「世界遺産」敦煌の壁画、劣化進む
2006年 3月26日 ASAHI.COM
仏教美術の宝庫として知られる中国の世界遺産、敦煌・莫高窟(ばっこうくつ)の石窟内に描かれた多数の壁画の劣化が急速に進んでいる。剥落(はくらく)や亀裂、かびの繁殖による傷みのほかに、壁画の広い範囲が下地ごとはがれ落ちるなど瀕死(ひんし)の状態のものも少なくない。地元の敦煌研究院は、日本や欧米などの研究機関と共同で保護対策や修復作業を急いでいる。
莫高窟の壁画は4世紀から約1000年の間、幾世代にもわたって描かれてきた。敦煌の文化は、シルクロードの乾燥した自然環境の中で生まれたが、最近の研究では、石窟内の地中にある湿気が塩分を溶かして化学変化をおこす塩害が壁画劣化の主な原因との見方が強まっている。敦煌研究院は今春から、すべての壁画の傷みの状態を把握できるカルテづくりに乗り出す方針だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20年前も心配されてた。
特に第285窟って、珍しいヴィハーラ窟なんだよ。
うーんと、僧侶が修行する石窟。
他は全てチャイティア窟(塔がある)か尊像窟(仏像がある)なんだけど。
もちろんヴィハーラってのは、より初期仏教的要素が大きいわけだね。
近くにある、月牙泉ってのも、どんどん小さくなってるらしい。
残念だね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
2006年 3月26日 ASAHI.COM
仏教美術の宝庫として知られる中国の世界遺産、敦煌・莫高窟(ばっこうくつ)の石窟内に描かれた多数の壁画の劣化が急速に進んでいる。剥落(はくらく)や亀裂、かびの繁殖による傷みのほかに、壁画の広い範囲が下地ごとはがれ落ちるなど瀕死(ひんし)の状態のものも少なくない。地元の敦煌研究院は、日本や欧米などの研究機関と共同で保護対策や修復作業を急いでいる。
莫高窟の壁画は4世紀から約1000年の間、幾世代にもわたって描かれてきた。敦煌の文化は、シルクロードの乾燥した自然環境の中で生まれたが、最近の研究では、石窟内の地中にある湿気が塩分を溶かして化学変化をおこす塩害が壁画劣化の主な原因との見方が強まっている。敦煌研究院は今春から、すべての壁画の傷みの状態を把握できるカルテづくりに乗り出す方針だ。
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20年前も心配されてた。
特に第285窟って、珍しいヴィハーラ窟なんだよ。
うーんと、僧侶が修行する石窟。
他は全てチャイティア窟(塔がある)か尊像窟(仏像がある)なんだけど。
もちろんヴィハーラってのは、より初期仏教的要素が大きいわけだね。
近くにある、月牙泉ってのも、どんどん小さくなってるらしい。
残念だね。
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