20分･10分･5分･3分 F6 Oct 30.
東急大井町線を等々力駅で降りて、渓谷へ向かう階段を下ると、そこは東京23区とは思えない薄暗い深緑の空間が広がる世界があります。すぐ横を環状八号線が通っているとは信じられない場所、等々力渓谷です。ヒンヤリとした川沿いを5分程歩くと等々力不動尊に着きます。等々力不動尊の始まりは、ある時、真言宗の開祖である興教大師の夢の中に、お不動様が現れて関東に霊地があることを告げ、興教大師はお不動様を背負って関東に入ると夢に見たものと同じ渓谷があり錫杖で岩を掘ると滝が流れ出しました。そしてそこにご不動様を安置したのが、この等々力不動尊の始まりです。岩から流れ出した滝はその後も枯れることはなく、湧出る水の音が付近にとどろき、この一帯の地名が「等々力（とどろき）」となったそうです。
F4 2022/10/29
今日は久々に「東京を描く市民の会」に参加してきました。代々木公園の向かいにある代々木競技場は、第一体育館、第二体育館などからなるスポーツ施設です。昭和39年の東京オリンピックの開催に備えて建設されました。設計は、都庁舎などを設計した丹下健三氏です。第一、第二体育館とも、吊り橋と同様の吊り構造を用いています。第一は2本、第二は1本の主柱で屋根全体を吊り下げていて、観客を競技に集中させるために考案された、内部に柱を持たない構造の建物です。2021年に国の重要文化財に指定されました。秋晴れの穏やかな日差しの中、原宿駅から代々木公園にかけて たくさんの若者や家族連れで賑わっていました。
F4 2022/10/23 東京を描く市民の会「代々木公園」
