数秘術でグルグル。まとめの巻

３７歳の男の人生をキャロルアドリエンヌさんの
数秘術本で一通り、よんでみたのでありますが、
素人が本を片手にみていても
数字の該当する項目をよんでいるだけでは
ただのちまたの占いと変わらないのでありました。
やはり、長年の経験がモノをいう様で誕生数や運命数等を
縦横無尽に総合的に見て、初めてその人の
人生いろいろが浮かびあがっていくのだと感じました。

数秘術では、日本人の場合ヘボン式ローマ字に直し、
変換表に基づき、数字に直すわけですが、
ちょっと疑問に思いました。
日本人の名前をアルファベットに直すと
名前の背景にあるものが違ってくるのであります。
数霊でも、数字に直す変換表があるのですが、
これは、五十音に基づいており、言霊音霊が
関係しているので、数秘術の考えとは
全く別のものなのであります。
どちらが優れているというのでは、ないのですけど。
数字を根底に足したり引いたりというのは、やはり
西洋的であると感じましたのです。


占い全般にいえることでありますが、
確かに当たっている面や全然ちがうだろコレもあり、
占われるプロから申し上げますと、
「良いことは信じて、悪いことを言われたら
馬の耳に念仏状態で、聞き流すべし。」なのであります。
朝のTVの占いコーナーでも、局が違うと占いの内容が
まったく違うように、人生は生年月日や名前だけでは
占えない目に見えない背景があるのであります。
同姓同名同じ生年月日なんて日本全国何百人も
いるはずなのに、すべてが同じ人生でないはずで
あります。

自分の人生は、自分で切り開いていうのでありまして、
ブログで何度か申しあげているように
カルマナンバーが出ようと、クソくらいなのであります。
あらら、失敬。
何をやってもうまくいかなくて、精神世界本やセミナーなんかで
カルマということを知り、
「うまくいかないのは、カルマのせいだった。」と思えば
その通りになってしまうのですよ。
悪いカルマを選ぶことは、「わたくし苦悩の道をえらびます。」
ことになるのです。

宇宙の法則のひとつに「選択の自由」があるのですが、
悪いカルマを選ぶこともその人の選択の自由となります。

それは、愛が根底にあり
「世界中で一番君を愛してるよ。」
「私もよ。」
も愛なのですが、もっと崇高な愛のもとにあるものです。

カルマの幻想ループに、ハマってしまったなら、
そこから抜け出す一つの方法として、自分自身を許し、
他人を許し、すべてを愛する方法でシフトアップすれば
カルマのループは一瞬で消えてなくなるのです。

千人いれば千通りの人生があり、一つの現実だけが
あるのではないのであります。
それは、三次元の幻想なのでありました。

まあ、難しこといわないで占いは楽しんでやりましょ。

次回は、「ビートルズと黄金比」。

参考引用文献　「数秘術マスターキット」
キャロルアドリエンヌ著　ナチュラルスピリット