
2002y 1オーナー禁煙 2.9万km 車検27/4 新車並行
ここ10数年で多数の新旧のイタ車に乗りましたが、とりわけこのカッパは地味ながら
とても印象深い個体でした。
その理由は全体のバランスが秀逸だったからに他なりません。

468X178X144cm
全体に細長い印象ですが、156より長く、159より幅狭く、ちょうど164とほぼ同じサイズ
です。

シンプルな直線基調スタイル
デザインに関しては地味ながらも、どこか知性と気品を感じさせます。

修理用のシートカバーじゃない!
なんとオーナー様がアルカンタラが痛まないように現在までカバーリングされてました!。
おかげで、ささくれて見苦しくなる生地は全然綺麗です。
アルカンタラはポルテロフラウ製のようです。

広い後席
もしかしたら164と同じフロアパンでしょうか?。
室内はかなりルーミイです。

ややチープなダッシュ?
プラスティックの木目パネルは量産車丸出しですが許しましょうw。
少なくともカッパは高級サルーンではありませんから。

広いトランク
奥行きはかなりものであります。

DOHC5気筒20Vエンジン 175PS/6,100rpm 23.5kgm/3,750rpm
これはクーペフィアットのノンターボ版です。
後述するようにエンジンのフィーリングは悪くありません。

お値打ちの5MT仕様!

電動サンルーフ付

秀逸なドライブフィーリング
要約すると、滑らかで必要充分以上のパワーを発揮するエンジン、軽快なクラッチと
シフト、ストロークたっぷりの仏車をかもし出すしなやかなサスペンションという
ところです。
つまりカッパはこれと言った欠点が見当たりませんから、イタ車としては上出来と
言って過言じゃありません。

記録簿多数あり Tベルト交換3,000km前!
この個体は当時某業者様が輸入されて、Drの元にやってきました。
この個体以外にも、もう1台同型を販売しました。
確かガレ伊太さんが3.0V6のAT仕様を輸入されていたと思いますが、2.4MTはかなり
レアーです。
決して派手では無いけれど、どこかインテリジェンスを感じさせるカッパをさりげなく
乗りこなすといった、むしろイタ車を熟知した方に乗って欲しい一品です。
現車はとりわけ素晴らしいコンディションです
