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2007-04-15 | 世の中のこと
痴漢捜査にミクロの目 警視庁、「繊維鑑定」の依頼急増
2007年4月14日 ASAHI.COM

 痴漢事件の捜査で「ミクロの世界」の役割が増している。触られたと訴える被害者の衣服や下着の繊維が、容疑者の手に付いていないかを調べる「繊維鑑定」。類似の繊維が見つかれば事件の有力な物証になる一方、冤罪防止にも効果があると期待されている。全国でも早期に鑑定を採り入れた警視庁では、鑑定件数が年々増え、昨年は326件になった。
 今年1月、東京地裁で、警視庁科学捜査研究所の研究員が証言台に立った。電車内で女子高生に痴漢をしたとされる元大学教授の公判で、元教授は容疑を否認している。研究員は「スカートの繊維と元教授の指に付着していた繊維の色、形、太さが類似している」と証言した。
 警視庁は97年、痴漢捜査に繊維鑑定を導入した。容疑者が否認している事件で、物的証拠はないかと捜査員が思いついたのがきっかけという。
 97年に1件だった痴漢事件の繊維鑑定は、04年117件、05年192件で、昨年は326件。同研究所は「このところ痴漢事件の無罪判決が大きく報道され、捜査側が証拠固めに力を入れている」と、鑑定依頼増加の背景を分析する。
 鑑定は特殊なテープを使い、容疑者の両手の指の表裏、手のひらと甲から付着物を採取する。被害者からもスカートやズボン、下着などを提出してもらい、同種の繊維がないか顕微鏡などで調べる。汗の有無や繊維の質にもよるが、一般的に軽く触れた程度では繊維は付着しにくく、一定時間こすったりつかんだりした場合に付くことが多いという。
 顕微鏡では、直径100分の5ミリほどの繊維の素材や形状、色などを分析し、「特徴が類似」などと結論を出す。色だけでも二百数十の分類で照合しており、同研究所は「類似と結論付けた場合、精度は限りなく高い」と自信を見せる。否認していた容疑者が鑑定結果を突きつけられ、認めたケースもあるという。
 一方、鑑定で類似繊維が見つからなかった場合、それだけで「無実」とはならないが、捜査がより慎重になるという側面もある。
 痴漢の冤罪事件に詳しい立教大の荒木伸怡教授は「供述だけに頼らないためにも、繊維鑑定など科学捜査をできる限り実施すべきだ。裁判所も、科学捜査を含めて徹底した捜査を求めていく必要がある」としている。
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冤罪を無くすってのは良いね。

しかし、布の指紋採取って、できるんじゃ無かったかな?

あっちの方が確実だと思うけど。

どっちにしろ、供述だけで冤罪ってのは“良くある”パターンだけど、ヒドイよね。


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