アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカメガシワ - 樹に咲く花50

2022-07-20 06:00:06 | みんなの花図鑑
予告通り、<樹に咲く花>第50回は トウダイグサ科のアカメガシワです。
アカメガシワは雌雄異株(しゆう・いしゅ)です。


雄花

まず、雄株に咲く雄花から。




花といっても花弁はありません。おしべだけです。




たくさんの雄しべが球状になって ぼんぼり のようです。




何というハエでしょうか? ツマグロキンバエ? 口先が長いです。




ちょっとピンボケですが、真正面から。















雌花

次は雌株に咲く雌花です。花弁はありません。雌しべだけです。
始めのころは子房はまだ未成熟なので3つに分かれたクリーム色の柱頭が目立ちます。




しばらくすると子房がどんどん膨らんできます。
柱頭の色には個体差があって、もっと赤くなるものがあります。




子房からは棘状の突起がたくさん生えています。
子房の表面の白い点は腺点と呼ばれています。



参考(去年撮った 雌花)






















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