鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

蒐集品を晒してみる・その③ ブルガリア・対独戦勝40周年記念メダル

2010-04-25 13:21:56 | 蒐集品


久々に蒐集品の紹介でも、ということで今回はブルガリアのメダルです。
今は無き人民共和国時代のもので、対独戦勝40周年記念メダル。とはいえブルガリアは当初枢軸側に立って戦っているので今ひとつすっきりしないところではありますが…まあ東欧諸国はみんなそんなもんですかね。
赤縁で中央部にナショナルカラーをあしらった水色の長方形のリボン部の下にメダルがくっついている形で、光芒を放つ「9」と書かれた星と「МАИ」とかかれたリボン(意味はまったく分かりません)、「1945」「1985」の年号、ハーケンクロイツを打ち砕く剣などが描かれています。なんというかいかにも共産圏、という感じですが、それでも全体的な印象はソ連のものとは違って見えます。何でですかね。



裏面。横ピン式に服に留めることが分かります。
「НРБ(ブルガリア人民共和国)」「40 ГОДИНИ ОТ ПОБЕДАТА НАД ХИТЛЕРОФАШИЗМА(ヒトラー・ファシズム打倒40周年)」の文字が刻印されています。
裏面にメダルの意味を刻印するというのは結構共産圏では見られる形ですよね。
まあ日本でも従軍記章なんかの年は大抵裏面に書きますが。