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2009-11-29 | 世の中のこと
移民YES 在日韓国・朝鮮人との出会いが「移民1000万人政策」の原点になった 移住を認める「大きな日本」と美しい衰退の「小さな日本」、どちらを選ぶか
2009年11月28日 NB ON LINE

 国際移住機構(IOM)の報告によれば、2000年、世界人口の3%に相当する1億7000万人が母国を離れて暮らす「移民」だ。2050年にはこの数が2億3000万人に増加すると推計されている。

 国際間経済取引の拡大、先進国の高齢化、民族紛争 。こうした要因を考えれば、それが正式ルートであろうと“裏口”であろうと、人々が国境を越えて移動することを止めることはできない。移民が移住先で及ぼす影響から、どの先進国も無縁でいられなくなるのが現実だ。
 一方で、世界に類を見ないスピードで進行する日本の高齢化。2055年には総人口は今よりも3割減り、9000万人を割る。10人に4人が65歳以上という超高齢化社会がやってくる。女性や高齢者、ニートなどの眠る人材を掘り起こすだけで、経済大国の地位をどこまで維持できるかは疑問が残る。
 日本では不法就労の外国人による犯罪や研修生制度を巡るトラブルの増加などから、外国人が増えることに対する不安は強い。だが、外国人に対して積極的に統一的な方針を打ち出してこなかったからこそ、こうしたトラブルが起きている側面もある。

 「国民はイメージとして心の中に想像されたものだ」。ナショナリズム研究の名著、『想像の共同体』の中で著者のベネディクト・アンダーソンは指摘している。
 「外国人労働者」ではなく、未来の日本人となることも前提とした「移民」政策を今こそ 。国内外の識者に聞くインタビューの第1回は、元法務省・東京入国管理局長の坂中英徳氏。

坂中 英徳(さかなか・ひでのり)氏
1945年5月、朝鮮・清州市生まれ。70年慶應義塾大学大学院卒業後法務省入省。75年に同省入国管理局論文募集で在日韓国人・朝鮮人の法的地位の安定性を唱え、後に「坂中論文」と呼ばれる「今後の出入国管理行政のあり方について」が優秀作となる。同局入国在留課長、名古屋入国管理局長、東京入国管理局長を経て2005年3月に退職。

(聞き手は小瀧麻理子=日経ビジネス記者)

   「今後50年間で移民1000万人受け入れる」など積極的な移民政策を唱えています。現実を無視した暴論であるという批判は少なくありませんが、なぜ移民政策にこだわるのですか。

 坂中 確かに未曾有の規模の移民受け入れを公言し、様々な反響がありました。
 役人時代は外国人からも「鬼のように怖い」と言われていたそうで、そんな私が移民と言い出すから一部ではびっくりもされているようです。
 最初に言っておきますが、私も心情的には日本人が大半を占める、小さくてまとまりのある日本が好きです。日本列島の中で1200年以上、同じ文化を共有する者同士で暮らしてきた日本人が、異なる民族といきなり親密な関係を結ぶのは容易ではないと思います。
 ただ、34年間入国管理行政に携わってきた中で、日本もほかの先進国と同じように、「移民」政策ということを正面から考える時期に来ている、そして日本に時間の猶予はない、ということにたどり着きました。

華やかな日本と、外国人が暮らすもう1つの日本

   きっかけがあるのですか。

 坂中 原点はやはり在日韓国人・朝鮮人の問題です。
 入省した翌春の1971年、大阪入国管理事務所で実務研修を受けました。当時、大阪城の近くにあった事務所の窓口で毎日、在留外国人に対する「審査事務」をやるのです。
 「審査事務」というのは、日本に在留する外国人の「在留資格」の取得、「在留期間」の更新、「再入国の許可」といった申請を受理し審査する業務です。
 まだ日本経済ががんがん発展している華やかな時代です。でも私がそこで見たのは、日本人には見えにくいもう1つの日本、外国人が暮らす日本でした。
 あどけなさが残る在日韓国人の中学生が初めて在留資格の手続きに緊張してやって来る。「日本人とほとんど変わらないこの子達がどうしてこうなるのだろう」。素朴な疑問でした。

在日韓国人・朝鮮人の法的地位を安定させよと訴えた

 坂中 1975年に発表した「今後の出入国管理行政のあり方」の中では、在日韓国人・朝鮮人の法的地位を安定させることの必要性を訴えました。
 在日韓国・朝鮮人は普段は日本人と何ら変わらない生活をしています。
 しかし、あくまでも「外国人」の資格で日本に滞在しているので、法的には国外退去を強制される恐れのある不安定な立場にあり、社会保障制度の適用など生活上の様々な権利を享受できない地位にあるということです。日本に長く定住する人たちの事情を考えれば、「退去強制」がいかに残酷な措置であるか分かると思います。
 この論文は審査員全員一致で出入国管理行政発足25周年記念論文に選んでもらうことができましたが、在日の方たちを含めて当時は多方面からものすごい反発がありました。
 その後、在日韓国・朝鮮人を特別永住者として認める法改正があり、法的な地位の安定性は大幅に改善しました。
 でも最初に私が感じた、「外国人の暮らす別の日本」という側面は根本的には今でも違わないんじゃないかと思います。
 コンビニエンスストアに行けばいつでも物は溢れています。でも、お弁当やお総菜の工場などに行けば作っているのは外国人がとても多い。外国人がいなければコンビニのお弁当も食べることはできないし、日本経済発展を支えた自動車産業もここまで発展しなかった。
 見てみぬフリを続けていていいのかということです。

グローバルな人口移動はどのみち止められない

 坂中 もう1つのこの論文で訴えたかったことが「国際間の人口移動」ということでした。
 地球上に富の偏在がある限り、貧しい国から豊かな国への移動は不可避です。こうした国際間の人口移動に国家としていかに向き合うかは、世界に共通した深刻な課題になると思いました。 

 ―― それにしても移民1000万人と言うのは唐突な感じです。

 坂中 1997年ごろから、日本が10年以内に迎える人口減社会について考えるようになりました。実際には国の予想よりも早く、2005年から人口は減り始めました。
 理論的には「小さな日本」か「大きな日本」しかないと思っています。
前者は人口が減っても外国人には扉を閉ざす「美しい衰退への道」、後者は外国人を受け入れて「活力ある社会を維持する道」。
 後者は経済大国の地位を守る道ともいえるかもしれません。前者で良いという人もいると思いますが、果たして本当にそれで日本人は満足できるのか。
 移民1000万人と言うのは私が考えた一応の目安で、50年かけて今の英国、フランス、ドイツなみに10人に1人が移民という移民国家へ移行することを提案したものです。2055年には日本の人口は9000万人弱。1000万人の移民を入れることで人口1億人を保つ国になる。

留学生を軸にした日本型の育成型移民政策を

 坂中 しかし一番大切なのは数ばかりではなくて、その時に外国人を「デカセギ労働者」ではなくて、日本社会の構成員として受け入れること。すなわち「移民」として受け入れるということです。
 将来の日本国民として相応の法的地位と待遇を保証する方が、日本に骨を埋める覚悟の有能な人材をより多く確保できます。
 主権国ですから、入国の際に厳しい条件を課すことや、経済情勢により移民の入国制限などをするのはもちろんありえます。しかし、日本は入国する際の規制ばかりが厳しく、日本社会に入った後にどのように社会の構成員になってもらうかの政策が欠落しているのです。

 ―― 欧州や米国、オーストラリアなど移民政策は多様で、各政府とも苦労しています。日本の場合はどのような移民政策が望ましいと思いますか。

 坂中 提案したいのは育成型の移民政策です。例えば、日本の高等教育機関や職業訓練期間を活用して、日本の技能などを教える。就職を支援し、段階を経て、永住や国籍を認めていくというものです。
 大学などで日本語教育を含めて十分な教育を受けた外国の人材を、地位の安定した移民として受け入れるものだから、日本国民が懸念するような治安悪化にはつながりません。
 育成型移民政策の成否は、世界中からいかに意欲のある留学生を集めるかという政策にかかっていると言えるでしょう。福田康夫政権が2008年に打ち出した留学生30万人計画を速やかに達成するべきです。

「外国人労働者」の受け入れには反対

 坂中 外国人技能実習生を含む「外国人労働者」の受け入れには反対です。
 外国人労働者と言うと、産業界が労働力不足を補うために入れるもの、低賃金のデカセギ労働者として入れるもので、必要なときに入れて必要がなくなれば追い返すもの、という性格が強いからです。

 ―― 日本企業は表向きは外国人労働者は雇わないとしながらも、就労制限のない日系ブラジル人や、技能実習生の労働力に頼ってきました。

 坂中 約30万人の日系ブラジル人が愛知県豊田市から静岡県浜松市にかけた一帯に住んでいます。
 トヨタ自動車を筆頭にホンダ、スズキ、ヤマハ発動機といった自動車メーカーが集積し、その系列メーカーが価格競争力を維持するために、非正規の低賃金労働者として組織的に日系ブラジル人を雇用してきた。
だが、リーマン・ショックでほとんどが雇用契約を解除されました。派遣契約を更新しなかっただけと企業は言うと思いますが、そもそも日系ブラジル人を呼んだのは企業です。企業の社会的責任としてそれでいいのでしょうか。

日系ブラジル人とさえ共生できなければ移民などありえない

 坂中 ブラジルに移民した日本の子孫である日系ブラジル人問題をどう解決するのかは、移民国家に向けて日本人の姿勢と力量が問われる試金石です。
 日系ブラジル人を社会の片隅に追いやってはいけません。特に日本で育った子供たちには十分な教育を受ける機会が必要です。
 私たち日本人と容姿がそっくりで、事実、日本人の血を受け継いでいる「移民」とどう向き合うか。もしもっとも日本人と近い存在である日系ブラジル人との間でさえ共生ができないのであれば、日本企業と日本社会の国際化などとても無理でしょう。
 日本人は決して排外的な人種ではないと思います。ここ1000年強ぐらいは単一民族の国家だったが、長い歴史の中で様々な文化を吸収して、成長してきた。他国のように異民族による支配の歴史もないし、特定の民族や文化に対して圧倒的な嫌悪感や憎悪感があるわけではない。
 在日韓国人の結婚相手は今や9割が日本人です。理屈抜きで、婚姻関係によって融和が進みました。人口危機への厳しい対応を迫られる若年世代にとっては移民は同志にもなります。いろいろな世界観から日本人が学ぶ部分もきっと大きいと僕は望みをかけています。
・・・・・・・・・・・
>日本列島の中で1200年以上、同じ文化を共有する者同士で暮らしてきた日本人が、異なる民族といきなり親密な関係を結ぶのは容易ではないと思います。

この前提もおかしい。

日本は一国一文明であり、小さい国土の中で多様な文化を育んで来た国家です。

異文化接触に対する耐性は極めて高いのです。

基本的に異文化を穏やかに受け入れるのが日本文明ですから。

日本の多くのエリアは、アメリカの片田舎や一部のムスリム国家の田舎などと違うんです。

明治維新以降、急速に都市化が進みましたからね。

しかも日本は、ほぼどんなエリアも、その中に城下町や門前町を内包して、都市的要素を受け入れてきた江戸時代があるわけです。

だから明治維新の近代国家造りがうまくいったんです。

つまりこの方は、根本的に日本に対する理解が足りないんですね。


おかしいところはまだまだあります。

小さな日本と大きな日本?
美しく衰退する日本か経済大国であり続ける日本かの二者択一?

全く荒唐無稽な理論と言う他はありません。

現在の人口減少はまず1970年代から始まる世界的な環境主義の流れを思い出さなければなりません。

増え続ける人口の為に、地球が滅びてしまうという当時の予測の一部は正しかった。

確かに中共政府支配下の漢人の人口爆発は、今当に危険なレベルにあります。

日本は大した問題では無かったのに、この人口爆発への恐怖に脅えてしまいました。

当時の人口予測の中には、日本の人口が将来は2億人になる、などと言うモノもありました。

現在はそれが逆になっているだけのことです。

つまり現代日本の人口減少は(実はまだ始まったばかりですが)過去の誤った未来予測と、現在の希望の薄い未来に対する絶望からくるものであって、日本が希望に満ちた国家になれば、あっさり解消する程度のものなのです。

大して深刻なモノではありません。

それより国家に希望がない、良い未来展望が描けない、思想的貧困の方こそが問題なのです。

日本の過去を正しく評価し、希望と活力に満ちた日本の未来を描ける政権が成立すれば、人口減少など、あっさりひっくり返ります。

今は過去も悪い、未来も悪いと言い続けるサヨクマスコミの影響下での人口減少であるに過ぎません。

この方も、過剰に悪い未来図を描くことで論理的思想的に選択範囲を狭めているに過ぎません。

基本、日本人は子供を大切にする文化を持っていますから、未来が良さそうだと思えば、自然に人口は回復します。

つまり、大事なのは日本人にとって希望ある未来を約束する社会を作ることです。


次に問題なのは、予算の問題。

この方の言うように日本が衰退する国家だとしたら、どうやって留学生を育成する予算を作るのですか?

そんなモノがあるなら、日本人の子供に使うのが当たり前です。

世界に出て勝てる子供と産業を育成する事こそが急務で、外国人に貴重な税金を垂れ流すのは愚かです。

つまりこの方の理論は根本的に矛盾しています。


また日系ブラジル人と、在日半島人問題、中共移民問題は全く別のモノです。

関係ないモノを混ぜこぜにして論理をあいまいにするサヨク特有の手法を、この方も使っています。

日系ブラジル人は日本人の子孫であり、多くは二十歳になるまでは二重国籍です。

その意味で彼らは移民ではありません。


また在日半島人は難民↓です。

http://blog.goo.ne.jp/melody777_001/e/33fcebe8300076bac3f0aeb378334030

通常の移民では無い。

本来は受け入れる必要の無かった人達です。

現在の参政権問題など、茶番に等しい。

もう半島は安全なはずですから、日本が嫌いならお国へ帰れば良いのです。

難民には、母国にお帰り戴きましょう。


中共政府が企む移民は、これらと全く異なります。

彼らは彼らの人間性とは全く関係なく、日本という国家を侵略するための移民です。

断固、拒否しなければならない存在です。

ましてや彼らに留学費用を出してやるとか、永住資格を与えるなどは、当に亡国以外の何ものでもありません。

はっきり言いましょう。

中共以外からの移民は受け入れても良い。

しかし中共からの移民だけは受け入れてはいけない。

長野の赤い旗で、それは証明されています。

http://www.youtube.com/watch?v=ym17lK8muEg

http://www.youtube.com/watch?v=tJCinEN6eds&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=vUUoMx1IQnM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=gpam4sn0vg4&feature=related


最後に、この方の荒唐無稽と言うか無茶苦茶な移民論はさておき、現代地球文明に於ける国家の意義について述べておきましょう。

現代の地球文明は、次の宇宙進出時代の予備段階にあります。

ここでの勝負は、地球における生物多様性と文化多様性の保護です。

宇宙では、何があるか、何が起こるか分からないのです。

我々人類と親和性がある、地球の生物を多様なままに保存することは、即、宇宙での人類の生存確率を高めます。

どんな生物がどの場面でどのように役に立つか、まだ分からないからです。

同様に地球の多様な文化は、人類の長い試行錯誤の結果です。

この歴史遺産のどれが、どの場面で、どのように役立つか、まだ分かっていません。

だからできるだけ、文化多様性は保存しなければいけない。

日本国内の多様な文化も、その一つです。

日本の折り紙が宇宙でも役立っているのは、皆さんご存知ですよね?

畳んで広げる技術です。

http://www.jaxa.jp/press/2008/09/20080909_cosmode_j.html
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20081129/162097/
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/study/20050722mi01.htm
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/robert_lang_folds_way_new_origami.html
https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/qZW6oEwSS9

まだ誰にも分からないのですよ。

どの文化が有用なのか。

だから本当は地球のどの文化も残さなきゃいけないんです。

理想を言えば。

しかし、今はチベットやウィグルだけでなく、世界中で伝統文化の破壊が起きています。

そのような状況の中で、地域の文化を守る母体は、もう国家しか無いんです。

開かれた国家なぞいらないんです。

もう中共のような異常な国以外では、情報は世界に開かれているんですから。

今必要なのは、歴史的伝統的文化をしっかり守れる国家なんです。

それが人類の次の飛躍を担保するんです。



まぁ、私の読者の皆様にはミミタコですけどね。

だからこそ、我々は、この坂中氏のような無智な議論とは徹底して戦わなければならないんです。



しかし、この坂中氏、半島生まれなんですね。

終戦の間際に。

何か暗示的ですねぇ。

http://www.youtube.com/watch?v=DJsRaD7qzeA&feature=related
↑最近ねぇ、こんな人達と何で仲良くせねばならないのか、分からなくなりましたよ。ホント。

http://www.youtube.com/watch?v=-O0ht7uTMmc&feature=related
↑こっちのが正しいのかな?




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