今日の東京を描く市民の会は、浅草寺です。それほど寒くなく良い天気で「浅草」なのに41名の参加では ちょっと寂しい感じがしました。しかし浅草の町はかなり混んでいました。今回描いたスケッチは、三社様で有名な浅草神社のすぐ裏手にある小さなお社です。3つの鳥居が重なり、壁が吹き抜けたような斬新なお社です。この神社は、江戸時代の町火消し 新門辰五郎の妻が重病で床に伏したとき、京都の伏見稲荷神社に祈願したところ病気が全快し、町の人がお礼の意味も込め伏見稲荷から祭神御分身を当地に勧請しました。そして被官稲荷神社と名付けられ、現在浅草神社の末社としてその境内に祀られています。名称の由来は不明ですが、被官とは官を被(こうむ)る、ということから、就職・出世の神さまです。正面の鳥居は新門辰五郎により奉納されました。
F4 2021/12/19 東京を描く市民の会「浅草寺・伝法院界隈」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます