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中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校現場の「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

【中学校生徒会顧問 9】委員長みんなで活動を盛り上げる

2010年02月14日 | 中学校生徒会顧問
 生活委員会が挨拶運動を行っています。
 生活委員の当番が朝生徒玄関に立ち、「おはようございます」と挨拶をする活動です。

 その第1日目。
 私は生徒会長に活動を盛り上げるために、一緒に立って挨拶をしなさい。とアドバイスしました。
 会長も部活動朝練習があるので、毎朝とはいきません。
 最初と最後の日に立とうと話しました。

 5日目朝。
 私が生徒玄関に行くと挨拶運動の生徒が一人もいません。
 生活委員長に尋ねると、当番の生徒が忘れていたのこと。
 私は生活委員長に対策を考え実施するように言いました。

 この対策は、委員長とその顧問の先生に悩んでいただくことにして、私は生徒会正副会長を呼び出しました。
 そして、挨拶運動が立ち消えていることを伝えました。
 正副生徒会長にも対策について考えてもらいたいところですが、今回は私がアドバイスをしました。

 生徒会活動が立ち消えている実態には、正副会長に責任がある。
 明朝の挨拶運動は、委員長会全員で玄関に立ち挨拶をするのはどうか。

 翌朝、委員長のほぼ全員が生徒玄関に立ち、登校する生徒に挨拶をしていました。
 イベントとして楽しんでいるようにも見えます。

 ピンチの委員会、ピンチの活動があったら、みんなで助ける。みんなで活動する。
 それが生徒会活動を盛り上げるということだと思います。

【中学校生徒会顧問 8】生徒会役員心得

2009年12月29日 | 中学校生徒会顧問
 いよいよ3学期から2年生がリードする生徒会が出発します。
 第1回委員長会で「生徒会役員心得」を配布し、読み合わせます。
 管理的な内容が多いように思います。修正が必要なのかもしれません。
 ご参考になれば、幸いです。

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平成  年  月
生徒会役員心得

 正副委員長会(正副生徒会長、正副委員長、書記局)のメンバーは、地域に誇れる○○中学校を創り上げるためのリーダーとして、以下にあげることを心得る

一、生徒会のリーダーを務めさせていただくことに感謝をし、リーダーとしての気概をもって生徒会活動にあたる。

一、挨拶、授業への取り組み、身だしなみ、言葉遣い、清掃への取り組みで、全校生徒の模範となる。
 (そのために、正副委員長会は、時にはお互いの行為を批正しあえる集団になる。)

一、生徒会の主役は、生徒会員であるあることを心得る。

一、生徒会の仕事をさせていただくという謙虚な気持ちを持つ。

一、生徒会は生徒主体の活動であるが、学校の先生方の支えがあるおかげで運営できていることを心得る。

生徒会運営上の留意事項

・ 生徒会のすべての活動は、顧問の先生との合意のもとに実施する。
常に「報告・連絡・相談」をする。
・ 生徒会の連絡事項は、先生方の手をかりず、生徒の力で行う。
配布物は委員が配布する。
連絡手段として、生徒会黒板、伝言連絡網、回覧板を活用する。
・ 配布物は、「生徒会ファイル」保存か、家庭に持ち帰るものか明確にする。
・ 放送は、全校生徒数の半分以上が対象となる情報を放送する。
・ ペン、画用紙、模造紙などの消耗品は、生徒会予算で購入したものを使用する。
・ 掲示物について次の点に留意する。
 内容が適切かどうか、顧問の先生に許可をいただく。
 掲示場所について、顧問、掲示場所の管理者、学級担任の先生に相談する。
 掲示を外す期日を小さく書き、その日までに外す。

【中学校生徒会顧問 7】新組織作りの第1歩

2009年12月07日 | 中学校生徒会顧問
 選挙により、正副会長が選ばれました。
 早速、組織つくりです。
 次のものを次期正副会長に持たせ、組織案を作成させました。

 持たせた資料
 1「組閣試案」委員会名の横に委員長、副委員長氏名を書くことが出来る枠です。
 2「2学年全生徒名簿」
 3資料「生徒本人の希望」「先生方からいただいたご意見」
 4 以下に紹介する資料

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平成21年12月 日
次期正副会長へ
生徒会係 ○○

新生徒会発足準備(1)

正副会長当選おめでとうございます。
当選に至るまでにお世話になった方々への感謝を忘れず、投票でいただいた一票一票にこめられた思いをしっかり受け止めてください。

平成22年度生徒会発足にあたって、今日から忙しくなります。○○中学校のために、力を発揮してください。



1 学年集会(12月○日○:○○-体育館)
 次期正副会長を紹介します。抱負を語ってください。2学年の生徒一人一人が新生徒会をつくりあげていく気持ちや意欲が湧くような言葉も投げかけてください。

2 新役員組織作り
 人事(じんじ)は新生徒会がスムーズにスタートし、充実した活動となっていくための土台となるものです。様々な憶測(おくそく)を呼んで混乱を招くと新生徒会はそこで失敗に終わります。決して口外してはいけません。家族であっても話してはいけません。そのくらい重要なものです。真剣に慎重に行います。
 決して好き嫌いといった自分の好みで選んではならない。

(1)第1案を係○○先生に手渡しで提出する。12月○日(月)○:○○まで。
  ・組織作りの手順

①平成22年度に重点を置きたい委員会を3つ選ぶ。
 「組閣試案」の委員会名を○で囲む。

②学年全生徒の名簿を見て、リーダーにふさわしい人を選ぶ。○○名。
リーダーにふさわしい人とは、
・学校生活で模範的な行動がとれる。
・委員会活動に手を抜かず、積極的に取り組んできた。

③「組閣試案」に生徒氏名を入れる。

④「生徒本人の希望」「先生方からいただいたご意見」を参考にしてもよい。

⑤正副会長、議長、委員長の人数では、学年全体で生徒会をつくっていくという視点から、学級のバランスを考える。

⑥○日提出の段階では、空欄があってよい。

(以下、今後の推進日程を記述しました。)

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 今週と来週は、組織つくりのために次期正副委員長と検討を繰り返します。

【中学校生徒会顧問 6】推薦責任者の責任 今回は厳しく指導中

2009年11月09日 | 中学校生徒会顧問
 いよいよ選挙運動が始まります。
 ポスター作りなどの活動が始まります。
 ある日、教室へ行くと、選挙ポスター作成で残った用紙が散乱していました。
 ポスター作りは、責任者、立候補者、そして応援グループのメンバーで書いたと思います。しかし私は、責任者だけを呼びました。
 責任者を私の前に立たせて、選挙運動のマネジメントの悪さを叱りました。実は、用紙の整頓だけではなく、別件で学級担任への相談もなく勧めていたこともあり、厳しい口調でしかりました。
 今回私は、責任者に名前の通り責任を負わせています。
 責任者に任命されたときに、選挙運動の推進、選挙のきまりの熟読、日程の確認、応援者の統率など、その任務について話しました。苦労も多いが、やりがいがあることも、そして立候補者者、学級、学校のためになる仕事であることも話しました。それだけの任務に耐えられる人材であるとの私の思いもありました。
 このようなスタートを切っているので、そしてそれだけの人材なので、責任者の責任を厳しく問うたのでした。
 
 責任者に責任を負わせる。
 当たり前のようですが、以前の私はここまで考えていなかったので、今日のトピックとして、書かせていただきました。

【中学校生徒会顧問 5】学級から候補者を出す その2

2009年11月03日 | 中学校生徒会顧問

「【中学校生徒会顧問 4】学級から候補者を出す」の続きです。

(4)学級会
 学級担任主導で決めます。
 はじめに、生徒会長候補から選出します。
 副会長候補選出を同時にすすめませんでした。
 副会長候補だけが決まり、会長候補が空席の場合、私にはその局面のすすめ方が考えられないからです。
 また、「会長立候補は遠慮したいが、副会長なら立候補する。」という考え方が生徒間にある場合、またその考え方が広まった場合、会長候補を検討している生徒に対しては、マイナスになると思ったからです。

 まず、生徒会長立候補を待ちます。
 私の学級はこれまで学級長、宿泊行事の係長など、立候補者が出てくれる学級でした。
 私は「立候補したから、本人がやりたいから会長候補をお願いします。というわけにはいきません。」と話しました。
 ここ数年、能力や人望など自分を客観的に評価できていない生徒が、やるやると手を挙げることが増えているように思います。立候補を検討している生徒をさらに悩ませることになっても、言いました。
 立候補者は出ません。
 教室内はしーんとします。
 10分くらい、しーんとさせました。
 この時間が、立候補を検討している人にも、誰を推薦するか検討している生徒にとっても、ことの重大さを理解するうえで大切だと思います。
 「きっと、立候補をしようとする人は悩んでいる。自分は立候補できないけどと思っている人も、学級の大事な時間です。いっしょに悩もう。」と言いました。

 満を持して、次の活動をします。
 「今、考えていたことを一人一人言いなさい。
  『立候補を考えているが、自信が無い。』
  『○○さんがよいと思う。○○だからです。』
  本当に考えて考え抜いて、考えがまとまらなかったら、その気持ちを言いなさい。」
 教室の角の生徒から順に立たせて、一言ずつ言わせました。
 ここも真剣モードで言わせる雰囲気作りをします。
  
 影響力の大きい生徒の発言を受け、「私も○○さんがいいと思います」と多くの生徒が考えを流されることを心配していました。
 私は「私も・・・」と言った生徒に、「『私は・・・』と言いなさい」と言い直させました。
 今回は、多くの生徒が自分の言いたいことを言えたようです。
 「○○君が立候補してくれるなら、僕は推薦責任者になります」との力強い発言もありました。

 この段階で、推薦された生徒は3名に絞られました。
 3名の中でも、A君への推薦者数が多いように思います。
 しかし、この段階では、投票をしていたわけではないのです。
 一人ひとりの気持ちを分かち合っただけなのです。

 ここで、一度この会をとめます。
 生徒たちは自習や読書をして待ってもらいます。
 その間に名前の挙がった3人と面談をします。

 気持ちは個別に聞きます。
 そして3人を並べて、こう言いました。
 「大役なので、自信のないことはわかります。
  誰でも自信はない。
  でも、誰かがやらなければならない。
  このあと、学級内投票で決めたいと思う。
  私はこの3人なら、誰に決まってもこのクラスの代表として立派にできると思う。
  クラスの仲間が、あなたたちにやってほしいと願っています。
  自信がなくても、投票によって多くの生徒が後押ししてれた結果であれば、それを受けとめる覚悟をしてくれないか。」
  生徒たちは「はい」と返事をします。
  うなずくだけでは、ダメです。
  「○○さんはどうですか。」と問い、「はい」と言わせます。大事な瞬間です。
  私の話を続けます。
  「このあと、投票を行います。
   投票の前に、あなたたちに一言ずつ言ってもらいます。
   あなたたちの気持ちを言いなさい。
   自信がないのであれば、正直に言えばいい。
   くれぐれも、本気で推薦してくれた人たちを失望させるような言葉がないよう考えてください。」

  「○○委員長になりかいから、生徒会長にはなりません。」と言う考えを持っている生徒は少なくありません。文化祭や放送の委員長希望者に多いようです。気持ちは分かりますが、私はこのような考え方は好みません。このような考えの生徒を委員長にするつもりはありません。「誰かがやらねばならない。学校のために、仲間のために、全体のために、第一希望ではないけれど引き受ける。」このような気持ちになって欲しいと思います。
 この旨は、以前からの面談で話してきました。

 教室に戻り、名前のあがった3名が悩んでいることを語りました。
 そして彼らに一言ずつ言わせました。
 3人が「自信はありませんが、もし応援してくれるなら、立候補したい」といった旨の話をしてくれました。

 次に投票です。
 開票では、一人の生徒に立ち会ってもらいました。
 「先生に決められた」との疑惑をもたれないためです。

 そして結果発表は学級担任から。
 学級内選挙ではあるは、一人は当選し、2人は落選します。
 学級内選挙であっても、落選者は気を落とします。
 発表前にこう言いました。
 「この結果によって選ばれなかった2人もよく覚悟を決めてくれた。
  結果発表後に、選ばれた人に対し拍手を送ってくれるでしょうが、残りの2人にも温かい拍手を送ってください。」

 発表後に、3名の生徒を個別で呼び、悩んで決断してくれたことを褒めました。

 後日副会長も同じように決めました。

 学級長を決めるときにこれほど丁寧には行いません。
 生徒会長候補選出は特別です。

 読者の皆様の教室でも、候補者選出では様々なドラマがあったことと思います。

【中学校生徒会顧問 4】学級から候補者を出す

2009年11月03日 | 中学校生徒会顧問
 本日は、顧問の立場ではなく、学級担任の立場で書かせていただきます。
 学級から、立候補者を出す場面です。
 これは、学級担任、立候補を検討している生徒、周囲の生徒のいずれもエネルギーを使うことです。

 立候補者選出は、学級担任主導の指導であると思います。
 私はこのようにしました。

(1)生徒会選挙ガイダンス
 まず、10月初旬に学年集会会で生徒会係から選挙に向けてのガイダンスをしていただきました。ここで生徒たちは、各学級から立候補者を出すことを知ります。
 私は1年前から、学年集会や生徒会活動の折に、「○ヵ月後は、この中から生徒会のリーダーが選出される」「君たちが生徒会のリーダーになる」「自分が生徒会をリードする覚悟があるなら、今、学年生徒会をリードしなさい」などの言葉を生徒たちに投げかけていました。

(2)生徒会アンケート
 次のような項目のアンケート用紙を配布し、生徒に書かせます。

 ①平成○○年度(次年度)は、どんな生徒会にしたいか。
  (例)挨拶が響く○○中学校、地域に貢献する生徒会、歌声の響く○○中学校

 ②平成○○年度(今)の生徒会で、次年度も続けたい活動を書きなさい。

 ③平成○○年度(次年度)にあなたはどのような役職で生徒会に貢献したいですか。
  第一希望
   ○○○委員会・本部会(正副会長、書記)
   委員長、副委員長、委員  ○で囲みなさい。
  第二希望
   ○○○委員会・本部会(正副会長、書記)
   委員長、副委員長、委員  ○で囲みなさい。

 ④このクラスの中で、次の役職にふさわしいと思う人の名前を書きなさい。
   生徒会長
   副会長
   ○○委員長
   ○○委員長
   学級長

 このアンケートの記入は、真剣モードで書いてほしい。
 学級担任として、落ちついた口調で話し、相談なしとし、しーんとした中で書かせました。

(3)個別懇談
 上記アンケートで、立候補した生徒、推薦で上がっている生徒と懇談します。
 私のほうから立候補しなさいとは、言いません、
 「多くの級友が○○さんの名前をあげているが、(気持ちは)どう?」
 と問います。
 「学級担任から立候補するように言われた。」と生徒に受け取られたり、そのような噂が生徒間に流れると学級担任不信につながります。
 そのため、懇談の時、場所、内容には配慮します。
 実際、私の学級では、アンケートで立候補の意思を書いた生徒はいませんでした。

 長くなってしまいました。次号に続きます。

【中学校生徒会顧問 3】生徒会顧問にお勧めの本です。

2009年10月28日 | 中学校生徒会顧問
 【中学校生徒会顧問】シリーズを始めてから、訪問数が増えています。
 【中学校生徒会顧問1】公開の日には、その日に350回の訪問をいただきました。感謝申し上げます。
 好評にお答えして本日(10月28日)、2回目の投稿です。

 生徒会顧問にお勧めの本を紹介します。

 「みんなが参加したくなる生徒会活動ハンドブック」生徒会活動研究会編(学事出版)2200円+税

 次のような一節があります。

「生徒会の事務事項にしても、本来生徒がやるべきことを先生がやっている。たとえば、生徒会が生徒を集めるのにも、いちいち先生を通して連絡される。・・・書類の配布や回収も、担任の先生を通して行われる。・・・先生はやりすぎる、ということもあるだろうけれど、生徒がやらなすぎる・・・」(上記の書籍、44ページから引用)

 この一節に出会ったでけでも購入してよかったと思いました。

 さらによいことは、この本全体の語り口調が読書の苦手な私にも読みやすいのです。

 2200円は高価と思われた方もおいでと思います。
 私は、生徒会会計で買いました。
 学事出版のHPから注文すると、数日で届きます。
 代金は、郵便局で支払うことができます。

 一点だけ気になるのは、高校の生徒会顧問に向けて書かれていることです。
 しかし、中学校顧問にとっても有益な内容です。
 お勧めです。

 (私は学事出版に関係者ではありません。)

【中学校生徒会顧問 2】選挙準備日誌10月 いよいよ届出です。

2009年10月28日 | 中学校生徒会顧問
 生徒会引継ぎの準備を進めています。

 来年度の係の先生と正副選挙管理委員長の参考にあればと「選挙日誌」をつけていましたので、ここにこうかいさせていただきます。

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選挙日誌

☆改善点

【10月】
 1日 2学年集会 選挙概要説明
 5日 2学年会 選挙概要説明
14日 職員会 選挙概要提案
    ☆ここで教室訪問計画案を提案すべきであった。
13日 臨時評議員会 選挙管理委員選出について
16日 選挙管理委員 評議員長へ報告
20日 第1回選管 正副委員長互選 届出資材2年生へ配布 選挙告示(生徒集会リハ)
26日 選挙告示 進行:正副会長
         告示:正副委員長 分担して告示を読んだ。
    第2回選管準備
    ①届出用紙作成(正副会長3枚×4クラス分)
    ②選挙告示(掲示用 A3 各クラス1枚と生徒会掲示板用)印刷
     色画用紙を台紙にとして使用。
    ③選挙の決まり(2学年各教室掲示用 4枚 拡大印刷)
27日 第2回選管
    ①届出用紙を2年生に配布
    ②各クラス掲示用の選挙告示を色画用紙に張る。
    ③選挙のきまりを2年生に配布
     以上、15分で委員会は終わりました。

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 2年生各クラスの立候者が決まってきました。
 いよいよ来週は立候補届出です。

 届出は、このように行います。
 期日:11月 日から 日 3日間 13:30-13:30
 正副委員長が、お借りした部屋で立候補者を待ちます。
 立候補者と責任者が必要書類をそろえて、届け出ます。
 立候補者、責任、正副委員長は制服です。
 厳かに行いたいと思います。

【中学校生徒会顧問 1】選挙に向けて推進日程作成

2009年10月11日 | 中学校生徒会顧問
 本年度は中学2年の学級担任としています。
 次年度から生徒会顧問になる予定です。
 多くの学校では、中学2年生の秋は生徒会選挙、そして冬から2年生中心の生徒会がスタートすることと思います。
 まずは、選挙推進での生徒会顧問の仕事をここに紹介させていただきます。

 まずは9月にしたことを書きます。
 生徒会選挙投票日が決まっていなかったので、教務主任と期日を決定しました。
 次に、投票日までの月予定表案を教務主任からいただきました。
 昨年度までの生徒会文書データは、学校サーバーにあるので目を通しました。
 開いてみたところ、本校の選挙に関わる文書数が多くて驚きました。
 私は情報処理能力が低いので、すべてに目を通すことはあきらめました。

 そして選挙までの日程を作ります。
 昨年度のデータと月予定表を並べて、決断をしていきます。
 
 今回は、以下の通りにしました。

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【10月】
2学年オリエンテーション 1日(木)
選挙管理委員決定    16日(金)一般下校時まで
選挙管理委員会発足   20日(火)
選挙告示(生徒集会)  26日(月)生徒会の時間

【11月】
立候補届出        4日(水) から6日(金)まで
立候補者公示      10日(火)
教室訪問        13日(金)から26日(木)まで

【12月】
立会演説会、投票、開票  1日(火)5,6校時
選挙結果公示       2日(水)
決選投票         3日(木)
決戦投票結果公示     4日(金)
新役員検討        4日(金)から18日(金)まで
新役員承認       25日(金)生徒総会
選挙管理委員解散    25日(金)
 
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 この文書を元に、9月末の2学年職員会に提案しました。

 職員への提案は、次のように早めるべきだったと反省しています。

 2学年職員会への提案  9月中旬
 職員会への提案    10月はじめ

 「生き残り術」「生徒会顧問編」も続けていきたいと思います。
 お役に立てば光栄です。

 久しぶりの新規投稿ですが、その間も拙ブログに多くの方にご訪問いただきました。ありがとうございます。