
殆ど完成の2000GTV
元より外内装は出来上がっておりましたし、メカを仕上げれば完成の固体でした。
サスペンションを中心としたO/Hは早々に完成して、キャブO/Hやマフラー系リニューアル
と定番作業で終わる予定でした。

ツルツルピカピカ

作業は順調に運び、車検も取得して登録もできました。
あらかた完成しても、やはり細部を煮詰めなければイケましぇん。
早い話が、Drがゴーサインを出せるか否かということです。
少々気になる箇所としては駆動系の震動?、リバースギア抜け?、エンジン調整
でした。
駆動系震動はE/Gマウントに起因するもので解決しました。
リバース抜けは良くあるトラブルですが、テストしても大丈夫でした。
ミッションO/Hが不要なら、コスト削減出来ますからネ。
ところが症状が出ちゃいました


やむなく分解O/Hの図
リバース系修理に定番シンクロリング交換にクラッチ一新で、それなりのコストが
発生しました。

インテリアは完成済み
純正ステアリングホイールが少々ヤレており、全体のバランスからはややみすぼらしい
です。
こちらは手持ちの極上品と交換してバランスをとる予定です。

景気良く走るようになった?
その代わりと言ってはなんですが、アイドリングで震動が出て、キャブセッティングが
決まらなくなりました

車検の為に、少々ガスを絞ったりはしましたが戻りましぇん


ミクスチャー調整不可

なぜかNO2と3が調整不可でアイドリング回転のストップスクリューも下がりません。
例のSOLEX初期型の独立型バタフライを調整する必要があるのかと思案していたら、
K工場長が変な音がしてると言うじゃあ~りませんか!。

ブレーキサーボのバキュームホース
破れて二次空気を吸ってるから、キャブセッティングは決まるわけはありましぇん。
ブレーキの利きも少々甘かったのも、これが原因でしょう。
少々不可解なのは、アイドリング付近は不調でも高回転域では以前よりもパンチが
出たことです。
二次空気を吸うことで、薄めの燃焼となることが、功を奏したんじゃないかと思います。
破れたホースは交換して、更に検証してみます。
40年落ちの旧車ですから、そう簡単に納車はさせてくれません
