCインターナショナル・シルバーベルト防衛戦
パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム(Panomroonglek Kaiyarn-Hadaogym)(タイ) VS ジャヴィアー・マルラン(Javier Malulan)(フィリピン)
なんと今回いきなり第1試合がタイトルマッチと来たもんだ。
最近始終顔をあわせている感じのマネージャー氏が連れてきたフィリピンからの刺客はジャヴィアー!!しかし、リーチはあるんだが、はなから後退しているようじゃ駄目。長いリーチを生かしたジャブに、接近戦でもアッパーが強力そうなんだけど、ジャブは数少なくてすぐに後退するから意味ないし、アッパーは当たれば効きそうだけどクリーンヒット中々しないし…
<ジャヴィアーのジャブ。伸びてくるいいジャブなんだが…>
一方のパノムルンレックはいつもと同じ戦法。距離をつぶして相手にロープを背にさせたら、左手(ないし両手)でロープに押し付けるようにしてから右をボディーに打ち込む戦法。確か久高との試合でもやってました。彼の得意なやり方ですね。しかもパンチの狙いはタイではいまだ流行している(汗)ボディー狙い。フックかストレートでボディーを狙います。
<攻め込むパノムルンレック>
今回は動画も撮ってあります♪ここでは2ラウンドのビデオを御紹介♪
<パノムルンレックVSジャヴィアー>
Youtubeの『Bangkok Gurentai Box Channel!』 には他に5ラウンドのビデオをアップしているのでよろしくね♪
試合後半にいくにつれどんどん体正面のガードが固くなり、5Rからは足を使ってきたジャヴィアーでしたが、結局最後は7Rにループに詰まってボディーに食らってダウン。
パノムルンレックが7R1分24秒TKO勝ちでした。
この後、ペッツインディーお得意のムエタイマラソン(スーパーフライ級)のトーナメントの1回戦と2回戦が行われました。
・ムエタイマラソン1回戦 - 4試合
<ヨックウィタヤー・ペッツシーミンVSオロノー・ヨー・ヨーン101> オロノーの判定勝ち
<ぺッパノムルン・ソー・タンマラシ-VSチャッチャイ・ソー・タナヨン> チャッチャイの判定勝ち
<ゴングライ・ルーククロンタンVSクマーンテー・ルークプラバーッ> ゴングライの判定勝ち
<マーピチッ・シッソーンピーノーンVSエクモンコン・ガイヤーンハーダオジム> マーピチッが判定勝ち
・ムエタイマラソン2回戦 - 2試合
<オロノーVSチャッチャイ> チャッチャイが判定勝ち
<ゴングライVSマーピチッ> マーピチッが判定勝ち
結局国際式もやってるチャッチャイが余裕で決勝まで進出。もう一方は若いマーピチッが番狂わせの連続で決勝進出。特に2回戦のゴングライ戦は試合終了時にゴングライも勝利を確信していたのにジャッジはマーピチッを支持。最後のラウンドに余裕をかましたのが逆効果になりました。あれが現在のムエタイ界の問題のひとつ。自身で判定を判断して最終ラウンドは攻めを放棄して何もしない、と言うやり方。
さて、ここで真打の世界王者オーレドンの登場です。
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量107ポンド
WBCストロー級王者オーレドン・CPフレッシュマート(Oleydong Sithsamerchai)(タイ) VS リッキー・シャリル・ファーバンヨー()(インドネシア)
公開計量のときに「ヘリ・ポーノモー」と紹介された選手の顔に見覚えがあったので確認したら以前タイで試合をしたヘリとはまったく別人で、逆に2010年1月にチャッチャイと戦った「シャリル・ファーバンヨー」と同一人物でした。ただ前に書いたんだけど、このシャリル・ファーバンヨーもその前にゴーキェット興行に来たシャリル・ファーバンヨーと別人。この謎は最近少し分かってきた気がします。というのは
インドネシア人に「シャリル・ファーバンヨー」って同姓同名の人がめっちゃ多い…
ということ。フェースブックで友達検索を「Sharil Fabanyo」でかけると結構な数が出てきてビックリしました。ちなみに「ソフヤン・エフェンディ」も同様です。ソフヤンの場合はどれが本当のソフヤンかと思って本人に聞いたら「フェースブックっていうかネットはやってません。(きっぱり)」…
というわけで、今回はマッチメーカーからもう一度マネージャーに確認してもらって「リッキー・シャリル・ファーバンヨー」という名前を聞き出したのでboxrec.comの方も「シャリル・ファーバンヨー」「リッキー・ファーバンヨー」「リッキー・シャリル・ファーバンヨー」を別に立てることにしました。もちろん全部別人です。
来る選手、来る選手、全部写真に撮ってるのが威力を発揮しました。
しかし最初にフェースブックで「ソフヤン・エフェンディ」で検索して優に20を超す名前が出てきたのにはビックリしましたけどね。日本で言う「佐藤さん」みたいな感覚なのかな?
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いずれにせよ世界王者のオーレドンにとっては格下に過ぎないんですが、よく地域王者の調整試合で判定までもつれこむケースが多いのに対して今回のオーレドンは(恐らくプロモーターの厳しい目もあったんでしょうが)最初から自ら動いていきます。
普段は外を回る足も、積極的に使えば
相手を追い詰める足に早変わり!
さらに、コーナーからさっと逃げるステップは
パンチを繰り出す鋭い踏み込みに早変わり!!
<踏み込みが速いし大きいわ…>
いや大したもんです。格下とはいえリッキー・シャリル・ファーバンヨー(長い…)に距離をとることを許さずどんどん詰めてパンチを打ち込み、逆にリッキーの大振りフックは全然当たらずほぼ完封の内容。
<リッキーのパンチは大振りすぎ>
最後は4Rに左ストレートでダウンを奪い、立ち上がったリッキーをさらにロープ際に追い込んでボディーへパンチを入れて倒しました。
オーレドンが4R0分54秒TKO勝ち
今回どーも契約重量107ポンドよりも重い体重で試合に臨んだみたいなんですが(タイの「調整試合」は体重管理はかなりいい加減。これは間違いない)これくらいの体の動きができるとまだまだ井岡では勝負にならないと見ました。ただし、
普段の体重がスーパーフェザー級(汗)のオーレドン…(本人申告)
やはり最後は減量が防衛の最大の難所になりそうです。
この試合のあと行われたムエタイマラソン決勝戦は、若いマーピチッのがむしゃらファイトに途中ちょっと手こずる場面があったものの、最後は格の違いを見せてチャッチャイ・ソー・タナヨンが判定勝ちでワンデートーナメントの勝者となりました.
<チャッチャイVSマーピチッ>
一回チャッチャイが倒れたときはどうなるか?と思いましたが、それはハイキックをかまそうとしたチャッチャイが軸足を滑らせて倒れたってだけでした。(てっきりマーピチッが軸足を払ったかなんかしたもんかと思いましたが、ただのスリップ)
国際式ではフライ級で戦ってるチャッチャイですが、体の張りとか見てるとスーパーフライが適正なのかな?とか思いますが、まあその辺はまた2月1日の試合できっちり見させてもらいます。
今回は地元の新聞から写真頼まれたので結局ムエタイの試合を最後まで見てしまった…
まあマーピチッの懸命な戦いぶりが好印象だったので良かったですけどね。
おっと、最後に今日の美人子さんたちです♪
最近さすがにこうやって声かけて写真撮らせてもらうのが苦痛じゃなくなってきたな… ←かなりの対人恐怖症&対女性赤面症(ホントです)
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井岡はサウスポーは苦にしないと思いますね。井岡が待ちの戦法を選び後半勝負に出れば面白い展開になると見ます。WBCは公開採点なので。