アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

マルバルコウ - そして葯だけが残った

2020-09-14 09:04:30 | みんなの花図鑑
マルバルコウは ヒルガオ科サツマイモ属のつる植物。


先だっての「ルコウソウ」のときは 応援ありがとうございました \(^o^)/
きょうは 仲間のマルバルコウです。手前の白いボールが めしべの柱頭です。




おしべの先が どんどん溶けていくアイスキャンデーのようです(笑)




このめしべの柱頭は 少し くすんでいますね。




おしべの頭のアイスキャンデーのようなものが袋のようにみえます。袋というのは正解で、葯といって、この中に 花粉が入っていました。




一番背の高い雄しべの葯に 少しだけ花粉が残っています。




この花も 数粒の花粉が見えますが ほとんど放出したあとの状態です。なぜ花後かというと、めしべが見えないじゃないですか。
実は この花、下に落ちているのを拾ったものなんですよ。
花は 受粉すると ラッパ状の花弁とおしべを丸ごと脱落させ、めしべだけになります。





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