アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キュウリグサ - ムラサキ科

2023-04-17 16:00:01 | みんなの花図鑑

最近は地べたに這いつくばったりして野草を撮ることがほとんどなくなりました。




だから、キュウリグサも見てはいたけれど、疲れるので屈んで撮ったりはしていませんでした(´v_v`)





このキュウリグサは、とある石碑(土地改良事業記念碑)の一段高いところにあったので、小段にゆったり腰を下ろして撮ったものです。




キュウリグサはムラサキ科の植物。ワスレナグサやハナイバナと同じ科。





「ムラサキ科」って面白い名前の科です。キク科とかバラ科というと、キクとかバラという代表する植物があるのだけれど、ムラサキ科ってのは色の名前。




「従来のクロンキスト体系では、ムラサキ科はシソ目に含まれていたが、現在では、ムラサキ科はシソ科とはかけ離れていることが証明されている。」




ネモフィラ

ネモフィラはかつてハゼリソウ科(Hydrophyllaceae)でしたが、APG植物分類体系では、ムラサキ科に統合されました。


和名はルリカラクサ。英名は baby blue eyes。(三河の植物観察)






バックは一緒に生えていたキク科。ニガナかと思ったのですが・・・




ニガナの「舌状花はふつう5個」(松江の花図鑑)とあります。
ニガナには「変異が多く、舌状花の数がニガナの5〜7個と比較し8〜10個と多いハナニガナ、水田の畦に生え走出枝を出すハイニガナなどがある。」(同上)
そこからハナニガナかも、と思って見たのですが、どうも感じが違います。
オオジシバリの方が舌状花の数も、筒状花の立ち上がり方も良く似ている気がしてきました(^-^)






.


コメントを投稿