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国家主権の侵害=戦争状態?

2006-01-30 | 国際的なこと
北、偽たばこで187億円 日本製も 製造能力、年20億箱
2006年 1月29日  SANKEI WEB

 【ワシントン=樫山幸夫】ドル紙幣の偽造と並び、北朝鮮による偽ブランドたばこが国際的な問題になっているが、その偽銘柄の製造能力は年間二十億箱以上にのぼり、最大一億六千万ドル(約百八十七億円)が、北朝鮮のフトコロに転がり込んでいる実態が明らかにされた。米のたばこメーカーによる独自の“おとり捜査”によって摘発された例もある。アジアでは日本製を装った偽たばこも出回っているという。
 米国の総合食品会社アルタリア・グループのたばこ部門、フィリップ・モリスの資料などに基づいて、米ウォールストリート・ジャーナルが二十七日、報じたところによると、過去数年来、ニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、オクラホマシティーなど全米千三百カ所で、北朝鮮によるとみられる偽の「マールボロ」が発見された。
 実際の生産量などは、依然ナゾに包まれているが、昨年一年間に米カリフォルニア州で発見、押収された分だけで、十億本にのぼり、米国が大きな市場になっているという。アジアでは「マールボロ」のほか、日本の「マイルドセブン」も“主力商品”で、台湾、フィリピン、ベトナムを中心に出回っている。
 フィリップ・モリスが各国の企業と合同で取りまとめ、米当局に提出した報告書によると、偽たばこによって、北朝鮮当局は、八千万ドルから一億六千万ドルの外貨収入を得ている。この額は、北朝鮮の合法な輸出総額の8%から16%にのぼるという。偽たばこ生産、流通にあたっては、中国や台湾のマフィアからの密接な協力を得ている。
 偽マールボロによって大きな被害を受けているフィリップ・モリスは同様の被害にあっている日本たばこ産業(JT)など他のメーカーと合同で、元情報機関員、元司法機関員らを“捜査員”として採用。司法当局に任せることなく、自ら捜査に乗り出している。
 二〇〇四年には、“密偵”が偽たばこのバイヤーを装って、米国内で活動している偽造関係者のアジア人三人に接触。偽造グループは、この密偵を北朝鮮東海岸の羅清にある偽造たばこ生産プラントに招待、四十万ドルの“商談”をまとめた。その際、偽造グループは偽ドル紙幣の売却も持ちかけたという。フィリップ・モリスは米の捜査当局に通報。グループの三人は偽たばこ製造、通貨偽造の罪で起訴された。
 偽たばこの製造は、偽ドル紙幣と並んで、北朝鮮の有力な外貨獲得源とされているが、北朝鮮はこのほかにも、米国の男性性的不能治療薬の偽造も行っているといわれる。
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偽札って主権の侵害なんだよね。
日本でも罪が重い。

良く我慢してるね。
戦争好きのアメリカが。


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