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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヒロハフウリンホオズキ - センナリホオズキでない

2020-09-27 17:30:07 | みんなの花図鑑

ヒロハフウリンホオズキ と センナリホオズキ。
一年経つと どう区別するのか、すぐ忘れてしまいます。いちばんはじめ掲示板で質問した時、「ヒロハフウリンホオズキ または センナリホオズキ」と回答をもらったので、「あれ?おかしいぞ!」と自力で調べたのに・・ (ToT)




ネット上には まだまだ混乱があるようですが、ほおずきがぶら下がっていれば、この2つの区別は チョー簡単です (^^)/




でも、花しか咲いてないときは どこで区別するか?
いちおう、花の中を見て ▼こんな風に 濃い紫色の 梅の花状の班があれば、

センナリホオズキ です。
(ヒロハフウリンのほうは あっても ぼやっとした色の模様しかありません。)




さっき言ったように、ホオズキが生っていれば、一目瞭然で分かります。どこをみるのかというと、
ホオズキを包んでいる袋(これを「宿存萼」といいます)を見ます。
ヒロハフウリンホオズキの宿存萼の脈は褐色に色づきます。
センナリのほうは熟しても緑のままです。
(私のブログ記事には 一度も センナリのほうは登場しません。当地で ホオズキは ヒロハフウリンホオズキばかりです)

「過去に、学名の当て違いがあったということです。
従来、原色日本帰化植物図鑑(保育社)を含めて、センナリホオズキ (Physalis angulata L.) とされてきた植物は、Physalis pubescens L.であることが明らかになりました。
 そこで、 センナリホオズキの学名を Physalis pubescens L.としました。
 そして、Physalis angulata L. には、新しく和名が必要になり、ヒロハフウリンホオズキとしたものです。」
(FILE85  ヒロハフウリンホオズキ Physalis angulata L. より)


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