もう何度も取り上げているのですが、ネタが無くなってくると取り上げてるのがキク科キク亜科の筒状花のシベの話題。
もう聞き飽きたという方はどうぞスルーしてくださいね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1f/a0c6489ff35d6311570dd6ee601e4347.jpg)
ジニア(百日草)はキク科キク亜科の花です。
御多分に漏れず、花弁の一枚一枚を舌状花といい、中心の黄色い小花の部分を筒状花といってたくさんの小花の集合で一輪の頭状花序を作っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/62/7f0887989a311363cf6c3f7fb681155b.jpg)
さっそく本題ですが、中心部の筒状花はその名の通り花冠の先を5つに開いて黄色い花弁を展開しています。
もう一方の舌状花のほうは一枚の大きな花弁と雌しべの1組で小花が構成されています。
花弁の付け根に2つにカールした雌しべがあります。これが舌状花のめしべです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e5/a397df74618d6d61546053ad28fb87ce.jpg)
中央の舌状花のほうのほうにもう一度 目を向けると、黄色の花冠の手前に花冠に包まれていない雌しべが裸の状態で立っているのが分かります。その裸の雌しべの足元には崩れ落ちて縮れてしまった花冠がわずかに存在します。
筒状花は全体の外輪部から中心部へと開花していきますから、筒状花の雌しべだけが見える部分は一番最初に開花した部分です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7c/3d83841c52f5f6a37e892b13b293a218.jpg)
左上が開花している筒状花。
画面の中央が花冠が脱落して雌しべだけが残った状態。
右下の大きい雌しべは舌状花の雌しべです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/67/3fc011f976791738cda162b138d3f5d9.jpg)
舌状花のほうはめしべしかシベはありませんが、筒状花のほうには花冠の中に最初は雄しべと雌しべがあったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a7/0163dc3c56119474315f66956681c4c3.jpg)
これが雄しべ筒(複数の雄しべが合着して煙突のようになったもの)の先から花粉が出ている状態です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/58/5e1f73e666f9e93afdcb116318e7d46a.jpg)
シベ筒の中に放出された花粉を筒の外に押し上げているのは 雌しべなのですが、画像ではそこはよく分かりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4c/2ebaee2b358180835d42ab2b62f77af3.jpg)
いずれにしても、花粉が放出された後は 雄しべ筒は脱落し 筒の中に入っていためしべだけが残ります。雌しべはその時期が来ると花柱の先を2つに開いて柱頭(受粉部)を成熟させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/22/000c4fa93e829dd2be8419f55f9c7fbd.jpg)
時期が来ると、雄しべ筒に続いて花冠そのものも脱落します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/74/f0ee89d7d67a81a6f0f6a65e036edea8.jpg)
それで、筒状花の受粉の最盛期ですが、上の画像を見ると 花冠があるときにも雌しべの柱頭がでていますが花冠に隠れて見えにくくなっています。なので、もしかしたら、花冠が崩落した後が一番の受粉期なのかもしれません(´∀`)
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もう聞き飽きたという方はどうぞスルーしてくださいね
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ジニア(百日草)はキク科キク亜科の花です。
御多分に漏れず、花弁の一枚一枚を舌状花といい、中心の黄色い小花の部分を筒状花といってたくさんの小花の集合で一輪の頭状花序を作っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/62/7f0887989a311363cf6c3f7fb681155b.jpg)
さっそく本題ですが、中心部の筒状花はその名の通り花冠の先を5つに開いて黄色い花弁を展開しています。
もう一方の舌状花のほうは一枚の大きな花弁と雌しべの1組で小花が構成されています。
花弁の付け根に2つにカールした雌しべがあります。これが舌状花のめしべです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e5/a397df74618d6d61546053ad28fb87ce.jpg)
中央の舌状花のほうのほうにもう一度 目を向けると、黄色の花冠の手前に花冠に包まれていない雌しべが裸の状態で立っているのが分かります。その裸の雌しべの足元には崩れ落ちて縮れてしまった花冠がわずかに存在します。
筒状花は全体の外輪部から中心部へと開花していきますから、筒状花の雌しべだけが見える部分は一番最初に開花した部分です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7c/3d83841c52f5f6a37e892b13b293a218.jpg)
左上が開花している筒状花。
画面の中央が花冠が脱落して雌しべだけが残った状態。
右下の大きい雌しべは舌状花の雌しべです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/67/3fc011f976791738cda162b138d3f5d9.jpg)
舌状花のほうはめしべしかシベはありませんが、筒状花のほうには花冠の中に最初は雄しべと雌しべがあったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a7/0163dc3c56119474315f66956681c4c3.jpg)
これが雄しべ筒(複数の雄しべが合着して煙突のようになったもの)の先から花粉が出ている状態です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/58/5e1f73e666f9e93afdcb116318e7d46a.jpg)
シベ筒の中に放出された花粉を筒の外に押し上げているのは 雌しべなのですが、画像ではそこはよく分かりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4c/2ebaee2b358180835d42ab2b62f77af3.jpg)
いずれにしても、花粉が放出された後は 雄しべ筒は脱落し 筒の中に入っていためしべだけが残ります。雌しべはその時期が来ると花柱の先を2つに開いて柱頭(受粉部)を成熟させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/22/000c4fa93e829dd2be8419f55f9c7fbd.jpg)
時期が来ると、雄しべ筒に続いて花冠そのものも脱落します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/74/f0ee89d7d67a81a6f0f6a65e036edea8.jpg)
それで、筒状花の受粉の最盛期ですが、上の画像を見ると 花冠があるときにも雌しべの柱頭がでていますが花冠に隠れて見えにくくなっています。なので、もしかしたら、花冠が崩落した後が一番の受粉期なのかもしれません(´∀`)
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なるほど---と思いました。アブリルさんはもしかしたら、ブログで解説されていたかもしれませんが。
ツユクサについては、おっしゃる通りです。
それとハマツユクサというのがあって、こいつが切っても切ってもゾンビのように蘇ってくる、とても厄介な存在だということも頭に入れておきたいですね!(´▽`)
それより、私はよくマクロレンズにさらに接写リングをかませるので、イメージセンサーに クリーニングしても取れないくらいホコリがついてしまい、これまで何度も本体の方を買い替えています(>_<) マクロレンズで拡大すると被写界深度が浅くなるので、シベを撮ろうとしても雌雄の背の高さが違うと両方一度に撮ることが出来ません。スマホのカメラでマクロモードがあったら良いのにな~っていつも思います😊