春風のうた by 綾乃 ♪

お元気…ですか?
頬をなでる…ふわり、とした風が
何とも心地よい…そんな季節にはじめた日記です。

女同士だからね~②

2011年01月07日 | 日々の雑感
餃子バトルは重い雰囲気の夕食ながらも
餃子完食のうちに終わり、
母も私も『なかったこと』のようにいつもの二人だった。
帰るまで何もなく。

だけど、やっぱりスッキリしない。
自宅に戻っていつものように『帰りましたコール』をしたとき、
もう一度「この前はごめんね」と伝えた。
なんでいつも私かなあ…と思いながら。

すると母は、
「これから気をつけるわ~。女同士だからね~。仕方ないわね」
とサバサバ言う。
母なりに気を使っているのだろう。
だからややこしくならない。
キツイけど優しい気遣いに、気持ちが少し和らいだ。

☆実家の餃子は水を入れず、両面焼き。
 父は私の作ったのを見て「何で裏を焼かないんだ?」☆

女同士だからね~①

2011年01月07日 | 日々の雑感

元日から数日間、私の実家に娘と二人、お世話になった。
家事はできるだけのことはしよう…そう思っていても、
ついついのんびりしてしまう。
それでも、朝食以外は…と台所に立つ。

そしてある夕食、
自慢の(!?)餃子を作ろう!と張り切っていた。
それはずっと実家で食べてきたものとは中身も焼き方も違う。
アツアツを食べて欲しいなぁ…と、
焼くタイミングだとかお皿をどうするとか言っていると、

「とにかく早く焼いちゃいなさいよっ!!」

母がイライラした様子で言う。
びっくりしたと同時に、そんな怒らなくったってと私も

「だって、アツアツがいいじゃないっ!!」

気づくと、母の姿がなかった。
トイレかな?はじめはそう思っていたけれど、長すぎる。
もう餃子も焼きはじめたし、ご飯だよ~。なのに。

はたして母は布団にもぐっていた。
頭に血がのぼってしまったから倒れる前に横になったらしい。
さっきのが原因なのは明らかだから、
私は素直に謝った。泣き声で。
母は気丈だった。いつもと同じように台所に戻り、
一方の私は洗面台で顔を洗う。
娘を不安にさせてはいけない…と思いながら。