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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

センジュギク - マリーゴールドとの関係は

2021-10-14 09:28:47 | みんなの花図鑑

このキク科の花は 何という名前なのでしょうか?
スマホの Google Lensアプリで検索すると、レンズの向け方によって センジュギクと言ってきたり、マリーゴールドと言ってきたりします。




葉がこんなふうで とても特徴のある葉です。
この画像に Google Lensをかざすと、「アフリカン・マリーゴールド」と言ってきます。




上の画像をGoogle Lensで検索すると、センジュギクと言ってきます。





そこで、センジュギクについて コトバンクの項を見ると
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「センジュギク」の解説では
 「マリーゴールド」のページをご覧ください。
の一行だけおしまいです。




世界大百科事典内の 【マリゴールド】の解説に センジュギクへの言及があります。(コトバンクより)

…花壇や鉢植え,切花に栽培される園芸種マリゴールドの基となったのは,それらのうちT.erecta L.(改良種をアフリカン・マリゴールドAfrican marigoldと呼ぶ)とT.patula L.(改良種をフレンチ・マリゴールドFrench marigold(イラスト)という)である。前者は,マンジュギク(万寿菊),センジュギク(千寿菊)と呼ばれる大型種で,改良品は高さ80cm,粗く枝を分けて頂端に大きな頭状花をつける。花色は黄,クリーム,レモン,オレンジなど。…

(注)マリーゴールドは marigold なので、私もできるだけ マリゴールドと呼ぼうと思います)




マリゴールドはメキシコ原産の一年草で、「古くから改良が進み、園芸種として多数の品種があるが、大別してフレンチ種アフリカン種 との2つの系統が育成された。」(peaの植物図鑑)
育成されたフレンチ種が 和名マンジュギクと呼ばれる系統で、
アフリカン種が 和名センジュギクと呼ばれる系統なのだそうです。




アフリカン・マリーゴールド(和名:センジュギク)
T.erectaは、メキシコ原産の1年草。直立性で高さ60~80cmになり、上部で少し枝分かれする。夏から秋にかけてよく開花する。
頭花は数が少ないが、大形で直径6~12cmもあり、八重ないし万重咲き。
花色は黄色と橙色が多いが、淡黄、乳白など。園芸品種にトレビアン・イエローcv.Tresbien Yellowなどがある。(同上)





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