改善してまっせ~
いわゆる並行輸入車を日本でナンバー取得するには、日本の法規に合わせて改善する
必要があります。
とりわけ厄介なのは排気ガス規制であります。
原則的に1972年以前では排気ガステストは不要ですが、1985年式のGTV6では排気ガステスト
又は同型レポートが必須となります。
触媒を装着
オリジナルのFtパイプを外して、手持ちの触媒を装着しました。
かっては、同型レポートと全く同じ仕様にする必要があったのですが、熱害試験が不要に
なったので、いくぶん緩和されました。
どちらにしても、触媒装着は必須であります。
日本仕様のヘッドライトに交換 BOSCHEとスタンレー
いわゆる継続車検では余りうるさく言われませんが、新規車検に関しては日本仕様
に改善する必要があります。
GTV6は外目内にスモールランプ機能が必要となり、選択肢が限定されます。
デッドストックのBOSHEが役立ちましたが、少し前まではメーカーも統一する必要
があり、内目もBOSCHEが必須であったのが、現在では緩和されて、同一光源なら認可
されるようになりました。
よって、内目はメーカー違いのスタンレーですが、光源はハロゲンで統一ということで認可されます。
オリジナルのキャレロ
たかがヘッドランプの交換なんですが、これが少々厄介なのですw。
丸型ヘッドランプがすでに廃盤で入手難でであるのと、一般的に使いやすい
シールドビームはポジションランプ付きではありましぇん。
更に、GTV6は取り付けがいわゆる直付け方式なので、必ずブラケット(オカマ)が無いと
付きましぇん。
こちらはPF氏よりGETして事なきを得ました。
ウインドウオッシャーモーターASSY交換
ウオッシャーが出ないと車検にパス出来ません。
一見新品のモーターは固着して、Dr自ら分解O/Hして回り出したのですが、水漏れが
発生しました。
TOYOTAのパーツを使うのなんて、非オリジナルだから、けしからんと思うなかれザンス!。
実はこれが純正だったのでありました 。
純正(左側)との比較
一点違うのはカプラー形状だけで、後は全く同じです。
純正品にもMade in Japanと記してありますからネ。
以上、改善作業は滞りなく完了して、無事に予備検査に合格しました。