「野王」残念な結末、最大の受益者は、キム·テヒ?
月火ドラマ「野王」の結末を置いて 視聴者の批判が殺到している。
各種ポータルサイトのコメントには 粗末で虚しい、蓋然性がない、ちょうど作ったことだというふうに 「野王」最終回の内容全体への批判から、悪女ダヘ(スエ)を美化した不快感、復讐ダウン復讐どころか、最後まで ダヘを愛しハリュ(クォン·サンウ)の姿に あきれてしまったような迷惑混じった怒りは、すべてが これまで信じて視聴した俺のせいと言いながら 自我批判をするネチズンも多かった。
それだけ 「野王」の結末は 視聴者を失望させた。
ドラマではなく コントに近い展開に、視聴する終始笑いを 止めることができなかったからだ。
1。ハリュの携帯電話復讐 「野王」は、結末を控えて 携帯電話を活用した。
ハリュは ダヘの頼みを受けて 自分を殺害しに来たヤンホン(イ·ジェユン)に、携帯電話を介して ダヘが 彼の父を殺したという事実と、これまで彼を騙してきたことを教えた。
また、夫人ダヘの過去の悪行を 記者たちに暴露させたのも、携帯電話だった。
あまりにも 1次元的な簡単な方法だと "盗み聞き" と ドラマで 最も警戒すべき1度携帯電話の無分別な使用が「野王」の復讐と結末を左右した。
結局、携帯電話一つで ハリュの復讐が完成したわけだ。
それでは もっと早くに携帯電話を活用した場合、早期に 復讐が完成されたはずなのに、これまでハリュは、白鶴のグループの ベク・ドギョン(キム・ソンリョン)に 作業をかけることから始めて、無駄な時間を費やしながら 周りの人を危険にさらし、死なせてしまった無能で無魅力的なキャラクターで 確認射殺させたわけだ。
むしろ 熱く 車で轢いて ダヘを死亡させた 兄のチュ・ヤンホンの復讐の方がネチズンの共感と支持を得て、男主人公はハリュではなく、チュ・ヤンホンだったと 笑い話が出るほどだ。
2。悪女ダヘを 美化する為の 回想と想像すると、製作陣の勘違い。最終回に どんな回想と想像が こんなに横行するのか。
蓋然性があったか 分からない。
蓋然性もない。
ハリュとダヘの子供時代を回想する場面で、制作陣は「ダヘは 生まれつきの 悪女になる心を抱くダヘでなく、元々本性は 優しい子だった。」を視聴者に見せたかったようだ。
しかし、「野王」の回想 見せてくれたその年齢の子供は 本性が善良だ。純粋だ。
幼い頃から 悪女願望が見える女がいるのか。
疾風怒涛の十代の頃でもなく、小学生の頃に戻って ダヘの純粋さを探そうと 努めるのがとんでもない。
純粋な時代の小学生の子供と 大人になって悪女になったダヘとマッチをさせて 美化をするのが妥当キーか。
どんな 金日成偶像化作業でもなく。なぜ視聴者にダヘは、元の善良だが 注入しようとするか。
3。ダヘキャラクターも 抑止結末に崩れた。
最終回でもダヘは 劇中で かなり目立つほど輝いていた。
青瓦台 大統領夫人ドレスエで、ハリュの家を訪ねて行く時は 帽子とみすぼらしいジャケットで 変装ファッションを完成させたダヘ。
衣装に応じて スエも、ダヘも自由自在に変身することが分かった。
そして その変身が 取り返しのつかない悪女コンセプトを 押し通す力が感じられた。
ハリュが 心から謝罪を聞きたいと言った時 ダヘは「謝罪?お金をやれば それが謝罪か?」と答えている。
やはり ダヘだ。ダヘさんだ」
その一貫性、粘り強さが光った。
そうだ。いっそダヘは希代の悪女、永遠の悪女に残るのが、それさえも「野王」の蓋然性を生かす唯一の希望だった。
ところがハリュが ダヘを台無しにした。
窮地に追い込まれたダヘが大統領府で、自分の頭に 銃を向けて 自殺する時も邪魔をし、チュ・ヤンホンが 車で突進する時は、ハリュがダヘを抱いてぶつかった。
結局 ハリュが 交通事故で死ぬ危機に陥る、その瞬間 ダヘは涙を流して ハリュに 申し訳ないと 心から謝罪をした。
LTE級に急変した、優しいダヘをみると適応にならない。
ハリュの愛と配慮のために ダヘが改過遷善する余地が見えた人物だったのか。
特検が近づいて 大統領府から退かなければすることがダヘであれば、享受した富と権力の両方を奪われた ダヘなら、いっそ原作の結末のようにダヘは、自らの命を絶つ 自殺がはるかにすっきりしていた可能性が感じられる。
彼女に復讐したいとしながら、口では ダヘを殺すという言葉を 何度も繰り返しながらハリュも、チュ・ヤンホンが ダヘを車で轢こうとした時に、ただ切なく見守って みる方が 良かったかもしれません。
4 野王の最大の受益者は チャン·オクチョンキム·テヒ?
視聴率調査機関ニールセンによると、ドラマ「野王」最終回視聴率が全国基準では25.8%、首都圏基準では、なんと27.5%にもなる。
平日ミニシリーズでは、今年上半期最高の視聴率を記録して放映終了したわけだ。
「野王」の残念な結末とは別に、ドラマの人気を改めて確認することができる。
しかし、高い視聴率にもかかわらず、 「野王」で最大の受益者と 名乗る人がいるのか。
悪女ダヘを本当に 憎らしく実装したスエの演技力は 賞賛にあまではない。
しかし、スエにダヘキャラクターは 得だったのか。
ダヘには 同情が行く悪女ではなく、単に 悪い女に過ぎない。
悪女·オブ·悪女だ。
だからチームトップに 近かったスエが、視聴率の女王はされたが、ダヘイメージを希釈させるために 次期作選定に大きな宿題を思い出し抱いた。
ハリュは男 オンニョンと呼ばれるほど 迷惑キャラクターに転落して クォン·サンウには 物足りなさが残した。
ベク・ドギョン役のキム・ソンリョン この魅力はあったが、「野王」を支配したダヘの強い力に押されて、最大の受益者と呼ばれるには足りない。
だから「野王」では、最大の受益者が見当たらない。
むしろ「野王」後続作である キム·テヒ-ユ・アイン主演の「チャン·オクチョン、愛に生きる」が 最大の受益者となる可能性が高い。
夜王の高視聴率のおかげで、ドラマ「チャン·オクチョン、愛に生きる」の予告編を多くの視聴者が見ることができる。
「チャン·オクチョン」の予告編が かなりクオリティように出てきた方だから、視聴者の期待感を高める。
だけでなく、 「野王」のメイン視聴者層が「チャン·オクチョン」側で期待して期待する視聴者層と相当部分重なる。
「野王」の高い視聴率を抱いて、TVでドラマを見る視聴者に広報をたっぷりした「チャン·オクチョン」が初回から高視聴率をマークすれば、タイトルロールを引き受けて責任感と負担感が重いキム·テヒが「野王」をまともに見る最大受益者となる見込みである。