
初めて買って頂いたGTV6 イメージ画像(本文と無関係)
最近は来店されないねとスタッフ一同話していた矢先に喪中の葉書が来ました

ここ数年は明らかに体調を崩されて生気を失われていたのが窺い知れましたから心配して
いたのも事実でした。
お客様のことですが・・・
Drよりは少し年上のショップのかなり古くからの常連様でした。
米国に留学していた時に乗っていたGTV6にもう一度乗りたいからとショップで同型車を
買って頂いたのがお付き合いの始まりでした。(25年くらい前)
それからは、どちらかいうとショップのフラッグシップと言えるDUETTO、SZ等々を
たくさん買って頂きました。
ブランクも多少はありましたが、ここ数年は以前ほどではないにせよ、贔屓にして頂いて
おりました。
一時はちょっとしたミュージアム(クルマの)を作った言われ驚きました。

お譲り頂いた73カレラRS
一世一代の大勝負とはいささか大袈裟かもしれませんが、73カレラを保有され
お譲り下さったのもこのお客様でした。
この個体はまさに公私とも思い出に残る固体であり取引でした。
このお客様が居なければ、73カレラRSに乗ることは出来なかったでしょう。
お客様は趣味人でもあり、米国留学には有名なB音楽院に在籍され、JAZZのマ○タさんも
同期生だったとか聞きました。
ショップではDrも満更嫌いでないギターの腕前も披露して頂きました。
今から思えばあの時がお客様の全盛期だったんだと思います。
ショップはたくさんの常連様によって築き上げられました。
また、ショップの歴史はお客様の歴史でもあるのです。
ショップに栄枯盛衰があるように、お客様にもあるのでしょう。
人間である以上永久のお付き合いはもちろん出来ません。
20数年間に渡りDrのショップを贔屓にして頂いたお客様がもう来店されないと思うと
とても残念で寂しいです。
かって買って頂いたクルマやたくさんお話をさせて頂いたことが走馬灯のように思い
出します

本当に長き渡り贔屓にして頂き・・
ありがとうございました!
