
ヤブガラシはブドウ科のつる植物ですが、ブドウ科の中で蜜をたぶん一番たくさん出します。

花は花弁と4個のおしべ付きで咲くのですが、この2つはまもなく落下して、左2つのようなオレンジ色の花盤の上に蜜をたっぷり載せた姿になります。

真ん中に立っているのが雌しべです。
雌しべが受粉すると花はオレンジ色からピンクに変化します。

こんなたっぷりの蜜を惜しげもなく出す花を虫たちが見逃すはずがありません。

ハチやアリが集まってきます。このヤブガラシには アブラムシも住んでいるようです。

一匹のアリが蜜を「がぶ飲み?」しています (^_-)-☆

つるに滴(しずく)のようなものがいくつかついています。
これは、ぶどう栽培家の間で「ブドウの真珠腺」 と呼ばれている 植物体由来の栄養体なのだそうです。
植物が自分を守るために虫に与えている餌となっているとの見解もあるそうです。
詳しくは 続・樹の散歩道「ヤブガラシの謎の球体の正体」 をご参照あれ!
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