ハナセンナ(アンデスの乙女)

庭に植えられていて黄色の花をいっぱいつけているこの木、皆さん、何と呼んでいますか?
カシア・コリンボーサ
コバノセンナ(小葉のセンナ)
アンデスの乙女
ハナセンナ
など など…
私自身は違いがよく分からなく、総称して「カッシア」(Cassiaは旧属名)と呼んでいましたが。。。

すこし調べてみると 「小葉のセンナ」と「アンデスの乙女」は品種が違うそうで、
前者は「葉っぱは丸くてやや小さめ。ブ厚い。」「見上げるほどの高さになる。」
後者は「葉っぱは細長く、とがる。 背は人の背丈くらい。」
と違いがあるそうです。
ということで、一枚目の画像にあるように葉が尖っているので、このカッシアは 「アンデスの乙女」すなわちハナセンナということになりそうです。

「ハナセンナはマメ科センナ属の観賞用の栽培種。アンデスノオトメという名で流通している。旧属名のカッシア(Cassia)とも呼ばれる。」(三河植物観察「ハナセンナ」)
葉の違いは分かりましたが、この独特の花のほうには ちがいはないのでしょうか?

上の画像を見てわかるように、3種類の雄しべが付いています。
一番下の大きな雄しべは3つあります。
その上に 中間の大きさの雄しべが4つ付いています。
さらにいちばん上に 隠れるように 小さな雄しべが2つ付いています。
小葉のセンナ(カシア・コリンポーサ)

こちらは 西尾市憩の農園で「カシア・コリンポーサ」というラベル付きで売られていたカッシアです。

葉を見ると、ハギやエニシダの葉に似た丸っぽい葉をしています。

みんなの花図鑑によると
「葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。 小葉は長さ2、3センチの細長い楕円形で、縁が肥厚している。 夕方になると葉を閉じる。」(みんなの花図鑑「コバノセンナ(カッシア) [小葉の旃那]」)

そして、花にも違いがありました!
「2本の湾曲した雄しべが特徴である。」(同上、太字は引用者)

「雄しべは10本あります。」(EVERGREEN「コバノセンナ」マメ科 センナ属 Senna pendula)
いちばん長い「湾曲した雄しべ」が2本。
中間にやや短いおしべが4本(これは ハナセンナ(アンデスの乙女)と同じ。
そして上にごく短いおしべが 3本。
以上で、合計9本! 一本足りません!
実は 一番長い2本と同じ位置に もう1本 短いおしべがあるのです。
ハナセンナでは この位置に長い大きな葯をつけた雄しべが3本ありましたが、
コバノセンナでは このうちの中央の1本が退化したのかと想像できます。
私も ここにアップするとき、大急ぎでまとめたので、勘違いしている点もあるかと思います。ご了承ください。

庭に植えられていて黄色の花をいっぱいつけているこの木、皆さん、何と呼んでいますか?
カシア・コリンボーサ
コバノセンナ(小葉のセンナ)
アンデスの乙女
ハナセンナ
など など…
私自身は違いがよく分からなく、総称して「カッシア」(Cassiaは旧属名)と呼んでいましたが。。。

すこし調べてみると 「小葉のセンナ」と「アンデスの乙女」は品種が違うそうで、
前者は「葉っぱは丸くてやや小さめ。ブ厚い。」「見上げるほどの高さになる。」
後者は「葉っぱは細長く、とがる。 背は人の背丈くらい。」
と違いがあるそうです。
ということで、一枚目の画像にあるように葉が尖っているので、このカッシアは 「アンデスの乙女」すなわちハナセンナということになりそうです。

「ハナセンナはマメ科センナ属の観賞用の栽培種。アンデスノオトメという名で流通している。旧属名のカッシア(Cassia)とも呼ばれる。」(三河植物観察「ハナセンナ」)
葉の違いは分かりましたが、この独特の花のほうには ちがいはないのでしょうか?

上の画像を見てわかるように、3種類の雄しべが付いています。
一番下の大きな雄しべは3つあります。
その上に 中間の大きさの雄しべが4つ付いています。
さらにいちばん上に 隠れるように 小さな雄しべが2つ付いています。
小葉のセンナ(カシア・コリンポーサ)

こちらは 西尾市憩の農園で「カシア・コリンポーサ」というラベル付きで売られていたカッシアです。

葉を見ると、ハギやエニシダの葉に似た丸っぽい葉をしています。

みんなの花図鑑によると
「葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。 小葉は長さ2、3センチの細長い楕円形で、縁が肥厚している。 夕方になると葉を閉じる。」(みんなの花図鑑「コバノセンナ(カッシア) [小葉の旃那]」)

そして、花にも違いがありました!
「2本の湾曲した雄しべが特徴である。」(同上、太字は引用者)

「雄しべは10本あります。」(EVERGREEN「コバノセンナ」マメ科 センナ属 Senna pendula)
いちばん長い「湾曲した雄しべ」が2本。
中間にやや短いおしべが4本(これは ハナセンナ(アンデスの乙女)と同じ。
そして上にごく短いおしべが 3本。
以上で、合計9本! 一本足りません!
実は 一番長い2本と同じ位置に もう1本 短いおしべがあるのです。
ハナセンナでは この位置に長い大きな葯をつけた雄しべが3本ありましたが、
コバノセンナでは このうちの中央の1本が退化したのかと想像できます。
私も ここにアップするとき、大急ぎでまとめたので、勘違いしている点もあるかと思います。ご了承ください。
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