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そりゃ部下に悪いなぁー

2006-02-04 | 世の中のこと
風営法違反の被告、荒稼ぎに巧妙な仕組み
2006年 2月 3日  ASAHI.COM

 風俗店を手広く経営し風営法違反の疑いで逮捕、起訴された不動産業の男が、約10億円の年収を確保しながら自らに捜査が及ばないよう、実質経営する風俗店の売り上げを家賃名目で集めるなど、巧みな集金システムを作り上げていたことが警視庁の調べで分かった。資金力を背景に、部下には「逮捕されても、金の流れは供述するな。勾留(こう・りゅう)1日あたり20万円」などと黙秘の報酬を約束していたという。グループの年商は300億円超。男は「歌舞伎町の風俗王」として知られていた。
 逮捕、起訴されたのは、東京都新宿区百人町1丁目、会社社長森下景一被告(55)。
 保安課の調べなどによると、森下被告は、違法営業などで摘発され、閉店した店の跡地を狙って、次々と店を増やしていった。新宿や池袋だけで風俗無料案内所や派遣型風俗店など約80店舗を実質的に経営。漫画喫茶の全国チェーンも展開するなどの多角経営で、民間調査機関によるとグループの年商は300億円を超えるという。森下被告個人も、少なくとも月収8000万円以上、年収も10億円近くあったと同課はみている。
 一方、森下被告が作り上げたのは、自らに捜査が及ばないよう風俗業界とは関係なく見せる様々なシステムだった。
 系列の風俗店約10店舗ごとに、部下を代表者とする管理会社を次々と設立。表向きはこうした管理会社が風俗店を経営し、自らは不動産を店に貸したことにしていた。
 中間に実体のない会社などをいくつかからめて金の取引を見えにくくしながら、1カ月1000万円程度の高額家賃や看板広告料を取っていたという。警視庁はこの仕組みが実質的な売上金の上納だったとみている。
 また、傘下の風俗店店長らには、摘発された場合、上部組織への金の流れなどを供述しないよう指示していた。証拠を残さないよう、いずれも口頭で行われたらしい。実際に供述せずに上部組織が刑事責任の追及を免れると、勾留1日につき現金20万円が、森下被告から渡される約束だったという。
 警視庁は、現状では合法とされる派遣型風俗店を装って、特定の地域以外では営業が認められていない店舗型風俗店を営んだとして、昨年11月下旬、風俗店店長ら7人とともに、森下被告を風営法違反(禁止地域内営業)容疑で逮捕し、収益システムの解明を進めていった。
 部下に対して口止め工作を進めていた森下被告は、逮捕されるといち早く容疑を認めてしまったため、1日20万円の手当を期待していた部下らも相次いで供述を始めた。口止め料は支払われなかったという。
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自分で自白してれば世話ないね。

まぁ、状況は良くある事。
いわゆる想定家賃ってやつか?

困ったもんだよ。


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