トウダイグサ科の特集、今度は とても小さい杯状花序です。

ユーフォルビア属は、2000種以上もある大きな属で、形態も一年草、多年草、多肉植物、低木とバラエティに富んでいますが、「ダイアモンドフロスト」種は 遠くから見ると、名前の通り、 白い雪の粉が作る霧のような美しさです。
それで、 近づいてみると、 白く見える正体は 茎頂の花のすぐ下の苞葉と呼ばれる葉の変化したもの(花弁のように見えます)が白かったからだと分かります。(第1回「ショウジョウソウ」では苞葉が赤かったので 猩々のようだったわけです)
花は 「杯状花序」(壺状花序、カップ状花序)といって 総苞が変化した(総苞片がすべて合着した)カップ(杯)の中から 雄花、雌花、腺体を算出します。

杯状(カップ状)花序を 少し上から見たのが 上の画像です。 左手に カップから飛び出しているのが 雌花で 果実になる子房(球体)のうえに放射状に柱頭を開いています。
カップの中に複数立っているのが 雄しべで、 まとめて雄花と呼んでいます。
カップの縁に バルコニーのようなものが4つ(?)付いていますが、これが腺体で ここから蜜が出ます。

カップの中から 雌花が飛び出て来ていますが、 この花序では 雄花は見えません。 一応、咲く順番があって、 雄花より 雌花が先に咲きます。 雌花は 大きくなるので、カップから産出されると すぐ カップの外にぶら下がるようです。 これは 第1回の ショウジョウソウで見た通りです。

色々な状態の花序が写ってますが、 中央の花序はカップから雌花が顔を出したところです。

真ん中に移っている花序は 雄しべ(雄花)と腺体は見えますが、 雌花(将来の果実)が見えません。
どうも 雄花だけの花序もあるようです。

ユーフォルビア属は、2000種以上もある大きな属で、形態も一年草、多年草、多肉植物、低木とバラエティに富んでいますが、「ダイアモンドフロスト」種は 遠くから見ると、名前の通り、 白い雪の粉が作る霧のような美しさです。
それで、 近づいてみると、 白く見える正体は 茎頂の花のすぐ下の苞葉と呼ばれる葉の変化したもの(花弁のように見えます)が白かったからだと分かります。(第1回「ショウジョウソウ」では苞葉が赤かったので 猩々のようだったわけです)
花は 「杯状花序」(壺状花序、カップ状花序)といって 総苞が変化した(総苞片がすべて合着した)カップ(杯)の中から 雄花、雌花、腺体を算出します。

杯状(カップ状)花序を 少し上から見たのが 上の画像です。 左手に カップから飛び出しているのが 雌花で 果実になる子房(球体)のうえに放射状に柱頭を開いています。
カップの中に複数立っているのが 雄しべで、 まとめて雄花と呼んでいます。
カップの縁に バルコニーのようなものが4つ(?)付いていますが、これが腺体で ここから蜜が出ます。

カップの中から 雌花が飛び出て来ていますが、 この花序では 雄花は見えません。 一応、咲く順番があって、 雄花より 雌花が先に咲きます。 雌花は 大きくなるので、カップから産出されると すぐ カップの外にぶら下がるようです。 これは 第1回の ショウジョウソウで見た通りです。

色々な状態の花序が写ってますが、 中央の花序はカップから雌花が顔を出したところです。

真ん中に移っている花序は 雄しべ(雄花)と腺体は見えますが、 雌花(将来の果実)が見えません。
どうも 雄花だけの花序もあるようです。
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