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日本は別の道を・・・

2009-10-02 | 国際的なこと
高校生ハッカーを“サイバー戦士”に 米国防総省肝いり 発掘コンテスト
2009年9月7日 MSN SANKEI NEWS


 コンピューターへの不法侵入などを得意とするいわゆる「ハッカー」の若者たちに技量を競わせる中で、国を守る“サイバー戦士”を発掘・育成しようという「サイバー・チャレンジ・コンテスト」が全米で始まった。米国防総省などが主催する。競技の立案者の一人、アラン・パーラー氏は産経新聞のインタビューに応じ、「中国などに比べ米国の人材育成は遅れている。反社会的存在と見なされがちだったハッカーたちを活用する必要がある」と、人材発掘の重要性を強調した。(メリーランド州ベセスダ 松尾理也)
 同コンテストは、ソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を攻撃したり、相手方のコンピューターに侵入したりといった、通常は好ましくないとみなされる「ハッキング」の技量を競うもの。高校生や大学生が対象で、自宅などからインターネットを通じて競技に参加する。

 コンテストを担当するシンクタンク、SANS研究所(メリーランド州ベセスダ)代表を務めるパーラー氏は「ハッキングは悪であると同時に、現代社会にとっては不可欠な技能でもある。そうした才能を発掘する仕組みが、今回のコンテストだ」と話す。
 パーラー氏によると、中国では人民解放軍が毎年サイバー戦の競技会を行うなど、国家的規模で人材発掘の試みが続けられている。過去には、中国でのコンテストの優勝者が米国防総省のコンピューターに侵入した形跡も確認された。
 パーラー氏は現状を、1957年に旧ソ連が人類初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功し、先を越された米国で危機感が高まった「スプートニク・ショック」に例える。
 「米国でセキュリティーの専門家として働くハッカーは、2万~3万人が必要と見積もられているのに、1000人程度しかいない」のが実情という。
 コンテストを通じて発掘された人材は今後、大学などに設置される専門コースで訓練を受け、政府機関への就職などの道も開ける。
 今回のコンテストには4万人近い参加者が応募している。コネティカット州在住で、マイケルと名乗る17歳の男子高校生もその一人。産経新聞のインタビューに答えた母親によると、「成績は中の上くらい。テクノ音楽とアニメが好きで、金魚とカエルを飼っている。7歳ごろから、コンピューターに強い興味を示し始めた」という。
 この母親は「もはや、わが子が何をやっているかは理解不可能だが、とにかく、違法なことや倫理的に間違っていることをするなということだけは教えてきた」と話している。
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【用語解説】サイバー攻撃
 コンピューター・ネットワーク上で情報の攪乱(かくらん)や破壊を行い、軍事作戦や日常生活に障害を与える行為。オバマ大統領は重大な脅威にあたるとして、米軍内にサイバー攻撃からの防衛を主な任務とするサイバー司令部を新設した。今年7月には、米国と韓国の主要政府機関のサイトが大規模なサイバー攻撃を受けて機能停止に追い込まれ、北朝鮮の関与が疑われた。
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まぁ北朝鮮だけでなく、中共政府の方も問題ではある。

しかしいずれにしろ、これを人間の“仕事”にしている段階でレベルは知れている。

日本は別の道を歩むべきだ。

決定的瞬間でも無いのに、わざわざ脆弱性を攻撃して“見せて”やる必要は無い。

これに関しては、深く、静かに、“無”存在であるべきだ。

“決定的”なその時に至るまでは。


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