バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのムエタイ)地盤沈下進行するムエタイ…

2015年04月03日 18時00分00秒 | タイのムエタイ
ま、ちょっと聞きかじった話だけだけどね。


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昨日行われたムエタイの特別試合でタイの英雄の一人である

  ソムラック・カムシン

が登場したが、結果は

  引き分け

に終わった。

しかもなんと今回の試合はハンデキャップマッチで

  ソムラックは足を使うの禁止

という試合だった。

まあ競技としての性格上、体重差でのハンデキャップを付けるというのは聞いたことがあるが、ムエタイで

  片方がキックなし

というのは初めて聞いた…


さて、一昨日の記者会見に参加した際にちと耳に入ったのがタイの記者達の話で

  ムエタイの人気低下が止まらない

という話だ。

昨日の興行も

  「ソムラックの試合が無かったら他に見たい試合無いよね。」

  「ソムラックの試合があるから入場収入はなんとか200万バーツ(約740万円)を超えるんじゃない?」

という話。

数年前にベテラン記者に「入場収入がどれくらいまでいったら合格点なの?」と聞いたときの返事が

  「目安は100万バーツ(約370万円)」

とのことだった。

ちなみに昨日の入場料収入は

  293万バーツ(約1080万円)

だったので問題なく合格。

ああ、ちなみに毎日のムエタイ興行の入場料収入は毎日の新聞「ムアイサイアムトゥデイ」に書いてある。

しかし、例えば3月31日のルンピニー興行の入場料収入は

  39万バーツ(約144万円)

記者の話では

  30万バーツを切ったら損が出るんじゃないか?

という話だったが、確かに最近は100万バーツを超える金額なんてほとんどなくて50万バーツ以下の興行も普通にでている始末。

  ルンピニーなんて新しいスタジアムを作ったばかりなのにねえ…

ただしプロモーターにより興行収入としてスポンサーからの収入が見込めるから単純に入場料収入だけで判断は出来ない。まあそれじゃなかったら入場料293万バーツじゃ、ソムラックのファイトマネー600万バーツ(約2200万円)も払えない訳だけどね。

とはいえ

  入場料収入の減少=ムエタイをスタジアムで見る人の減少

な訳で、記者の話では「結局昔からの流れで賭けをやってるおっさん達しか見に来ない。そういう人たちも高齢化するし、離れていく人もいるから(サッカー賭博などに移行)試合を見に来る人は減る一方だ」

というのが

  バンコクのスタジアムで行われているムエタイの現状…の一面でした。

今回取り上げた例はルンピニーだけどラジャも大きく変わりはなく、3月30日の興行こそ196万バーツの入場料収入があったけど、3月25日の興行は57万バーツ。多くのプロモーターにとって厳しい状況は変わりはない。


ではまた


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ムエタイ人気 (オバカチ)
2015-04-04 13:17:12
こんにちは。バンコクに住むようになって3か月ほどですがその間ラジャダムナンに二回行きました。一回目はガラガラ、二回目はソムラックの出た4月2日の興業でした。
その日ですら、リングサイドの席は値引きしてくれて1600バーツでした。ムエタイ好きとしては人気下降はとても心配ですね。特にラジャダムナンはもっと努力するべきですね。試合情報を詳しく知らせるとか終了後の帰宅方法を工夫するとか。あと外国人料金は辛いので通常の興業の際はもっとリーズナブルな値段にしてほしいですね。
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