(写真はユース王者となったヨーッンガン)
さっき道を歩いていたらなつかしの
フェアレディ240Z
が走っていくのを見かけたバンコク愚連隊です。
あの車ってたしか第1次スーパーカーブームの頃だから30年以上前の車では…(汗)当時の日本車っていうか今の今までの日本車の中でもこの頃のフェアレディZとトヨタ2000GTのフォルムは出色の出来だったと思います。外観そのままで内部だけ新しくして売り出してくれないかね…正直その後の車はなんか似たり寄ったりのデザインで好きくないっす。
タイのホテル検索、予約にはこちらの 『agoda』 のサイトをご参照ください。マジ便利っす♪
さて昨日の試合では既報のとおりヨーッンガンがユース戴冠しましたが一番観客が沸いたのは最後の試合のピチッチャイの見せた激闘に対して、でした♪
以下、興行内容です。
[ 2010年1月29日 ] ペッインディー・アユタヤ興行
場所:タイ中部アユタヤ県アユタヤパーク2階特設会場
第1試合:6回戦、120ポンド
ペットゥラン・ソー・ユピンダー(タイ) VS ダニエル・ヴィクター(スペイン)
ペットゥランが判定勝ち
<左がペットゥラン、右がダニエル>
**ペットゥランはルンピニースタジアムの国際式バンタム級王者
この試合は「倒され役」的なムエタイ修行外人が多い中、控え室でのダニエルのシャドーを見て「これは面白いかな?」と思ったのが半ばあたりダニエルが粘って判定まで持ち込みました。やはり本当のプロとはパンチの打ち方が違って力が入りきっていないパンチのダニエルを攻め込んだペットゥランだったんですが、ダニエルも体力だけを生かした(失礼)連打攻勢と体格とフィジカルで相手をロープに追い込んで打つなど健闘したんですがまあこの結果は仕方ないでしょう。
第2試合:WBCユース・ストロー級王者決定戦
ヨーッンガン・トー・チャルームチャイ(タイ) VS ヘリ・パーノモー(インドネシア)
ヨーッンガンが4R2分29秒KO勝ち
<右ストレートを打ち込むヨーッンガン>
ルンピニーのムエタイ王者から国際式に転進して2戦目のヨーッンガンですが今回は前回よりはるかにいいパフォーマンスを見せてくれましたね。離れてワンツー、近づいてフックでボディー、またアッパーも打てる。相手のヘリも綺麗なワンツーを打てるまとまな選手ではあったんですがはなから後ろに下がりすぎですね。2Rからは前へ出るヨーッンガンに対してロープに沿って逃げるヘリの展開に。ヘリがそこそこの健闘をした次の4Rにヨーッンガンが猛攻でロープにつめて連打、最後はアッパーのフェイントから左のストレートがボディーに入ってダウン。このフェイントがうまく決まったせいかレフェリーが10カウント数えてもヘリは立てずKO負け。(表彰式直前までうずくまったままでした)
ああいうバランスもいい戦い方ができるなら国際式で十分やっていけるでしょう。将来に期待しましょう。
ウィラット氏の試合後の談話では「まだ20歳と若いのでムエタイでも試合をさせ、様子を見ながら育てていきたい」とのことでした。
第3試合:6回戦、122ポンド
クンキリー・ウォー・ウィサルッ(タイ) VS チャイモンコン・エクシンディコンジム(タイ)
クンキリーが判定勝ち
**クンキリーはルンピニースタジアムの国際式スーパーバンタム級王者
<勝者はクンキリー>
結果を見れば「力のクンキリー、技のチャイモンコン」の展開。テクニック、当て勘からいったら技量はチャイモンコンの方がうえだったと思います。前半はクンキリーのパンチも多くはガードの上を叩き、逆にチャイモンコンは時にフック、時にアッパーとクンキリーのガードの空いているところに的確にパンチを入れてました。ちとスピードと力が足りないかな、とは思いましたが.
ところがその後は経験の差でしょうか?クンキリーが頭からチャイモンコンにくっついてチャイモンコンのパンチをうまく封殺。しかし自分のパンチを顔面やボディーに打ち込んでチャイモンコンは鼻血流血。この作戦はうまかったですね。判定は妥当かと思います。
第4試合:6回戦、120ポンド
ピチッチャイ・ツインジム(タイ) VS ビックM・オー・プーンチュアイ(タイ)
ピチッチャイが判定勝ち
<右がピチッチャイ>
あんま期待していなかったこの試合が一番の盛り上がり。「激闘型」のピチッチャイにビッグMも負けじと反撃したのが原因ですが、前後に激しく出入りして長い手足を利用して飛び込みざまにパンチを放つピチッチャイの戦い方は日本の黒木を思わせました。それでいてインファイトにも果敢に挑んでフック、アッパーを振るう。ルックスがいいせいもあるんだけど(え?)いかにも「力の限り戦ってます」って感じの戦い方を見せるピチッチャイのファイトにあたしもみてて体に震えが来ました。(マジ)
ちなみにクンキリーの写真で選手の手を上げているレフェリーがこの試合のジャッジだったんですが、彼と隣で写真撮ってたあたしで
えらい熱い試合してくれるね~!
と感心してたくらいです。ジャッジさんの横で写真取ることが多いので話をする機会も増えましたね。
それにしても女子ボクシングのポーンブーンオーンに次いで現れた
「観客に感動を与えるボクサー」
って感じですかね。いいっすね、この選手。
相手のビッグMも悪くはなかったし、観客が沸いた一因は彼の反撃と姿勢にもあったと思います。しかし終始押されてしまったしハートは評価できますが技量はもうひとつ、というところでしょうね。
こういう試合を見れると
ボクシングってホントいいですね♪
といいたくなります♪
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
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が走っていくのを見かけたバンコク愚連隊です。
あの車ってたしか第1次スーパーカーブームの頃だから30年以上前の車では…(汗)当時の日本車っていうか今の今までの日本車の中でもこの頃のフェアレディZとトヨタ2000GTのフォルムは出色の出来だったと思います。外観そのままで内部だけ新しくして売り出してくれないかね…正直その後の車はなんか似たり寄ったりのデザインで好きくないっす。
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さて昨日の試合では既報のとおりヨーッンガンがユース戴冠しましたが一番観客が沸いたのは最後の試合のピチッチャイの見せた激闘に対して、でした♪
以下、興行内容です。
[ 2010年1月29日 ] ペッインディー・アユタヤ興行
場所:タイ中部アユタヤ県アユタヤパーク2階特設会場
第1試合:6回戦、120ポンド
ペットゥラン・ソー・ユピンダー(タイ) VS ダニエル・ヴィクター(スペイン)
ペットゥランが判定勝ち
<左がペットゥラン、右がダニエル>
**ペットゥランはルンピニースタジアムの国際式バンタム級王者
この試合は「倒され役」的なムエタイ修行外人が多い中、控え室でのダニエルのシャドーを見て「これは面白いかな?」と思ったのが半ばあたりダニエルが粘って判定まで持ち込みました。やはり本当のプロとはパンチの打ち方が違って力が入りきっていないパンチのダニエルを攻め込んだペットゥランだったんですが、ダニエルも体力だけを生かした(失礼)連打攻勢と体格とフィジカルで相手をロープに追い込んで打つなど健闘したんですがまあこの結果は仕方ないでしょう。
第2試合:WBCユース・ストロー級王者決定戦
ヨーッンガン・トー・チャルームチャイ(タイ) VS ヘリ・パーノモー(インドネシア)
ヨーッンガンが4R2分29秒KO勝ち
<右ストレートを打ち込むヨーッンガン>
ルンピニーのムエタイ王者から国際式に転進して2戦目のヨーッンガンですが今回は前回よりはるかにいいパフォーマンスを見せてくれましたね。離れてワンツー、近づいてフックでボディー、またアッパーも打てる。相手のヘリも綺麗なワンツーを打てるまとまな選手ではあったんですがはなから後ろに下がりすぎですね。2Rからは前へ出るヨーッンガンに対してロープに沿って逃げるヘリの展開に。ヘリがそこそこの健闘をした次の4Rにヨーッンガンが猛攻でロープにつめて連打、最後はアッパーのフェイントから左のストレートがボディーに入ってダウン。このフェイントがうまく決まったせいかレフェリーが10カウント数えてもヘリは立てずKO負け。(表彰式直前までうずくまったままでした)
ああいうバランスもいい戦い方ができるなら国際式で十分やっていけるでしょう。将来に期待しましょう。
ウィラット氏の試合後の談話では「まだ20歳と若いのでムエタイでも試合をさせ、様子を見ながら育てていきたい」とのことでした。
第3試合:6回戦、122ポンド
クンキリー・ウォー・ウィサルッ(タイ) VS チャイモンコン・エクシンディコンジム(タイ)
クンキリーが判定勝ち
**クンキリーはルンピニースタジアムの国際式スーパーバンタム級王者
<勝者はクンキリー>
結果を見れば「力のクンキリー、技のチャイモンコン」の展開。テクニック、当て勘からいったら技量はチャイモンコンの方がうえだったと思います。前半はクンキリーのパンチも多くはガードの上を叩き、逆にチャイモンコンは時にフック、時にアッパーとクンキリーのガードの空いているところに的確にパンチを入れてました。ちとスピードと力が足りないかな、とは思いましたが.
ところがその後は経験の差でしょうか?クンキリーが頭からチャイモンコンにくっついてチャイモンコンのパンチをうまく封殺。しかし自分のパンチを顔面やボディーに打ち込んでチャイモンコンは鼻血流血。この作戦はうまかったですね。判定は妥当かと思います。
第4試合:6回戦、120ポンド
ピチッチャイ・ツインジム(タイ) VS ビックM・オー・プーンチュアイ(タイ)
ピチッチャイが判定勝ち
<右がピチッチャイ>
あんま期待していなかったこの試合が一番の盛り上がり。「激闘型」のピチッチャイにビッグMも負けじと反撃したのが原因ですが、前後に激しく出入りして長い手足を利用して飛び込みざまにパンチを放つピチッチャイの戦い方は日本の黒木を思わせました。それでいてインファイトにも果敢に挑んでフック、アッパーを振るう。ルックスがいいせいもあるんだけど(え?)いかにも「力の限り戦ってます」って感じの戦い方を見せるピチッチャイのファイトにあたしもみてて体に震えが来ました。(マジ)
ちなみにクンキリーの写真で選手の手を上げているレフェリーがこの試合のジャッジだったんですが、彼と隣で写真撮ってたあたしで
えらい熱い試合してくれるね~!
と感心してたくらいです。ジャッジさんの横で写真取ることが多いので話をする機会も増えましたね。
それにしても女子ボクシングのポーンブーンオーンに次いで現れた
「観客に感動を与えるボクサー」
って感じですかね。いいっすね、この選手。
相手のビッグMも悪くはなかったし、観客が沸いた一因は彼の反撃と姿勢にもあったと思います。しかし終始押されてしまったしハートは評価できますが技量はもうひとつ、というところでしょうね。
こういう試合を見れると
ボクシングってホントいいですね♪
といいたくなります♪
ではまた
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階級ともレベルとも関係なく、これは見てよかったと思える選手、試合ってありますね~♪
そんな選手や試合に巡り会えた時の幸福感、これこそ生観戦の楽しさですね。
話は変わりますがタイの会場といえばてっきり炎天下のイメージがありましたが、こういうところで試合もあるんですね。天井低そう(笑)