中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校現場の「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

(233)朝の会の「おはようございます。」が明るい雰囲気になります。

2014年07月04日 | 学級経営
 私の学級は朝の会の挨拶、帰りの会の挨拶の声が次第に小さくなっていました。
 そこで、「おはようございます」「さようなら」の挨拶をこんな方法に変えました。

 私、
 「「おはようございます」の挨拶を変えます。
  まずは近くの人、3人に挨拶をします。
  最後に私に「おはようございます」と挨拶をします。
  ただし、近所に寂しい人がいないように気をつけてください。」
  起立。はじめ。」

 すると教室内に「おはようございます」の明るい声が響き渡ります。
 生徒たちは最後に、学級担任に向かって笑顔で「おはようございます」と頭をさげます。
 私はそれに答えます。

 教室がぱっと明るくなりました。

 
 勤務校の生徒は、職員や来校者への挨拶がよいと褒められています。
 その中で、「生徒間で挨拶をしているのかな?」と私は疑問を思っていました。

 「近くの3人に挨拶」は、生徒間の挨拶を促す意味でも正解でした。

 また、朝の会の形式的な挨拶が、生徒を笑顔に変える本物の挨拶になりました。

 今は2週間ほどこの挨拶を続けていますが、この先長く続けると、生徒にとって新鮮さが無くなることが予想されます。

 一斉挨拶が小さくなったときに、ときどき活用していきたいと思います。