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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤマハゼ - 愛知県安城市・林縁

2018-07-29 11:45:22 | みんなの花図鑑

ヤマウルシ、 ハゼノキ と 山でよく見るウルシ科
の木を取り上げてきました。
ウルシ科3番目は ヤマハゼ です。
(とても地味なシリーズになってしまいましたが m(_ _)m)



小葉の丸っこさをみると、
ヤマウルシ > ヤマハゼ > ハゼノキ
のように、ヤマウルシがいちばん寸胴で丸っぽく、
ハゼノキが 一番 笹のように細長い形のことが
多いということです。

どのウルシ科も、今の時期、若い果実がついています。
ヤマウルシの果実は棘のような毛が表面についています
から、すぐ分かります。 これは ウルシにも ヤマハゼにも
もちろん ハゼノキにもない、ヤマウルシだけの特徴です。


ヤマハゼとハゼノキの果実は よく似ていて
両者とも 毛がなく 艶々した表面をしています。
区別点は その果実を支えている 果柄です。
果柄や小枝に 毛があれば ヤマハゼ、
毛がなければ ハゼノキ です。



ヤマハゼ は 葉の裏にも細かい毛があり、
グミの葉のように 白っぽく見えます。
ハゼノキには 毛がありません。



葉の裏面を見ると 側脈が浮き出て見えるのが ヤマハゼ、
つるっとしていたら ハゼノキ ということです。
でも 素手では 触らないようにしましょう。



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