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2008-03-26 | 国際的なこと
胡錦濤体制が続く限り、もはやチベット問題は抑えきれない【柏木理佳 とてつもない中国】
2008年3月25日 DIAMOND ON LINE

 
 チベット問題で、共産主義が足音を立てて崩れている。

 近年、チベット自治区ラサでは小規模なデモが繰り返され、弾圧が行われている。今回のチベット問題は、これまで中国国内では抑えられてきた小規模デモに対する弾圧が、チベット自治区では通用しなかったことが明らかになった。
 今回、中国政府にとって手痛かったのは、3月16日までの党大会の時期を狙われたことだ。日頃、中国政府がもっとも緊張するのは、党大会(日本の国会)にあたる時期である。大事な党大会中にデモが発生、拡大することは、胡錦濤国家主席にとって失脚にもつながる大変な失敗である。北京五輪前で世界が注目しているこの時期、しかも党大会の時期を選んで、チベット側は長年の胡錦濤への恨みを爆発させたのである。
 チベット側の胡錦濤への恨みは、1989年に遡る。その年、チベットではチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世らによるデモが発生した。そのデモを沈静化し、チベット支配を強化するために、自治区の共産党書記として派遣されたのが、胡錦濤である。戒厳令を敷く弾圧政策を実施して、反乱を鎮圧したことで胡錦濤は出世した。今、国家主席にまでのしあがったのは、チベットの民族独立を阻止し、支配を強めたことが手柄となっているからだ。そのため胡錦濤は、反省や融和の意向を示すよりも、むしろダライ・ラマを批判し続けている。今さら反省の意を見せては、1989年以来のすべての行動に対して謝罪しなければならなくなるからである。
 近年、ダライ・ラマは香港型の一国二制度を提案していたが、これが中国中央政府に拒否されたことが現在のデモや反政府活動の強化につながった。ダライ・ラマはこれを国際問題として取り上げられるよう、積極的に欧米を訪問していた。
 アメリカを味方につけ、国際問題になれば、チベット側に有利になる。しかし実際にそうなれば中国にとっては、台湾独立にも繋がっていく危険がある。なんとしてでもチベットの反乱を鎮めたいところであった。ところがデモを抑制できないばかりか、弾圧によりデモに関係のない女性や子供などの死者まで出す始末である。
 一方、中国政府が話し合いの場を持たなければ、ダライ・ラマは退位すると明言している。そうなれば、これまでよりも活動家たちは尖鋭化することになる。後継者はこれまでよりも強硬派である。
さらに今後はチベットだけでなく、中国全土で貧富の格差、インフレ対策などにおいて不満が爆発し、小規模なデモがあちこちで見られることになることが予測される。これまでは弾圧を怖がっていた中国人たちが、チベット人の信念をみならうことにでもなったら、デモの勢いはさらに拡大し、全土に飛び火する。
 中国政府が何より阻止したいのは、チベット独立問題が国際化することである。それなのに、今回、中国政府にとって誤算だったのは、情報を統制できているはずの中国で、政府の規制をかいかぐってユーチューブにチベット自治区ラサでの騒乱を伝える動画が流れたことだ。また携帯電話によるショートメッセージで情報が交換されたり、海外サイトへのアクセス制限を解除する専用ソフトまで、国内に出回っている。中国国民は、政府のメディア規制を知り、外国メディアへの信頼が高まっている。さらにこの情報の流出が海外メディアを通して、国際世論を動かすまでにいたっている。

多くの火種を抱えた中国で
五輪は無事に開けるのか

 昨年11月に民主党の鳩山由紀夫幹事長らがダライ・ラマと会談したことで、中国は民主党に対して、「今後民主党幹部が中国を訪問しても中国要人に会えなくさせる」と圧力をかけた。経済面から考えれば、台湾やチベット側に立つよりも中国市場を選んだほうが各国にとってメリットがあることは一目瞭然である。特に景気低迷が騒がれる日本にとって、中国への貿易依存度は高まるばかりで、簡単には切れない関係に陥っている。そういう意味では、中国が抑えつけることができるのは、日本の政治家だけかもしれない。
 北京五輪を控えた中国には、多くの火種がある。模倣品や食品問題以上に、人権問題は最大のリスク要因である。台湾独立、チベット問題、スーダン内戦間接的支援問題……IOCはこれらを解決してから中国を五輪会場国に選ぶべきであった、IOCの責任も今後問われるだろう。
 中国が胡錦濤体制のときに五輪開催に名乗りをあげた不幸もある。共産主義の悪あがきが通用せず、だからといって国際社会が提案する要求を即座に飲むことは、強気の中国政府にできるはずがない。別な言葉でいうと、胡錦濤が失脚し、胡錦濤体制が完全に入れ替わらなければ不可能に近い。
 欧州を中心に、すでに北京五輪ボイコットの声が出始めている。このまま問題を終息させることができなければ、五輪をボイコットする国が出ることは避けられないだろう。そして胡錦濤体制は2012年の次の党大会まで維持できるのか、脅かされることになる。
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中国公安相「ダライ・ラマの非暴力はいかさま」
2008年3月25日 ASAHI.COM

 25日の中国チベット自治区機関紙、チベット日報(電子版)によると、孟建柱公安相(国務大臣)が23日から2日間、騒動後初めてラサを訪問し、被害状況を視察した。市中心部のジョカン寺などで演説し「宗教が行政や司法に干渉すべきではなく、ましてや民族団結破壊や分裂活動を行ってはならない」と、僧侶らの抗議デモを強く非難。騒乱の再発防止のためにチベット仏教寺院での愛国教育を強化するよう指示した。

 孟公安相はまた、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が主張する「非暴力」や「平和的対話」について「今回の事件でいかさまであることが証明された。彼は本当の仏教徒ではない」と批判した。
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考えて見るとヨーロッパは地続きだからイヤだろうねぇ。

日本だってお隣だからヤだけどさ。

自分の家の隣に化け物が住んでたらヤだもんね。

平安時代なら陰陽師に頼んで何とかしてもらうのかな。

鎌倉時代以降なら武士に頼るわね。

考えて見ると信長の時代って良い時代だった。

こういう時に頼りになるのは信長公みたいな人だもんね。

あの頃、日本に来た宣教師とかって、日本は植民地にできないって思ったらしいよね。

鉄砲たくさん持ってたし。

優秀な戦闘部隊がいたからね。

これがインカと違うところ。

仮に武家集団が一回や二回やられても天皇を逃がせば何とかなるってのが日本の二枚腰システムだし。

いやはや、今の日本は大丈夫かなぁ?

まぁ陛下は太平洋側におられるから、ちょっとは安全かな?

でもミサイルがあるもんねぇ。

怖いね。

やっぱ。

ちゃんと武装しようよね。


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