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中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校現場の「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

(267)男性教師を避ける女子は正しい 2019年2月10日

2019年02月10日 | 生徒指導
★はじめに
 この記事は、2020年から2021年にかけて閲覧回数が上位5位入ることが多いです。
 この記事は「女性とはこういうものだ」という偏見や差別のために書いたのではありません。
 むしろ、男性教師として女子生徒との距離感の取り方を、自分自身を含めた男性教師への助言(戒め?)の意味で書きました。
 執筆の意図をご理解ください。
 令和3年1月9日に表現の一部を修正しました。

★本文
 親しくさせていただいている先輩(男性)からお話を聞きました。
 若い時に、女子中学生の指導に苦労されたお話です。
 その先生が廊下を歩いていると、女子生徒が隠れたとのこと。

 別の先輩(男性)からも、若い時に女子中学生の指導に苦労されたと聞きました。

 私(男性)も歩いていると、女子生徒が離れていく経験があります。
 ベテランと言われる今でもあります。

 男性学校職員の多くが同様の経験していると思います。

 20代の私は女子生徒たちに避けられると悲しい気持ちになっていました。
 (男女を問わず)生徒たちに囲まれて楽しく過ごす教員像を描いてこの仕事に就いたのですから、仕方がありません。

 今なら、男性職員と距離をおく女子生徒の行動を理解できます。
 私は、それを女性(とりわけ10代女子の)正しい防衛本能と理解しています。
 生物として身を守る正しい行動だと思います。

 誰とでも社交的に接する女子の方が、見方をかえれば危ないと言えます。

 男性職員を避ける女子生徒の行為に、傷つかない方法をあげてみます。

○男性を避ける女子の行為は、女子の正しい防衛本能だと理解する。

○男性である、こちらからも適切な距離をとる。
 放任している、無視をしていると誤解させないために、挨拶、さりげなく褒めること、間接的に褒めること、ノートのコメント等で、こちらが当該の生徒を気にしていることを伝える。
 爽やかで、清潔で、頼れる大人として振舞いましょう。その姿を生徒は見ています。

○男性は女子生徒を言葉やふざけでかまいたくなる気持ちがあるが、そこを冷静になり我慢する。
 とりわけ、社交的な女子に対してふざけたり、かまったりしてしまいがちですが、そこをグッと我慢。
 その行為がひいきしていると捉えられ、他の女子生徒との関係を悪化させます。
 当たり前のことですが、生徒には平等に接する。

○男性職員自身の加齢とともに、女子の避ける行為は無くなっていきます。
 結婚すると、避ける行為は激減します。(結婚するしないは個人の自由です。)

○そもそも、男性職員は女子生徒にちやほやされようと思わないことです。学校へは仕事で行っているのですから。

 女子中学生に避けられる時期が終わった職員は、今、女子中学生の指導に苦労してる同僚を励ましましょう。
 「男性職員の誰もが通ってきた道です。」と。
 そして、女子生徒への指導をサポートしましょう。

 女性生徒への指導では、女性職員の力が必要です。
 苦労している若手職員をサポートしていきましょう。

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