奈須正裕先生の著書「個別最適な学びと協働的な学び」(東洋館出版社 2021年12月25日初版発行、税込2,200円)を読んでいます。
前回の投稿で、教員不足と教職志願者の減少について触れましたが、その解決の手立ての一つを、この書籍から見つけました。
それは「自学・自習」です。
子どもたちが授業を進める、先生ごっこです。
子どもたちが、自分たちで協働的に学びを深める授業です。
「自学・自習」の経験を重ねて、授業を協働的に創り出していくことの面白さを知った子ども達の中から教師志望者出てくることを期待できます。
子どもたちを管理、統制することや、部活動指導に魅力を感じて教師に志願する人を減らすことにもつながります。
著書の読みすすめていくと、早速実施してみたい授業がありました。
「マイプラン学習」です。個別最適な学びです。
「マイプラン学習」とは、「一単元分の学習時間をまるごと子ども一人ひとりに委ね、各自が自分に最適だと考える学習計画を立案し、自らの判断と責任で自由に学んでいきます。」(著書p.039から引用)
2月中旬に本年度の定期テストが終わります。この定期テスト後の単元を、「マイプラン学習」にします。まだ、頭の中だけのプランですが、ここに書いてみます。
第1時に、次の事項を生徒に伝えます。
①「マイプラン学習」を実施する目的 自分で学ぶことができるようになる。自分にあった学び方を見つける。
②単元の目標と評価方法
学習成果を提出するか、教師の前で発表(プレゼン)する。
学習の振り返りレポートを提出する。
③単元の時間
④単元導入と単元の俯瞰として、参考になるビデオを数分見せると思います。
失敗するかもしれませんが、どんな学習になるか楽しみです。
本日も、訪問していただきありがとうございます。
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