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パイオニアU-05簡易レビュー:クセが無く素質が高い優秀なヘッドホンアンプ・DAC複合機

2015年01月13日 | ヘッドホン、音響関連
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パイオニアU-05簡易レビュー:クセが無く素質が高い優秀なヘッドホンアンプ・DAC複合機

※:この記事は元々中国語で作成され、友人のWoodさんによって日本語に翻訳してもらった(ブログ主は台湾出身)
  彼は日本語勉強の最中であって、文章に違和感のあると思いますがどうぞ大目で楽しんでいてください

バランスが良く、中域の共鳴が鳴り止まない音響性能が素晴らしく、HP-A8/UD-501と同格と感じる
GAINスイッチをLOWポジションに設定してAD2000Xで聞いてみたらやや勢いが足りないが
HIGHポジションの方がバランスが取れる
DSD128フォーマットとハイレゾ(24bit,192KHz)を再生してDSD比較すると、大差がないなのは素直な感想です。

入出力インタフェースが豊富で
バランス駆動用のヘッドフォン端子を3組(3ピン×2、4ピン×1)持ち。
背面の入力端子はバランス接続にも対応する。バランス接続でZ7との相性は良いかもしれない。

ポタフェス2014の時で、HD800をバランスケーブルでU-05に挿して試聴した
ゼンハイザーHDVD800のような濃厚で暖かい音には及ばないが
U-05との組み合わせは高解像度かつクリアな音と言えるでしょう。

当時の私はU-05が次世代の万能複合機になるではないかと考え、
つまり、フォステクスHP-A8の有力ライバルになるでしょう

そろそろU-05の存在が心の中から薄まれてきた今頃
たまたまeイヤホンでU-05を発見し
その場でAD2000XとW5000を借りてあらためてU-05で試聴しました。

正直、eイヤホンの常連客であっ私は、今までもそれなりの金額を使ったこそ
こんなに風に店に居座って、ヘッドホンを聞きながらメモを取ることができるだろう。

ATH-AD2000X

U-05で試聴したATH-AD2000Xの表現は非常に良いです。
高音の伸びが素晴らしくて
オーディオテクニカ旗艦機種特有パーメンジュールドライバーの音響性能を完璧に表現出來た。
特にAD2000X特有の中域の共鳴感をU-05が旨く表現出来て、音場では広さのある立体な音場感を表現できた。
しかし、長時間聞き続けるとやや勢いが足りないと感じがあって
低域が少々抑制され、やや中高域を強調しているように聞こえるのは欠点です。

ここでU-05のGAINスイッチをLOWからHIGHに切り替えて、低域の表現と臨場感が大きく改善された。
多くの中級ヘッドホンアンプではHigh Gainに切り替えると高域が強くになった同時に、
音が粗くなり乱雑になるが多いなかが。U-05ではこういう劣化が一切なく、
その音響性能の優秀さを改めて証明された。
U-05をHIGH GAINに設定すると、全音域の分解能が高くなり、
めりはりのあるダイナミックな音に変わってゆく、このような音作りは繊細とは言えないが、
素晴らしい音響性能を持つのは間違いない

ATH-W5000

もともとW5000は凄くアンプを選ぶヘッドホンだとと思いますが。
これまで多くの組み合わせを試みた結果、相変わらずHA5000はW5000の最適な選択だと感じます。
他のアンプだと、若干目立って優秀な部分もあったが、
全体的なバランスが偏ってて、やはり何かが足りないように感じた

しかし、今まで聞いた他の組み合わせの中では
U-05 がHA5000の次にW5000の性能を最も発揮できる選択だと思う
U-05ではW5000の素晴らしい音響性能を表現でき
HA5000(DAC:HP-A8)と比べるててももっと高解像度で高分解能の音を出せる
そのうえ、元々W5000の少ない低域もかなり改善され、低域の量が増えただけではなく
解像度、スピード感、音の作りは全て上手くなっていく
低域の量と質の改善によって
U-05で聞いたW5000の音場表現はHA5000よりも立体かつ真実で
全体的にはIM03の全面的なアップグレード版と感じる。

HD800

HD800をバランス接続でU-05に繋いで聞きたら、解像度が非常に高く
音の線が少し薄く細いが、高音の伸びと広がりが共によい、総じて素晴らしい音と言えるでしょう。
一方、ボーカルが遠すぎて、中域のしっとり感足りなくてやや機械的な音になってしまって
厚さも足りない等の欠点も挙がられる。
このような音はHP-A8と類似していますが
その場での比較したわけでもないので、どちらか良いとは中々判断しづらい。

このような音はHD800にしては悪くないが
流石にゼンハイザー自社アンプのHDVD800がもっと音楽性に富んだ声出してくれた。
また、HD800を駆動する場合、ラックスマン のP1uで駆動した場合はより聞きやすく
ボーカルの距離が近くて艶がある。
U-05のヘッドホンアンプ部ではHD800を駆動にはやや力足りないが
日本メーカーの低インピーダンス高音圧感度のヘッドホンを駆動するのは十分と言えるでしょう

まとめ:U-05では10万円台DACの中で最も高い音響性能を持つ

正直な話、W5000で試聴している途中、微かだけどU-05の音響性能は私が持っていたHP-A8よりも優秀だとと感じた。
ポタフェス2014での展示の時も感じたけど、U-05はパイオニアの昔からの心血を注いだ作品と言っても過言ではない。
各種のデジタル、アナログ電子部品を大量投入しただけではなく
パイオニアが音響業界での長年にわたる経験を持ってU-05の音を積み重ねた。
インターフェイスが豊富で音響性能も優秀
おそらく2014年度では、U-05は最もコスパが良いDAC複合機になるでしょう。

やや惜しいのは、U-05のヘッドホンアンプ部の素質が良いけど
十分な調整できなくて駆動力もややたりない。
ヘッドホンアンプ部はLow/High Gainの調整ができるが
フォステックスHP-A8のような0.5dB間隔の微調整ができません。
U-05のメインはDACであって
今回Line Outの出力にテストをしてなかったが
全体的な素質から見ると
U-05に20万円以下のフラッグシップ級のヘッドホンアンプを接続してから
やがって真価を発揮できるだろう


Pioneer USB DAC ヘッドホンアンプ内蔵 U-05



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