中野区にある哲学堂公園は、東洋大学の創立者にして哲学者の井上圓了氏が、全財産を投じて開設した公園です。彼は「妖怪学」の権威でもあります。ここは「哲学」をテーマにした 全国に例を見ない個性的な公園です。正門にあたる入口にある哲理門(妖怪門)の左右には、仁王様の代わりに「天狗」と「幽霊」がそれぞれ配置してあります。天狗は物質界、幽霊は精神界の不可解の象徴としたそうです。どちらも彫刻家 田中良雄氏の作品ですが、現在 門の中にあるのはレプリカです。スケッチでは、天狗と幽霊に門の中から外へ出てきてもらいました。(笑)
F4 2021/12/04
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