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2005-12-14 | 国際的なこと
インド脚光、韓国埋没 アジア勢力図変化 日中印3国時代へ
2005年12月14日   SANKEI WEB

 【クアラルンプール=藤本欣也】アジアの勢力図が変わり始めた。域内十六カ国が参加する東アジア首脳会議を十四日に控え、インドが高度経済成長を背景に存在感を強めている。逆に、日本と中国の激しい勢力争いの中で影が薄いのが韓国だ。一九九〇年代以降、域内大国として並び称された日中韓の時代から、日中印の新たな三国時代に移りつつある。
 クアラルンプールの大通りには数多くの韓国の国旗、太極旗がはためいている。盧武鉉大統領の今回のマレーシア訪問が公式訪問を兼ねているためだが、十二日に始まった東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の首脳会議で盧大統領の存在感はほとんどない。
 「北東アジアのバランサー(均衡者)」を自任する盧大統領だが、十二日の中韓首脳会談では、対立する日中間を取り持つこともなく、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判する中国の温家宝首相に同調。盧大統領はリーダーシップを発揮できないまま、中国の“対日包囲網”に組み込まれる格好となった。
 九〇年代末、政治・経済・社会の幅広い分野での東アジア協力を唱え、東アジア首脳会議へのレールを敷いた金大中前大統領の指導力とは比べるべくもない。
 逆に、脚光を浴びているのがインドのシン首相だ。十二日、クアラルンプールで開かれたASEANビジネス投資サミットで「わが国の経済成長率は数年内に10%に届くだろう」などと講演し、各国の財界関係者から盛んな拍手を浴びた。
 インドは近年、アジア域内で高まる中国脅威論を利用しながら、中国の対抗勢力としての存在をアピールしている。中国と足並みをそろえたことで存在感が埋没してしまった韓国とは対照的だ。
 経済的にみると、「先進国クラブ」の経済協力開発機構(OECD)に加盟する韓国が先行していた。しかしインドが追い上げ、国内総生産(GDP)は約六千億ドル(二〇〇三年)とほぼ同じ、対ASEAN貿易でも昨年約百八十五億ドルの韓国に対し、インドも約百七十五億ドルと大差はない。
 もっとも、韓国はASEANプラス3(日中韓)のメンバーとして一定の発言力を維持している。しかし、インドもまた、今回のASEANプラス3経済閣僚会議の昼食会に初めて同席が認められるなど、一部でインドを含めた「プラス4」が実現しつつある。
 東南アジアの“指南役”、シンガポールのリー・クアンユー顧問相は、「インドは中国とバランスを取る上で有用だ。中国とインドの影響力は東南アジアに再び広がるだろう。地域に繁栄をもたらすと同時に、パワーゲームを予感させるものだ」とASEANの見方を代弁、中印両国がともに参加する枠組みの重要性を指摘している。
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これは楽しい。
三国が切磋琢磨して、素晴らしい世界をつくる原動力になれれば良いけどね。

どーかな?


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