【リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは? コロナ禍における心身自由な生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!】
内田樹さんの著書も岩田健太郎さんの著書もよく読みます。
納得できること、共感することが多いからです。
その二人の対談。やっぱり納得共感します。
日本には感染症のプロが少ないし、歴史も浅い。過去の幸運(サーズが入ってこなかったのは完全にまぐれ)を日本の実力のように勘違いして(ニホンはスゴイ。”我は正しい”と反省しない頑固な政府←無知の知がない無明政府)、CDCも作ってないし、プロの提言を聞かず身内(厚労省)だけでやってしまおうとする。明確なビジョンがない。(科学よりも)政治を優先させて、きちんとした感染症対策ができていない。(全国民や弱者ではなく、支持層を見ている。アメリカも)
失敗を認めない科学に進歩はない。
(「問題ありません」隠ぺい、改ざん、欺瞞・・・)
「責任をとりたくない」というエゴイズムが蔓延してないか。
実質よりも見栄えばかりを気にする政治。(スピード”感”)
インパール体質は今の日本にも脈々と受け継がれている。
イノベーションは評価主義になじまない。
イノベーションに「ものさし」はない。
放っておけ。他人の評価なんかどうでもいい。
自助では感染症は克服できない。
感染症に特化した病院や施設を作れ。保健所も増やせ。
病床数削減とか予算削減とかありえない。
病院が暇なのはいいこと。暇だからと言って消防署をなくすのか?
医療は商品ではない。
地域や状況によって対策が違うのは当たり前。
コロナの感染が広がる一番の原因は、「同調圧力」
みんなが一つの場所に集まるから、どんどん感染が広がっていく。
(右向け右で言われるまま人と同じことをする日本人)
ロックダウンは効果がある(特に全体主義の日本人は)が、経済的に困窮する。
解除(goto)すれば経済は回るが、感染が広がる。
ウイルスが広がると経済自体が立ち行かなくなる、、、。
(緊縮財政なんてありえない。もっと補償を。)
「人と違うこと」をやり続けていれば、感染リスクはどんどん減っていく。
「固まるな、ばらけろ」「同調するな」「お互い距離を取れ」
「なるべく人と違うことをして暮らせ」
・・・生態学的ニッチを「ずらす」
生き延びようと思うなら、他人と合わせようとするんじゃなくて「ずれる」
多様性と自主性。
分散すること。(地方をもっと大事に)
「恐怖」が国民を分断し、不寛容にしている。冷静になろう。
とにかく感染者を徹底的に減らすしかない。感染経路を断つ。
油断は禁物。
あと、
「多くの癌は感染症が原因で起きている」
「コロナは血栓をつくる」とかは新しい知識でした。
そうですね。現政府はさらに弱者切り捨てをどんどんやっていきたいんだろうなというような気がします。
成長戦略会議のメンバーみても新自由主義者の政商、弱い中小企業は潰せ効率や生産性が一番だみたいなことを主張している人、自助でのし上がった勝ち組の人たち。(自助は他人に押しつけられるものではありません)
心、やさしさ、思いやりが感じられない。
大変な時代(社会)になってしまいました。