見出し画像は矢作川河川敷のオギです(2022-11-15撮影)。
オギ

オギの穂はススキの穂に比べてより白くて柔らかい傾向があります。

これは昨日ススキを見た小河川のわずかに下流に群生するオギです。
多くの人はこれをみて「河原のススキ」の唄の連想でススキと思うことでしょう。

でも、これはススキではなく「河原のオギ」です。実はススキは湿った土地が苦手で、陸地を走る鉄道の盛土面などでよく見ることが出来るのに対し、オギはやや湿ったところが好きな植物なのです。
小河川でも上流にはススキが生え、下流に行くほどオギに替わるのは下流の堤防ほど含水比が高いからです。
それから、ススキは株立ちしますが、オギは根を横に伸ばして増えていきます。

ススキの穂がどちらかというとツンツンしているのに対し、オギはやさしく柔らかそうな穂をしています。
そもそも 穂からススキのような針状の芒(のぎ)が伸びていません。

小穂の先からブラシ状の雌しべの柱頭が伸びています。

細い糸にぶら下がっている褐色のもみ殻のようなものが 雄しべの葯です。

花後のオギです。ススキの花後そっくりですが、芒(のぎ)がありません。
まとめると
オギに芒(のぎ)なし
です。
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オギ

オギの穂はススキの穂に比べてより白くて柔らかい傾向があります。

これは昨日ススキを見た小河川のわずかに下流に群生するオギです。
多くの人はこれをみて「河原のススキ」の唄の連想でススキと思うことでしょう。

でも、これはススキではなく「河原のオギ」です。実はススキは湿った土地が苦手で、陸地を走る鉄道の盛土面などでよく見ることが出来るのに対し、オギはやや湿ったところが好きな植物なのです。
小河川でも上流にはススキが生え、下流に行くほどオギに替わるのは下流の堤防ほど含水比が高いからです。
それから、ススキは株立ちしますが、オギは根を横に伸ばして増えていきます。

ススキの穂がどちらかというとツンツンしているのに対し、オギはやさしく柔らかそうな穂をしています。
そもそも 穂からススキのような針状の芒(のぎ)が伸びていません。

小穂の先からブラシ状の雌しべの柱頭が伸びています。

細い糸にぶら下がっている褐色のもみ殻のようなものが 雄しべの葯です。

花後のオギです。ススキの花後そっくりですが、芒(のぎ)がありません。
まとめると
オギに芒(のぎ)なし
です。
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